本 要約【ぼくはウーバーで捻挫し、山でシカと闘い、水俣で泣いた】斎藤幸平 #761

3社会科学
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概要

経済ってなんだ?社会ってなんだ?いつでも問い直すことが新たな知を産み、世界を変える。気鋭の研究者が日本全国をめぐり、体験し、考えた!斎藤幸平、現場で学ぶ。

著者

斎藤幸平
1987年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。『Karl Marx’s Ecosocialism』(邦訳『大洪水の前に マルクスと惑星の物質代謝』角川ソフィア文庫)によって権威あるドイッチャー記念賞を日本人初、歴代最年少で受賞。同書は世界9ケ国語で翻訳刊行されている。日本国内では、晩期マルクスをめぐる先駆的な研究によって日本学術振興会賞受賞。『人新世の「資本論」』(集英社新書)で新書大賞2021を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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2024年6月
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ひろき:
斉藤幸平さんの『僕はUberで挫折し山で鹿と戦い、水またで泣いた』という本を紹介します。この本では、持続可能な生活や食の選択について深く考えさせられるテーマが多く取り上げられています。例えば、鹿肉が食べられる状態で捨てられること、家畜が狭い空間で育てられ無理に餌を与えられることなど、現代の食文化や消費社会に対する批判が印象的です。

ソクラテス:
持続可能な生活や食の選択について考えるということですが、斉藤さんが言及している「持続可能性につながること」とは、具体的にどのような行動や考え方を指しているのでしょうか?また、それを実現するために、個人や社会にどのような変化が必要だとお考えですか?

ひろき:
人間が環境を破壊せず、他の生命や地球と共に生きる姿勢が必要だと思います。しかし、知的生命体としての人間は、マルクスの唱えるような人類滅亡のルートに入ってしまっていると感じています。古代や中世の技術や生活に戻る必要があるかもしれませんが、それは現代では難しいでしょう。人間は生活水準を下げることに耐えられず、これからの変革も難しいのではないかと思っています。

ソクラテス:
もし人類が現在の技術や生活様式に固執し続けるとしたら、どのような未来が待っているとお考えですか?また、その未来を避けるために、どのような行動や変革が可能だと思いますか?

ひろき:
今後進むと、デジタルネイチャー化した世界になり、AIに支配される未来が来るかもしれません。ターミネーターやマトリックスのような世界観に数百年で到達し、エネルギーを生成するための地球も限界に達し、滅亡する可能性があると考えています。そうならないためには、テクノロジーを是正する必要がありますが、それは非常に難しいと感じています。

ソクラテス:
このような未来を避けるために、個人レベルでどのように生きるべきだと思いますか?個人ができることに限界があるかもしれませんが、それでも何か希望や行動指針を見出せるとしたら、どのようなアプローチが可能だと思いますか?

ひろき:
私は人生を100年で設計しているので、その範囲内で楽しめる人生を目指しています。子供を持たない理由も、地球の持続可能性や責任を考えると、あまり頭を使わずに済むからです。自分がどのような人生を歩みたいのかを明確にし、主体的に選び取ることが重要だと考えています。自分の人生を楽しむという決断も、人類の持続可能性を探るための活動も、どちらもありだと思いますが、重要なのは自分で責任を持って人生に向き合うことです。

ソクラテス:
人生を100年単位で設計する中で、特に重要だと考えている価値観や優先順位は何でしょうか?それらがどのように人生の選択や行動に影響を与えているのか、教えていただけますか?

ひろき:
私はピークエンドの法則を意識しています。最後の瞬間に幸せになることが大切なので、運動能力が下がるような活動には投資しません。サーフィンやボルダリング、フットサルなどもやっていましたが、今はやらなくなりました。その代わりに、本や映画、漫画といった知識や想像力を高める趣味を持つようにしています。これらは人生の最後まで続けられ、恒久的に成長できるからです。子供や家族も、得るときは幸せですが、失うリスクがあるので避けています。

ソクラテス:
知識や想像力を高める活動がどのようにあなたの人生に影響を与えているか、またそれによって得られる満足感について、さらに詳しく教えていただけますか?

ひろき:
知識や想像力といった活動は、右肩上がりに増えていくと感じています。例えば、映画『アベンジャーズ: エンドゲーム』のシーンで、ナターシャとクリントが人類全体のためにお互いの命を犠牲にしようとする場面を見て、自分の人生を人類のために使うべきか、日々の選択が自分の快楽のためなのか考えさせられました。私は、自分の好奇心を満たしながら生きることを優先し、来年には本業と副業を兼ねてFIREを達成できる予定です。その後は、自分の人生をゆっくりと考えたいと思っています。

【記事まとめ】
斉藤幸平さんの『僕はUberで挫折し山で鹿と戦い、水またで泣いた』という本について、ひろきさんが紹介しました。持続可能な生活や食の選択について考える機会を与える本であり、知識や想像力を高めることがいかに重要であるかを示唆しています。ピークエンドの法則を意識し、自分の好奇心を満たすことに集中することで、最後の瞬間に幸せを感じられる人生を設計するひろきさんの姿勢が印象的です。

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