概要
PTAに言いつけますけど、いいんですか?気難しい表情の上司は存在がストレス。怒らない=見捨てられた。だから、いい感じに怒って。こんな若者たち、実は「誰か」を真似しているだけかもしれない。「近頃の若者は…」と嘆くあなたも「Z世代化」している!?ゆとり世代の東大講師がコミカルに語る衝撃の若者論!
著者
舟津昌平
東京大学大学院経済学研究科講師。1989年奈良県生まれ。2012年京都大学法学部卒業、14年京都大学大学院経営管理教育部修了、19年京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)。京都大学大学院経済学研究科特定助教、京都産業大学経営学部准教授などを経て、23年10月より現職。著書に『制度複雑性のマネジメント』(白桃書房、2023年度日本ベンチャー学会清成忠男賞書籍部門受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ビジョンより一手を打つ
ビジョンより一手を打つ
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) September 30, 2024
満点人間志向で六角形シンドロームの罠に嵌り、自分の株価を落とさず、成長実感を優先するため、対価のパフォーマンスがない
仕事の評価軸は給料や通勤、ステータスに加え、質と量、人間関係の負荷もあり、全フィットがないのにガチャを回し続けるhttps://t.co/fBLzOu45Yx
AIと思考実験してみた
Q1:六角形シンドロームの罠とは、どういう意味でしょうか?
六角形シンドロームとは、完璧を求めるあまりに、自分の個性や感情を抑え込んでしまうことを指します。現代の社会では、特に先進国において、少しのミスも許されない雰囲気があり、みんなが無意識に「完璧」を求めてしまうんです。その結果、自分らしさを出すのが難しくなり、心の負担が大きくなってしまうと感じています。
Q2:なぜ、完璧を求めることが社会に広がっていると感じますか?
AIや技術の進化が大きく影響していると思います。例えば、AIは知識や技術の面で人間を助け、効率化を進めます。しかし、その一方で、私たち人間も「AIに負けないように」と感じて、どんどん最適化を目指してしまい、完璧を求める思考が広がっているのだと思います。でも、完璧を目指しても、人間は機械にはなれないので、かえって無理が生じるんですよね。
Q3:それでは、Z世代はどのようにして自分らしさを感じながら生きていると思いますか?
Z世代は、自分の思っていることをありのままで発信できる、そんな価値観を大切にしています。例えば、仕事でも無理に飲み会に参加しなくてもいい、と言える世代です。ただし、全体としてそういった価値観がある一方で、「全員がこう考えている」と決めつけるのではなく、個々の意見をしっかり見ることも大切だと思います。それにより、自己成長を求める人もいれば、自分のペースを大切にする人もいて、多様性が守られるように感じます。
Q4:Z世代が自分らしさを保つために、どのような工夫が必要だと思いますか?
まずは「社会全体の意見」つまり世間の常識をアンカーにして、自分の言動や考えを再確認することが大事だと思います。そして、自分にとって大切な価値観を仮置きして、それを日々の行動に反映させていくことで、バランスが取れるのではないでしょうか。このように自分の行動や価値観を言語化することで、よりクリアに自分を理解しやすくなります。
Q5:「仮置きした価値観」が他人や社会とぶつかったとき、どのように対応するべきだと思いますか?
社会とぶつかったときも、冷静に自分のやりたいことを貫くことが大切だと思います。なぜなら、社会の期待に応えようとして動くと、達成しても自分の力ではないように感じてしまうからです。逆に失敗した時も、環境や他人のせいにしやすくなるでしょう。だからこそ、自分が主体的に選んだ道として、少しずつでも自分らしく進んでいくことが重要だと思います。
Q6:そのように「フィット感」を意識しながら、どのように環境を見極めると良いですか?
フィット感を大事にし、適応するか見極めるためには、まずは家族や友人といった安心できる場で自己理解を深めることが必要です。その後、職場でもフィット感を大切にして、自分がその環境に本当に合っているかを少しずつ試すのが良いと思います。また、転職を頻繁に繰り返すのではなく、最低でも1〜3年はその場で働き、しっかりとその環境を見極めると良いと感じています。
Q7:フィット感を見出すために、日常生活でどんな内省や行動が有効ですか?
まず、自分がどんな環境でどんな自分でいるのか、言語化して解像度を高めるのが有効だと思います。たとえば、本や映画を楽しみながら、人間社会や多様な価値観について学ぶことで、自分にフィットするものや興味を持てる方向性が見えてくるでしょう。こうした知識を積み重ね、自分をより深く理解することが、限られた時間を有意義に使うためのポイントだと思います。
Q8:「自己受容」を大切にしつつ、社会と適切な距離を保つためにはどうすれば良いですか?
「自分の大切にしたいことは何か」を明確に持ち、それを基準に自己理解を進めていくことが大事です。大切なことは、あくまで「仮置き」なので、絶対に変えてはいけないものではなく、経験に応じて変わってもいいと考えています。自己受容をしながらも、新しい経験を通して自分の価値観を見直すことで、バランスを取りつつ成長できるのではないでしょうか。
Q9:自己探求を続ける中で、どのような質問が自己理解を深めるために役立つと思いますか?
「自分が本当に大切にしたいことは何か?」という問いが最も大切だと思います。この問いに明確な答えがあることで、日々の選択にぶれが少なくなると思います。仮に価値観が変わることがあっても、まずは軸を持って日常を過ごすことで、次のステップへスムーズに進むことができると考えます。
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