概要
フレーゲからラッセル、そしてウィトゲンシュタインへ。十九世紀末から二〇世紀初頭にかけて、言葉についての問いと答えは重なり合いつながり合っていった。天才たちの挑戦は後に花開く言語哲学の源流を形作る。言葉とは何なのだろうか。本書では三人の哲学者の考え方を丁寧に辿り、ふだん何気なく使っている言葉の根本に迫る。
著者
野矢茂樹
1954(昭和29)年、東京都に生まれる。東京大学大学院博士課程単位取得退学。東京大学大学院総合文化研究科教授を経て、立正大学文学部教授。専攻は哲学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
言語が思考を可能にする
言語が思考を可能にする
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) October 2, 2024
ラッセルは思考が言語に意味を与える思考優位だったが
ウィトゲンシュタインが言語優位を考え、小惑星が富士山に衝突するの場合、小惑星がの主語は性質、富士山の固有名は富士山、衝突するの述語は関係性を代理するとし、言葉は生の流れで意味を持つhttps://t.co/O0mM7CUe31
AIと思考実験してみた
Q1:本『言語哲学が始まる』で言語が思考を可能にすると感じたそうですね。その点について詳しく教えてください。
言語は単にコミュニケーションの手段ではなく、思考の基盤でもあると考えています。例えばラッセルは「思考が言語に意味を与える」と主張しましたが、ウィトゲンシュタインは逆に「言語が思考を形作る」と述べました。この考え方からすると、言葉は時系列的に配置されることで意味を持つものだと理解しています。私は、ウィトゲンシュタインの「言語優位」に賛成です。なぜなら、英語や日本語、中国語といった言語が違うことで、それぞれの考え方や文化も異なってくるからです。
Q2:言葉が思考を形作るという観点で、異なる言語が考え方や文化に影響を与えることについて、どう感じますか?
異なる言語が異なる考え方を作り出す点が非常に興味深いです。例えば日本語はSVO構造ですが、英語はSVOの順番が異なります。この違いが考え方や論理の進め方に影響を与えるように思います。また、第二言語で考えると感情を抑えて合理的に考えやすいとも感じます。母語で考える場合、幼少期の感情が影響する一方、中学生以降に学ぶ第二言語は合理的な思考の枠組みが育ちやすいのではないかと考えています。
Q3:実際に第二言語を使うと感情を排除しやすいと感じる場面について、具体的に教えていただけますか?
私自身は英語を流暢に話せるわけではないので、実体験はないのですが、感情を排除しやすいのは「金銭的な判断」など、画一的な答えが必要な場面だと考えています。感情を入れても問題ない場面では母語で考えれば良いと思いますが、お金の問題や結婚、出産のように将来に影響する場面では、冷静で合理的な判断が重要です。そうした場面では、第二言語を使うことで冷静な思考に集中できるのがメリットだと思います。
Q4:合理的な思考に集中するために、第二言語を使う方法をどのように取り入れていますか?
合理的な判断が必要なときには、第二言語で考えるルールを作り、意識的に習慣づけると効果的だと考えています。今はまだ英語の学習を始めたばかりですが、英語を学ぶことに意義があるかどうかについては悩んでいます。AI技術が進歩し、英語理解が簡単になれば、無理に学ぶ必要はないかもしれません。しかし、リアルタイムで対面会話するには、英語を話すメリットが大きいと感じています。
Q5:英語を学ぶ意義について、具体的にどのような期待を持っていますか?
今までの自分の価値観や枠組みを越えて、もっと広い視野で世界を見ていきたいと考えています。日本語の枠内だけでは理解しきれない、アメリカや欧米の文化圏の考え方に触れることで、日本を違う視点から捉え直すことができると期待しています。そのため、英語はやりたいし、やる価値があると感じます。ただ今のところは、映画を英語音声と日本語字幕で観るという段階にとどまっています。
Q6:次に進めるとしたら、具体的にどのような方法で英語力を伸ばしたいと考えていますか?
現状考えているのは、短期留学かワーキングホリデーです。環境そのものを変えないと、なかなか本格的に英語を身につけられないと感じているからです。短期留学の前にフィリピンで語学研修も良いかもしれないと思っています。しかし、AIがあるので、それを使って英語力を伸ばすのも合理的だと思い、悩んでいるところです。やはり、実際に話すことが英語習得の鍵だと思いますし、そのためには留学やワーホリのような実践的な機会が効果的だと思います。
Q7:実際にワーキングホリデーや短期留学で英語を学ぶ際、どのような活動や経験をしたいですか?
効率を求めるので、仕事をしながら仲間を作り、自然な環境で英語を習得したいと考えています。特に「恋人を作ると英語が上達する」とも言われますし、現地での関係を築くのも面白いかもしれません。お金も稼ぎつつ、仲間を作りつつ英語を学べれば、一石三鳥の成果が得られるのではと考えています。ただ、同じような効果がAIツールで得られるなら、コスト面を考えるとAIで学ぶのもありだと感じています。メリットとデメリットの両面から考えている状況です。
Q8:AIを使って学ぶ場合、どのようなスキルに重点を置きたいと考えていますか?
特にスピーキングとリスニングに力を入れたいです。現地での交流やリアルな会話の場で使えるようになるには、自然な話し方が大事です。
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