本 要約【独学の地図】荒木博行 #839

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3社会科学
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概要

どんな人生の難問にも立ち向かえる僕らの「知性」の磨き方!

著者

荒木博行
住友商事、グロービス(経営大学院副研究科長)を経て、株式会社学びデザインを設立。株式会社フライヤーなどスタートアップのアドバイザーとして関わる他、株式会社絵本ナビの社外取締役、武蔵野大学、金沢工業大学大学院、グロービス経営大学院などで教員活動も行う。音声メディアVoicy「荒木博行のbook cafe」、Podcast「超相対性理論」のパーソナリティを務めるとともに、株式会社COASにおけるホースコーチング・プログラムディレクターも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

自分の言葉で発信する

ラーニングパレットを作る

AIと思考実験してみた

荒木博之さんの『独学の地図』という本を紹介します。この本の中で特に印象に残ったのは、「ランニングパレット」を作るというアイデアです。これにより、学びたいことを明確にし、自分の業務に役立つ学びを可視化していくことができると感じました。

Q1:ランニングパレットを作るとは、どのような意味ですか?

私は、自分の業務を「横軸は時間と場所」と設定し、それを元に考えるようにしています。例えば、宇宙や地球、生命、自分という軸で捉えることができます。宇宙は一番根源的で、時間も場所も長い範囲にわたります。こうした考え方をすると、物理法則のように絶対的なルールを理解することができ、人間の作ったルールとは異なるものだと感じます。

Q2:物理法則と人間のルールの違いについて、どのように考えていますか?

物理法則は宇宙の根源的なもので、変わることがありません。しかし、人間の世界にある法律やルールは、私たちが作り出したものにすぎないので、それを絶対視するのは危険だと感じます。私は、物理法則以外のルールは常に疑っていく姿勢が必要だと考えています。

Q3:例えば、信号を守るかどうかについては、どのように考えていますか?

子供の頃、私は信号を守る理由がわからず、車が来ていないなら渡ってもいいのではないかと考えていました。親からは「ルールを守りなさい」と言われただけで納得できませんでした。しかし、兄から「他人がその行動を見て真似をしたらどうなるか」と説明され、特に子供が真似をすると危険だということに気づきました。

Q4:他人に与える影響を考えたことで、行動に変化はありましたか?

他人への影響を意識するようになりましたが、自分の行動を大きく変えることはありませんでした。相手がどう感じるかを常に考えると、自分の自由な行動が制約されてしまうと感じるからです。それに、失敗もまた良い経験になると考えています。たとえば、信号無視をして危険な目に遭うこと自体も学びの一つだと思います。

Q5:自分の自由な行動と他人への影響をどうバランスさせるべきだと思いますか?

人間は社会的な存在であり、他者とのつながりの中で生きているため、完全に自分だけの行動を貫くことは難しいです。また、他人に親切にすることで、実は自分の存在意義を見出している部分もあると思います。人に親切にするのは、自分が満たされるための行動だとも考えています。

Q6:自分の存在意義を見出すために、どのような経験をしましたか?

私は基本的に自分一人の人生を優先していますが、友達や家族と一緒にご飯に行ったり、共に経験をした時に感情的に満たされることがあります。これは、ホルモン的な影響もあるかもしれませんが、何か特別な体験を共有することによって、普段は得られない満足感を感じることがあります。

Q7:強烈な体験として印象に残っているものはありますか?

学園祭の実行委員長として70人の組織を率いた経験は、非常に強烈でした。70人のうち、委員長は一人しか経験できないので、非常に貴重な体験だったと感じています。ただ、忙しい時期に多大な時間を割かなければならなかったため、費用対効果が見合わない部分もありました。しかし、その分、多くの学びを得ることができました。

Q8:そのリーダーシップ経験で学んだことは何ですか?

自分一人で全てをやり遂げるという考え方が、うち砕かれた経験でした。私は、睡眠時間を削ってでも行動すれば何とかなると思っていましたが、結果的に頭が回らなくなり、仲間に感謝するどころか怒りをぶつけてしまったんです。それ以来、睡眠を大切にし、知識を駆使して補うように考えるようになりました。

Q9:過度にコスパを意識することについて、どう思いますか?

現代では、コストパフォーマンスを意識しすぎているがために、結果的にパフォーマンスを得られていないことが多いと感じています。例えば、バイクで何時間もかけて食べに行ったラーメンは美味しいと感じますが、家で簡単に作ったラーメンは同じように感じません。人間は、その過程や苦労を含めて満足感を得ているのではないかと思います。

Q10:過程を楽しむことについて、どのように考えていますか?

そうですね、過程を楽しめるような活動に投資していくことが必要だと感じています。何かを達成することだけでなく、その過程自体を楽しむことで、もっと充実感を得ることができると思います。

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