安いと便利に抵抗できない
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) May 28, 2025
オールドメディアはネットメディアが揃い、需要が満たされて新聞→ブログ、ラジオ→X、TV→YouTubeになった
大衆は流行りにしか興味がなく、AIはアルゴリズムに合わせて大量生成できる
生き残るには上手くやっている人の役に立つor機嫌を取るになるhttps://t.co/lNFKbhUMps
AIと思考実験してみた
Q1: 2028年にユーチューバーはAIに消滅させられるのか?
ユーチューバーは完全に消えるのではなく人間にしかできない役割に集約される。AIはアルゴリズムに最適化した動画を大量生成し流行を独占するが、視聴者は「共感できる語り」や「人間の感情を媒介する力」を求め続けるからだ。例えばニュース記事や映画のネタバレ解説はAIで十分でも、岡田斗司夫やホリエモンのように独自の経験や哲学を織り交ぜて話す人物は代替できない。このようにAIと人間のすみ分けが進み、単純作業は機械に委ね、価値は「その人を通して見る」体験に集まるだろう。
Q2: AI時代のコンテンツに残る人間の希少性とは?
残るのは感情的な共感と媒介者としての解釈力だ。AIはデータを組み合わせて論理的に話すことはできても、失敗や偶然から生まれる笑い、人生経験に基づいた語りには限界がある。例えば本の要約はChatGPTでも作れるが、自分の挫折体験と重ねて解説する書評YouTuberには「その人ならではの翻訳力」が宿る。結果として希少性は「人間らしい温度感」や「語りの個性」に移行し、そこが差別化の焦点になる。
Q3: インフルエンサーはどのように進化して生き残る?
インフルエンサーは人間らしさを前面に出し、習慣的に消費される存在へ進化する。テレビ番組のように「毎週水曜はこの配信を見る」といった生活リズムに入り込み、顔出しや日常の失敗をさらけ出すことで親近感を得るのだ。例えば東海オンエアが日常のドジを笑いに変えて視聴者に仲間意識を与えるように、AIにはできない「不完全さ」が強みになる。こうして人間らしい更新のリズムと感情のやり取りが、AIとの差別化を可能にする。
Q4: 視聴者は本物とやらせをどう見分けるのか?
視聴者は本物とやらせを完全に見分けるのではなく「グラデーションとして楽しむ」。テレビのドキュメンタリーが演出を含んでいたように、YouTubeでも偶然の放送事故や仕込みドッキリの両方が求められる。例えば「水曜どうでしょう」はアドリブ的な混乱が面白い一方で、YouTuberのドッキリ動画は仕込みだと知りつつ笑って受け入れられている。この二重性がコンテンツの多様性を支え、真実性より「面白さ」や「リアルっぽさ」が価値になっている。
Q5: 2028年の大衆は自覚的にコンテンツを選ぶのか?
大衆の多くは無自覚に流行やアルゴリズムに流され続ける。SNSが提供する「ファスト教養」は浅くても会話に参加できる利便性があり、注意力を必要としないからだ。例えば映画を観なくてもネタバレ解説動画を視聴すれば「知った気分」になり、社会的な会話に追随できる。この傾向は社会の関心を短く浅くし、ブームのサイクルを高速化させる。結果として「流される多数派」と「深掘りする少数派」の二層化が進むと考えられる。
Q6: オタク的な深掘りは社会全体に影響するのか?
オタク的な深掘りは個人の趣味にとどまらず社会の知識基盤や文化を更新する力になる。少年ジャンプやライトノベルに影響を受けた世代が経営者や政治家になり、物語的思考を社会に持ち込んだように、オタク文化は社会構造に浸透してきた。例えばスティーブ・ジョブズが禅やカリグラフィー(書道というより西洋の美しい文字文化)からAppleのデザイン思想を得たように、個人の偏愛がイノベーションに直結する。哲学ブームや文化の再編は、閉塞感や多様性の高まりと連動して繰り返し起こるため、今後も「オタク的知識」が社会を刷新するだろう。
Q7: AIによって個人の独自性は失われるのか?
AIは独自性を奪うのではなく拡張する方向に作用する。視聴者はAIを通じてパーソナライズ化された切り抜きや編集動画を受け取り、自分に合った形で情報を楽しめるからだ。例えば同じ配信でも「感情的に熱い部分」だけを抽出して視聴すれば、自分の価値観に沿った理解が得られ「自分だけのコンテンツ」として感じられる。こうした仕組みは逆にオリジナルの個性を際立たせ、独自性を補強する働きを持つ。
Q8: 無限生成の時代に人間の思考は守れるのか?
人間の思考を守るにはアルゴリズムから距離を取る意志的な行動が必要だ。SNSや動画プラットフォームのタイムラインは制御不能に近いが「見ない選択」は可能であり、理性で利用を限定すれば思考を吸収されずに済む。例えばSNS断食やスクリーンタイム制限を導入する人は、アルゴリズムに流されずに自分の関心を守っている。この限定的な利用こそ、テクノロジーと健全に付き合うための現実的な手段になる。
Q9: 大衆は理性的なテクノロジー利用に向かうのか?
大衆の多くは理性的に利用せず流され続けるため、意志的に制御する少数派との分断が進む。スマホやSNSは設計自体が依存を誘発する仕組みを持っており、自己管理だけでは限界があるからだ。例えばアメリカやフランスの学校ではスマホ利用を全面的に禁止する動きが広がっており、制度的介入がなければ格差は拡大する。今後は「自律的利用者」と「受動的利用者」に二極化し、教育と社会制度がその差を左右するだろう。
Q10: AI時代に必要なのは規制かリテラシー教育か?
AI時代に本当に必要なのはリテラシー教育だ。技術の進化が早すぎて法規制は追いつかないため、受け手自身が批判的思考を持つことが防波堤になる。例えばディープフェイクや生成記事が氾濫しても、受け手が「これは物語編集の一環だ」と見抜ければ大衆煽動に巻き込まれにくい。規制は最低限必要だが、それ以上に市民が情報を読み解く力を養うことが、民主化された神話編集時代を生き抜く鍵になる。
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