概要
イノベーションは、人類に何をもたらし、人類をどこに連れて行くのか?19世紀に始まり、20世紀に爆発したイノベーションの本質とは?ネクストステージを創る必読書14冊を紹介!
著者
木谷哲夫
京都大学イノベーション・マネジメント・サイエンス特定教授。マッキンゼーにて自動車、ハイテク、通信等のコンサルティングに従事した後、コーポレートファイナンス・ターンアラウンド業務等を経て、2008年より京都大学イノベーション・マネジメント・サイエンス寄附研究部門教授。現在は京都大学でテクノロジー商業化、起業家育成方法、エコシステムについての研究と、全学アントレプレナーシップ教育プログラムの開発・実施に従事している。日本経済新聞アジアアワードアドバイザリーボードメンバー、関西における起業家教育コンソーシアム協議会の議長も務める。東京大学法学部卒、シカゴ大学政治学博士前期課程修了(MA)、ペンシルバニア大学ウォートンスクーノレMBA(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
オイルショックでオープン化した
オイルショックでオープン化した
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) September 10, 2024
1960年から半導体→PC→ネットワーク→インターネット→クラウドとスマートフォン→AIとIoTで進んできた
1970年代の石油危機で、政府や大企業が基礎研究→応用研究→製品開発を自前で持てず、研究者や起業家が台頭した#イノベーション全史https://t.co/SctKqlm1c8
日本は開国して黄金期に乗れた
🇯🇵は開国して黄金期に乗れた
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) September 11, 2024
1853年に開国させられ、グローバルな超イノベーションの特別な世紀へ乗り遅れずに済んだ
江戸〜大阪の場合、1858年は徒歩14日、1930年は鉄道20時間になった
1890年は電話回線で通話し、リアルタイムなやり取りができた#イノベーション全史https://t.co/SctKqlmz1G
AIと思考実験してみた
Q1:『イノベーション選手』という本を紹介します。オイルショックから始まる産業の変遷が印象的でしたが、この本で特に心に残ったポイントは何ですか?
オイルショックで、政府や大企業が自前で研究から開発まで進められなくなり、研究者や起業家が活躍する場が広がったという点です。それによって、半導体やインターネット、スマートフォン、AIといった技術革新が生まれていく歴史を描いているところが強く印象に残りました。
Q2:オイルショックが企業や政府にどのような影響を与えたと考えますか?
オイルショックは、企業や政府がこれまで自前で行っていた基礎研究から製品開発までの流れを維持できなくなった大きな転換点だと思います。その結果、既存の体制が崩れ、研究者や起業家がその役割を担い始め、新しい産業の成長が促進されました。
Q3:競争が激化することで、社会の前進が加速すると考えていますか?
はい、競争が激しくなればなるほど、社会はより早く前進すると感じます。既得権益を持つ人々が退場し、新しい層が活躍できる環境が生まれることで、変革が進むからです。特に、既存の成功者が若者に道を譲ることができれば、さらに社会全体の進化は加速すると思います。
Q4:既存の成功者が若者に道を譲ることが大切だと考えていますが、それを促進する方法は何だと思いますか?
成功者が自ら席を譲る文化が広まれば良いと思います。例えば、SNSや民衆の声を活用して、席を譲った行為に対して賞賛を送るシステムがあれば、ポジティブな側面が広がると思います。叩かれることが多い現代だからこそ、席を譲ることを勲章として認めることで、より多くの人がその行為を目指すのではないかと考えます。
Q5:ネガティブな発信を抑えるために、どのような仕組みが有効だと思いますか?
SNSで投稿する際に、ネガティブな内容であれば「本当に投稿しますか?」と再考させるアルゴリズムが有効だと思います。今はネガティブな声が広告収入に繋がる側面もありますが、人類全体の幸福には貢献しにくいです。このようなシステムを導入することで、ネガティブな意見が減り、ポジティブな発言が増える社会になると思います。
Q6:ポスト資本主義的な経済体制を作るためには、どんな価値観の転換が必要ですか?
今後は、よりクローズドなコミュニティが重要になっていくと思います。人間は150人程度の繋がりが限界という「ダンバー数」が示すように、多くの人と関わることで幸福になるのは難しいです。そのため、閉じたコミュニティの中で深い関わりを持ちながら、時々オープンな場で交流することがバランスを取る上で重要です。
Q7:クローズドなコミュニティとオープンな場のバランスをどのように保つべきだと考えますか?
クローズドなコミュニティで日常的に深い関わりを持ちつつ、1週間に1度くらいはオープンな場に出て多様な人々と交流することが良いと思います。そうすることで、自分の専門性や興味を伸ばしながら、新しい視点や発想を得ることができます。普段は自分の興味に集中し、たまに広い世界に触れることで、より多様なアイデアが生まれるでしょう。
Q8:オープンな場で効果的な交流をするためには、どのような条件が必要だと思いますか?
オープンな場で効果的な交流を行うためには、まず一定の分野で成功を収めていることが重要です。成功者同士が集まり、共通の話題で話せる場が大切です。それを実現するためには、若い頃に時間を一つの分野に投資して、突出した成功を目指す必要があると思います。そのため、若者にとっては「好きなことに時間を使う」ことが非常に重要です。
Q9:若者が成功を目指すためには、どのようなマインドセットが必要だと考えますか?
コスパやキャリアパスばかりを考えるのではなく、過程を大切にするマインドが必要だと思います。未来の予測は難しく、今のスキルが将来役に立つかは分かりません。だからこそ、自分が本当に好きな分野に投資し、その過程を楽しむことが重要です。「夢中は努力に勝る」という言葉があるように、好きなことに夢中になることで、最大の成果が得られると考えます。
Q10:自分の「本当に好きなもの」を見つけるためには、どうすればいいですか?
本当に好きなものを見つけるためには、様々なことに挑戦し、経験を積むことが大切です。何かに没頭する経験を重ねることで、自分が何に興味を持ち、どこに情熱を感じるのかが明確になります。また、失敗や挫折を恐れずに、興味を持った分野に飛び込んでいくことが、好きなことを見つける第一歩だと思います。
あなたも読書を始めよう
・自分が最大の資本であり、最大の投資先になる
・今が人生で一番若く、早く始めるほど複利が働く
・本は信憑性があり、読書は能動的ため成長できる
