映画考察【赤ちゃんを科学する赤ちゃんの知恵/BABIES WHAT BABIES KNOW Netflix #854

予想外から学ぶ

予想と現実が一致しない場合、2倍以上の時間をかけて注視し、重力など物理法則を学ぶ
神経回路は繰り返される母の顔や言語の音が強化され、動物の顔や外国語の発音が失われる
父が髭を剃るだけで警戒し、生後12か月を過ぎればLとRの音の違いを区別できなくなる#赤ちゃんを科学する
— Hiroki@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog2) February 25, 2025

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Q1: Netflixのドキュメンタリー「赤ちゃんを科学する」を観て、どのような点が印象に残りましたか？

A: 「予想外から学ぶ」というテーマが特に印象的でした。赤ちゃんは、予想と現実が一致しないときに2倍以上の時間をかけて注視し、そこから物理法則を学ぶそうです。たとえば、重力の概念や、繰り返し見る母の顔と言語の音が神経回路に強化される一方で、動物の顔や外国語の発音が失われる。12か月もすれば「L」と「R」の音の違いを区別できなくなるという研究結果も興味深かったです。

Q2: その「予想外から学ぶ」という点は、大人の学習とも共通していると思いますか？

A: 根本的には同じなのかなと思います。人間は、予測と異なる出来事に遭遇すると、それが記憶として定着しやすくなるのではないでしょうか。ただ、大人の場合は「見たい世界だけを見る」傾向が強く、予想外の出来事を積極的に学ぼうとする姿勢が弱くなりがちだと思います。これは、現代社会における「失敗が許容されない価値観」とも関係しているのかなと考えました。

Q3: もし大人も赤ちゃんのように「予想外を積極的に学ぶ」姿勢を持てたら、どのような変化が生まれると思いますか？

A: 科学技術の発展にもつながるし、個人としても視野が広がるのではないかと思います。私は、自分の価値観をより明確にするためにも、予想外の出来事を探し、それ自体を楽しむように心がけています。自分の認識が変わる経験は、自分の知識や世界観を深める上でとても大切だと感じています。

Q4: 新しい視点を得るために、日常で意識している習慣はありますか？

A: 本や映画といったコンテンツを楽しむことですね。また、人との会話では「本当に興味のあること」しか聞かないようにしています。さらに、興味のある話題については、事前に相手の回答を予測しておくようにしています。予測が当たると嬉しいし、外れた場合は予想外の答えとして記憶に残りやすいんです。

Q5: その「予測を立ててから話を聞く」という方法は、どんな場面で特に効果を発揮しますか？

A: 仕事でも日常の人間関係でも役立ちますね。ただ何となく会話をするのではなく、相手の情報を事前に想像してから質問することで、1回で覚えられることが増えます。例えば、相手の家族構成を聞くときも、「この人は兄弟が多そうだな」と想像してから聞くと、記憶に残りやすいんです。また、同じ質問を何度も繰り返す失礼な状況も防げます。

Q6: 自分が興味のない話題でも、会話を深めるために工夫していることはありますか？

A: 興味のないことでも、自分の知識や価値観とつなげられれば関心を持てるのかなと思います。教養のある人ほど、いろんな分野に「横串を通して」興味を持ちやすいですよね。そのために、日々本や映画から情報を仕入れておき、異なる分野の共通点やつながりを意識するようにしています。

Q7: 「異なる分野の共通点を見つける」ことは、問題解決にも応用できると思いますか？

A: はい。例えば、日常のトラブルでも、似たような問題の共通点を考えることで、根本的な解決策を見つけやすくなります。また、仕事とプライベートのバランスのようなトレードオフの問題も、共通する枠組みを見つけて調整すれば、両立できる可能性があると思います。

Q8: 最近、この「共通点を見つける思考法」を活かしたエピソードはありますか？

A: 会社に退職の意思を伝えたときの経験がまさにそうですね。税制の優遇を考えて4月末退職を計画していましたが、会社の総務部長と話したところ、実際には税制のメリットはほぼなかったと判明しました。そこで考え方を変え、2ヶ月延長して働くことで、ボーナス時期と重なり、結果的に日給2万円を得られることに気づきました。この選択は、会社にとっても人材確保のメリットがあり、双方にとって良い形になりました。最初の前提が間違っていたとしても、情報を増やすことでより良い判断ができると実感しましたね。

Q9: 退職交渉のような場面では、「どの情報を開示し、どの情報を伏せるか」のバランスが重要ですが、その判断はどのようにしていますか？

A: まだ悩んでいる部分でもありますが、基本的には「自分が不利になる情報はギリギリまで伏せる」ことを意識しています。例えば、退職時期を早く伝えすぎると、自分の交渉材料が減ってしまう。一方で、ネガティブな要素にならない「退職の動機」などは伝えてもいいかなと思っています。つまり、交渉では「最後の切り札」を温存することが大事なのかなと考えています。

Q10: 交渉のスキルを高めるために、特に意識しているポイントはありますか？

A: 最初に自分が「アンカー（基準点）」を設定することが重要だと思います。例えば、最初に「4月退職」を提示すると、それが基準となり、会社から「2ヶ月延長」という譲歩を引き出しやすくなります。交渉では、相手に配慮しているように見せながら、自分が最終的に望むラインよりも極端にスタートラインを設定するのがコツだと感じました。この考え方は、給与交渉やビジネスの取引でも応用できると思います。