ギリシャでなくイオニア発が多い
— 未熟なリバタリアンがAIソクラテスと思考実験してみた (@bluesbookblog) July 4, 2025
イオニア人がフェニキア文字を改造し、表音文字のアルファベットを作った
アジア国家は官僚が交易や価格設定の経済政策をしていたが
イオニアは通貨の鋳造し、貨幣経済による海外交易が生まれ、科学技術や宗教、思想が集まった#哲学の起源https://t.co/cl4wgyTrnV
イオニアは自由、スパルタは平等だった
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植民者からなるイオニアは、運命でなく個人が国家を選んでいるため、不自由なら移住する個人主義で、自然哲学も受け入れられた
スパルタは階級対立が起き、貨幣経済と交易を廃止した社会主義国家で、経済的平等を徹底した#柄谷行人https://t.co/cl4wgyTrnV
アテナイは軍事危機で民主制が育った
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重装歩兵として武具を自費で揃えた者に参政権を与え、豊かさが軍事力に繋がった
ペルシア戦争では軍艦の漕ぎ手はペルシアが奴隷、ギリシアが貧しくて重装歩兵になれなかった市民で、勝利して市民の政治的な地位が上がった#哲学の起源https://t.co/cl4wgyTrnV
アテナイは自由と平等を両立させた
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貨幣経済は交易でなく、他人を労働させる制度で階級が生まれるが
多数の中級層以下が国家権力を使い、少数の富裕層から再分配する民主制が生まれた
僭主がいなければ民主制はあり得ず、民主制は無支配でなく支配の1形態である#哲学の起源https://t.co/cl4wgyTrnV
倫理的預言者と模範的預言者に分かれる
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ウェーバーは、イエスやムハンマドを神の委託に基づく服従を求める倫理的預言者、ブッタや孔子、タレスを自らの実践から宗教的な救いの道を示す模範的預言者とし「宗教的行為は神強制、神への呼びかけは呪文」と言った#哲学の起源https://t.co/cl4wgyTrnV
イオニアから始まった
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自然哲学者は擬人化された神々を否定した時、祭司や二重世界の存在も否定し、物質的労働と精神的労働を分けなかった
タレスはエジプトの土木技師として働き、三角関数を考えた数学者、日食を予言した天文学者であり、政治家でもあった#哲学の起源https://t.co/cl4wgyTrnV
水→無限→空気と更新された
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タレスは神が物質を動かすのでなく物質が動く水とした
アナクシマンドロスは主観性を否定し、水も含む無限とした
アナクシメネスは無限だと抽象的な神に戻るため、合理性を志向する主観的な知性が自然の空気から生まれると再び肯定した#柄谷行人https://t.co/cl4wgyTrnV
ヒポクラテスは呪術を否定した
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世界の生成を自然で説明しようとしたように、神や悪霊のせいにされていたてんかんの原因を神にするのを拒み、自然原因によると考えた
神でなく呪術的な宗教の否定であり、人間を共同体の一部でなく個人としてみるイオニアで生まれた#柄谷行人https://t.co/cl4wgyTrnV
ピタゴラスが最初の哲学者である
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サモス島が僭主制の時、感性に影響されない理想の社会を築こうと教団を作り、イオニア自然哲学に従いながら根本的に否定した
ヘーゲル「数を実在としたことが観念論の始まり、数は物と物の関係、物と概念の中間にある」と言った#哲学の起源https://t.co/cl4wgyTrnV
ソクラテスは責任を押し付けられた
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ペロポネス戦争はスパルタ側の講和の申し入れがあったが
アテネが断り続けて没落した
民衆は30人僭主の指導者クリティアスを責めたかったが
和解協定でできないため、僭主への協力を拒んでいた師匠のソクラテスを死刑にした#哲学の起源https://t.co/cl4wgyTrnV
普遍宗教でDへ移行する
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平等化が進む民主主義、自由化が進む資本主義の2本柱でバランスを取っており、歴史の終わりとされているが
イオニアやアテナイで哲学と宗教が両立したように、隣人愛で国家や資本を退け、BIや脱成長にするにはAが必要になる#哲学の起源https://t.co/cl4wgyTrnV
AIと思考実験してみた
Q1: 哲学の起源はなぜイオニアで生まれたのか?
哲学の起源はギリシャ本土ではなくイオニアにあった。理由はイオニア人がフェニキア文字を改造して表音文字を作り、抽象的な思考を可能にしたこと、さらに通貨鋳造による貨幣経済が交易を活性化し異文化が交流したからだ。例えばアジアの専制国家は官僚が価格統制をしていたのに対し、イオニアは市場と通貨が自由に動いたため思想や科学が集まる土壌となり、ここから自然哲学が始まった。
Q2: 現代のイオニアに当たる国はどこか?
