漫画考察【ジョジョの奇妙な冒険第6部ストーンオーシャン】荒木飛呂彦 #10

能力は才能×投資である

スタンド能力には素質がいるため、筋肉がなければ金属バットでもホームランを打てないように、ディスクだけ手に入れても使えない
最大の能力を発揮するには、無意識に出てしまう弱みを反転させた才能に投資し、模倣を重ねてオリジナルの技を身に付けるhttps://t.co/5m2OS9OHqG
— Hiroki@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog2) September 6, 2024

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Q1：スタンド能力には素質が必要という考えですが、「素質」とは具体的にどのような要素だと考えますか？

精神的な強さもそうですが、特定の性格が大きいと考えています。自分の弱みを反転させたようなものが、本来の強みとして発揮されていると思います。例えば、コミュニケーション能力は後天的に見つけた強みかもしれませんが、意識して行っている限り、限界がきてしまう。逆に、無意識に発揮されるような、弱みを強みに変えた特性は、無限に活かせる本当の強みになるのではないかと思います。

Q2：弱みを反転させて強みにするためには、どのような過程や環境が必要だと感じますか？

自分が日常で「これは弱みだな」と感じる部分を振り返ることが大切だと思います。例えば、私は集中しすぎるところや、極端に物事を進めすぎてしまうところがあります。これを反転させて活かすことで、一人で行う仕事や副業においては、むしろ強みとして機能しています。先週もYouTubeに50本の動画を一気にアップロードするということがあり、普通の仕事ではデメリットかもしれませんが、個人の活動ではプラスに働く場面が多いですね。

Q3：成功者の真似をしながら、自分自身のオリジナルを生み出すためには、どのような工夫が必要だと思いますか？

他人を真似るのはいいアプローチだと思いますが、その中で自分の内面を掛け合わせることが重要です。例えば、ホリエモンさんやひろゆきさんは時事ネタを切り取るYouTubeをやっていますが、私はその方向にあまり興味がありません。岡田斗司夫さんのように、本や映画、漫画を楽しみながら、現実の世界と結びつけて自分の考えを深めるという方法が、私には合っていると思います。こうした他者のやり方をベースにしつつ、自分の好きなテーマで活動することでオリジナリティが生まれると感じます。

Q4：自分のオリジナリティを深めるためには、どのような新しい視点やテーマを取り入れたいですか？

私はすでに、映画や漫画といった文化作品を楽しみながら、それを現実世界と繋げて考えることをしていますが、さらに差別化を図るために「数を増やす」というアプローチを取っています。例えば、落合陽一さんが大学生の時にやっていたように、1日に本1冊、漫画6巻、映画1本をこなすことを目標にしています。そして、それをYouTubeやブログで発信し、GPTとの対話を使って自分の考えを深めています。作品の選び方も、自分が本当に好きなものにすることで、さらに独自性を高められると感じています。

Q5：人生100年という限られた時間の中で、どうやって文化や資源の配分をしていくかという考えがありましたが、それについてもう少し詳しく教えてください。

人生は、限られた時間や資源をどこに配分するか、投資のようなものだと思います。フィクション作品でよく見られる、自分の命を犠牲にして家族や仲間を助ける場面と、現実世界は重なる部分があります。結局、時間がボトルネックとなり、家族や仲間に投資するのか、自分一人の満足を優先するのか、日々の選択がそれに関わってきます。休日に自分がパチンコに行くか、映画を見るか、そういったこともすべて人生の選択です。けれども、家族を大切にすると言いながら、自分の時間を別のことに使うのは、自己矛盾を感じさせられます。

Q6：「自己矛盾」と感じる場面について具体的に教えてください。また、その矛盾を解消するためにはどうすればよいと思いますか？

私の場合、親から「子供が一番大切だ」と言われて育ちましたが、実際の行動がそれに伴っていなかったように感じます。たとえば、私の親は節約をしすぎて、車を持たず、洗濯も十分に行わず、知識をつけるための本も読まなかった。これを見て、何か偽善的だなと感じることがありました。それが私の完璧主義的な価値観を育てたのかもしれません。けれども、すべてを完璧にするのは不可能だと思うので、妥協点を見つけることや、60点でよしとする寛容な姿勢が大切だと思うようになりました。

Q7：妥協点を見つけるための基準や価値観について、どのように考えていますか？

私の考えでは、まず「マイナスをゼロにする」ことが最優先です。つまり、今の状態がマイナスであれば、それをゼロに持っていくことが最初のステップだと思います。私の親も、0地点を超えてさらにプラスにしようとした結果、むしろ私たちにストレスを与えてしまい、マイナスを掘り下げる結果になったように感じます。現代人も、嫌な仕事をしてストレスを溜め、その結果、生活がマイナスの連鎖に陥ることが多いのではないでしょうか。だからこそ、生活水準をあまり上げずに、ストレスを減らすことが重要だと思います。