概要
大阪大学の新入生向けゼミ「学問への扉」で、仲野徹教授が科学的思考法に基づくプレゼンテーションと文章法を教えます。本書は、学生が一度学べば一生役立つ技術を初公開し、楽しく分かりやすい内容で、人生や仕事に必須な力を身につけることができる一冊です。
著者
仲野徹
1957年、「主婦の店・ダイエー薬局」が開店した年、同じ街(大阪市旭区千林)に生まれる。大阪大学医学部医学科卒業後、内科医から研究の道へ。ドイツへ留学し、ヨーロッパ分子生物学研究所(EMBL)研究員、京都大学医学部講師、大阪大学微生物病研究所教授を経て、2004年から大阪大学大学院医学系研究科教授。専門は病理学、「いろんな細胞はどうやってできてくるのだろうか」学。2012年には日本医師会医学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
論理と面白さ、親切心で書く
論理と面白さ、親切心で書く
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) October 13, 2024
アインシュタイン「教育は学校で学んだことを忘れた後に残るモノ」言ったように、大学は知識より学び方や姿勢を身につけるための場である
読書習慣と本を読みこなす力、科学的な考え方があれば、学び続けることができる#考える書く伝えるhttps://t.co/6ke4CWLJGz
AIと思考実験してみた
Q1: 学び方や姿勢を身につけるとは、具体的にどのような行動や習慣を指すと思いますか?また、それを実践するにはどのような方法が有効だと考えますか?
A: 学び方や姿勢を身につけるとは、自分の好奇心が向く分野について自ら調べ、理解していくプロセスだと思います。それを実現するには、自分がやりたいことを言語化し、曖昧な部分を細分化していく必要があります。特に「何がわからないのか」を把握することで、次に「何を知りたいか」が見えてきます。このプロセスをゲームのように楽しむことで、学びを深める基盤が作られるのだと考えます。
Q2: 解像度を上げるプロセスにおいて、「ゲーム化」という発想は魅力的です。具体的には、どのように学びをゲーム化すると効果的だと思いますか?また、その過程でどんな工夫をすると楽しさを持続できると思いますか?
A: 実際には「ゲーム化」ではなく「言語化」が重要だと思います。言語化することで自分がやりたいことが明確になり、理解が深まります。小学校や中学校では正解を求められる教育が中心ですが、大学や社会人になると正解がわからない問題に対して自分で仮説を立て、検証していく必要があります。そのためには、自分の考えを具体的な言葉で表現する練習が不可欠です。
Q3: 自分の考えややりたいことを言語化する際、具体的にはどのような手法やツール(例:ノート、マインドマップ、議論など)が有効だと思いますか?また、その言語化を他者と共有することで得られる新たな気づきにはどんなものがあると感じますか?
A: 手法は人それぞれですが、私が重要視しているのはクリシェ(決まり文句)に頼らないことです。「やばい」といった言葉で片付けるのではなく、自分の経験に基づいて深く掘り下げ、共感や驚きを基に理解を進めます。本や映画から得た驚きや共感を振り返り、それに対する自分の感情を細分化することで、新たな洞察を得られると感じます。
Q4: 驚きや共感を基に細分化し、自分のオリジナルな言葉を紡ぎ出す過程で、「他者の意見」や「異なる視点」を取り入れることはどう影響を与えると思いますか?また、それらを取り入れる際に注意すべきことは何だと思いますか?
A: 他者の意見も、本や映画と同じように共感や驚きの感情を通じて掘り下げることが大切だと思います。同じ意見を持つ人とは相違点を、違う意見を持つ人とは共通点を探ることで、相手の考え方を理解するだけでなく、自分の価値観も見直すことができます。注意点としては、相手の背景や経験を知る努力を怠らないことが重要です。
Q5: 異なる考え方の中から共通点や根源的なテーマを見出す際、具体的にはどのような問いかけを自分や相手に投げかけると効果的だと思いますか?また、それによってどのような変化や気づきが生まれると感じますか?
A: 「なぜその考え方をするようになったのか?」という背景に焦点を当てた問いが効果的です。成功体験や失敗体験がその価値観に影響を与えていることが多いので、そのエピソードを掘り下げることで相手の思考が形作られたプロセスを理解できます。また、背景を知ることで、自分との違いを運やタイミングといった要素にまでさかのぼって考えることができ、共感が深まると感じます。
Q6: 解放されたときに選ぶ行動から、自分や他者の内発的な動機を理解する際、その行動をどのように分類したり整理すれば、より深い気づきにつながると思いますか?また、その理解をどのように日常や未来の選択に活かせると考えますか?
A: 一つの分類方法として、「一人でやる行動」か「複数人でやる行動」かを基軸にするのが良いと思います。この区分けは心理学のビッグファイブで言う内向性と外交性にも通じます。たとえば、一人で過ごすことが多い人は内向的な好奇心が、複数人で楽しむ人は外交的な人間関係への関心が強い傾向があります。この理解を日常に活かすには、自分や他者の行動の背景にある特性を意識して、適切な環境やアプローチを選ぶことが有効だと思います。
Q7: 内向性と外交性を補い合う具体的な方法として、どのようなチームや環境作りが効果的だと思いますか?また、どのようにしてお互いの強みを引き出し、弱点を克服する関係性を築けると考えますか?
A: 内向性と外交性を補い合うには、それぞれの特性が活きる場を作ることが大切です。たとえば、内向的な人には一人で深く考えられる時間を与え、外交的な人には他者と意見を交換する場を提供します。そのうえで、双方が得た知見を共有する仕組みを作ることで、両者の強みを組み合わせることができます。お互いを尊重し合う文化を醸成することが、こうした関係性を築く鍵だと思います。
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