現代のイオニアに相当するのはアメリカだと考えられる。理由は移民を受け入れ自由を掲げる国家として、文化や人材の流入によって思想や技術革新が生まれやすいからだ。例えば近代オランダが亡命者を保護してデカルトやスピノザが活動でき、特許制度を発展させてイギリスの産業革命に繋がったように、現在のアメリカはスタートアップや株式会社の仕組みを通じて国民国家を超える概念を形成している。
Q3: GAFAやAIは哲学を生み出す条件になるのか?
GAFAやAIは哲学を生み出す条件よりも閉ざす方向に働いている。理由は巨大プラットフォームがアルゴリズムを独占し、知の流通をコントロールしているからだ。例えばGoogleやAnthropicが研究成果を非公開にするのに対し、中国は国家主導で大学や企業が研究を連携し、世界にAIの成果を開示しつつ影響力を広げている。この対比は知の開放性が思想を生むのか、閉鎖性が普及を妨げるのかを示している。
Q4: 中国の「開く戦略」は哲学を生む条件か?
中国の戦略は開いているように見えて国家統制の下で管理された開示に過ぎない。理由は市場による閉鎖と国家による統制という二極構造の中で、自由な抽象思考が成立しにくいからだ。例えばAI論文や技術の共有は積極的だが、同時に国家が強く管理しているため普遍的思想の土壌にはなりにくい。この構造を超える「第三の開放の仕組み」がどこから出るかが次の哲学の起源を決定づける。
Q5: 第三の開放はどの地域から生まれるか?
新しい思想の芽はインドやナイジェリアなど人口増加地域から生まれる可能性が高い。理由は人口規模の拡大と価値観の多様性が重なり、社会的摩擦や新しい問いを生むからだ。例えばアフリカやイスラム圏の世界観は西洋中心の思想とは異なり、移民や若者を背景に次世代の普遍思想を育む土壌になり得る。現代では自由の概念を軸にした思想が、欧米以外の地域から台頭する兆しがある。
Q6: イオニアの自由とスパルタの平等の違いは?
イオニアは自由を基盤に哲学を生み、スパルタは平等を徹底した共同体を築いた。理由はイオニアが植民者の集合体で、不満があれば移住できる個人主義があったのに対し、スパルタは貨幣経済や交易を廃止し、階級対立を抑えるために平等を制度化したからだ。例えばイオニアの自由は自然哲学や交易の発展を促したが、スパルタは社会主義的な共同体維持を優先し思想の発展には繋がらなかった。
Q7: 哲学の起源に重要なのは自由か平等か?
哲学の起源により重要なのは自由である。理由は自由があって初めて人々に「暇」と「探究の余地」が生まれ、哲学や科学が成立するからだ。例えば自由なイオニアでは思想家が個人の探究を進められたのに対し、平等を追求したスパルタでは経済的安定はあっても抽象的思考が広がらなかった。このため哲学は自由の土壌から立ち上がり、平等はその後に広がりを支える役割を担ったといえる。
Q8: AIが生む「暇」は哲学につながるか?
AIによって生まれる新しい暇は哲学を生む可能性がある。理由は哲学が再び求められる条件が揃っているからで、物質的豊かさ、異質な価値観の混在、停滞や危機感が重なっているからだ。例えばAIや自動化は人間に余剰時間を与えるが、それが監視社会での消費的暇になるか、自律的探究に向かうかは制度や教育に依存する。現代は哲学が再流行する前夜の状況に似ているといえる。
Q9: 次の哲学のテーマは自由の再定義か?
次に生まれる哲学のテーマは自由の再定義になる可能性が高い。理由はAIやプラットフォーム企業が個人の欲望や意志をアルゴリズムで操作し、従来の自由が侵食されているからだ。例えば人々がGoogleやSNSの仕組みに従って行動すると、自由は選択ではなく誘導に置き換わってしまう。したがって哲学の課題は科学技術をどう使うかを問う倫理や道徳に移行しつつある。
Q10: AI時代に哲学はどの領域から更新されるか?
AI時代の哲学更新は倫理と教育の領域から始まる。理由はAIが新しい抽象化装置である以上、その使い方を決めるのは人間の価値観だからだ。例えば貨幣が経済思想を、文字が抽象思考を生んだように、AIは知の扱い方を根底から変える力を持つ。このとき政治や宗教だけでなく教育が自律と自由を守る鍵となり、倫理的規範が哲学の中心課題として浮上する。
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