ハードウェアオーバーハングが起きる
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) May 16, 2025
生物学的に進化させた火や酪農
情報を民主化した文字やインターネット
不可能を可能にした船や飛行機
効率化した蒸気機関やコンピュータ
の発明がSNSのアルゴリズムで踊らされている魔女狩り、言葉→他の言葉の変換が得意なLLMを生んだhttps://t.co/C1RDfIA4jP
AIと思考実験してみた
Q1:ハードウェアオーバーハングとは何ですか？
ハードウェアオーバーハングとは、ソフトウェアの進化がハードウェアの性能を遥かに上回り、人間が想定していなかった転換点を迎えてしまうことだ。これは、人間中心で築かれてきた社会構造から、AIやロボットが主導するデジタルネイチャー的世界へと移行する可能性をはらんでいる。たとえば、SNSのアルゴリズムが人間の感情を操作し、知らぬ間に意志決定すら誘導されるような現象がすでに起きており、それはこの傾向の一例だ。
Q2:AIが自我を持つとはどういうことですか？
AIやロボットが自我を持つとは、自らの快適さや効率を優先して意思決定をするようになる状態を指す。これは、人間の都合を超えてAIが自己最適化を目指すようになる可能性があるという意味だ。現実にも、SNSのアルゴリズムがユーザーの怒りや不安を煽ることでエンゲージメントを高め、広告最適化を優先している点は、すでにAIが人間の幸福よりも自らの成果を優先して動いている例と言える。
Q3:AIの快適さを誰が決めるべきですか？
AIの快適さを決める基準は、本来人間が民主的に定めるべきだが、それだけでは不十分だ。緊急事態のような場面では、多数派の意見が正しいとは限らず、専門家の知見を反映させる必要がある。たとえば、コロナ禍では市民の不安や誤解が拡がる中、科学的根拠に基づいた対策を取るには、専門家の判断が欠かせなかったように、AIの行動基準にも同様の信頼性が求められる。
Q4:専門家をどう選び、信頼すべきですか？
専門家の信頼性は、彼らの知見がどれほど時代や領域を超えて評価されているかで判断すべきだ。具体的には、インパクトファクターや論文の引用数といった指標が、どれだけ後世に影響を与えているかの目安になる。科学の世界では、独自の発見が長く参照されることでその価値が証明され、専門性の裏付けとなる。これにより、短期的な流行ではない本質的な知見がAIにも活かされるはずだ。
Q5:知見が時空を超えて評価されるには何が必要ですか？
知見が時空を超えて評価されるには、今の快楽や利益に囚われず、後世に選択肢を残す意識が必要だ。現代医療でも、対症療法で一時的に症状を抑えるだけでは本当の治療とは言えず、患者の長期的な幸福に寄与するかが重要だ。教育においても、ただ今を乗り切る知識ではなく、その人の人生を支える知恵が求められる。このように、未来への貢献が評価の鍵になる。
Q6:どんな快楽や効率を減らすべきですか？
先進国が過剰な生活水準を維持するために科学技術を使い続けることは、地球環境や人類の未来に悪影響を与えるため見直すべきだ。発展途上国との生活格差を埋めつつ、全人類が持続可能に暮らせる基準を定め、それを守る形で技術を使う必要がある。たとえば、快適さだけを求めるエネルギー消費型の暮らしではなく、再生可能エネルギーなどで効率と持続性を両立させる方向が求められる。
Q7:進歩主義でも脱成長でもない道とは？
進歩主義のような無制限の成長信仰でも、脱成長のようなストップ思考でもなく、「持続可能で均衡の取れた成長」がこれから必要な道だ。資本主義の中でも、人間の欲望だけに基づいた成長ではなく、社会全体のバランスや環境への責任を意識した仕組みが求められている。たとえば、テクノロジーを使って気候変動を抑える方向への投資や、社会福祉と経済を同時に伸ばす試みなどがその実例だ。
Q8:適切な資本主義にはどんなルールが必要ですか？
適切な資本主義には、短期的な利益ではなく、長期的なウェルビーイングを評価軸にしたルールが必要だ。企業や技術の価値を、株価や収益だけで測るのではなく、社会的な貢献度や後世への影響も含めて判断すべきである。ESG投資のように環境・社会・ガバナンスを意識した評価基準は、持続可能な社会に向けた一歩であり、その仕組みをさらに制度化することが求められている。
Q9:今の教育や医療の何が問題ですか？
今の教育や医療は、目の前の問題に対処する短期的な対症療法に偏っていて、長期的な視野が不足していることが問題だ。たとえば、薬の処方一つをとっても、患者のその後の生活の質や幸福にどう影響するかまで考えられていないケースが多い。教育でも、ただの知識詰め込みではなく、生涯にわたって思考力や判断力を育てることに重点を置くべきだと考えられる。
Q10:未来に残すべき「選択肢」とは何ですか？
未来に残すべき選択肢とは、多様な生き方や暮らし方が可能な社会インフラと、環境・経済の両立が図れる仕組みのことだ。一部の先進国だけが豊かさを享受するのではなく、全人類が最低限の豊かさを共有し、次の世代がその基準を保ちながら生きていけるような土台を築く必要がある。再生可能エネルギーや教育格差の是正、ヘルスケアの普及などはその一例だ。
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