概要
本書は、アダム・スミスの資本主義の限界とそれに代わる「贈与経済2.0」を提案。最新技術を駆使し、お金を介さない新たな経済圏の実現を描く。
著者
荒谷大輔
慶應義塾大学文学部教授、江戸川大学名誉教授。専門は哲学/倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
スミスは道徳を経済へ応用した
スミスは道徳を経済へ応用した
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) August 24, 2024
道徳のよさは主語にする視点や評価する時間軸で異なる
個人の短期だと欲望に騙され、流行に流された成功者だが
畑を耕し、家を建て、道路を作る個人の無駄な積み重ねは、社会の長期だと人類の発展を推し進めてきた原動力とも言える#贈与経済2https://t.co/pC2piDzeoy
社会分業制は道徳が必要だった
社会分業制は道徳が必要だった
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) August 25, 2024
分業は隙間時間がなくなって切替コストを減らし、特定の作業に投下できる時間が増えて技術が上がり、生産性を向上させる
分業制は「お金さえ稼げば、生活に必要な物資は賄える」という信頼が社会全体に浸透していないと成立しない#荒谷大輔https://t.co/pC2piDzeoy
資本主義で自由かつ平等になった
資本主義で自由かつ平等になった
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) August 25, 2024
ロックは他者関係の束縛からの解放
ルソーは共同体へ自ら積極的に参加する福祉国家
を自由にした
お金を稼がなければ生きていけなくなったことで、主人に生命維持を管理される奴隷より、安い賃金で能動的に働く労働者が生まれた#贈与経済2https://t.co/pC2piDyGz0
贈与経済を目指す
贈与経済を目指す
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) August 25, 2024
して欲しくないことを相手にしない相互性を最低限のルールにしたいが
主張を正当化する言語化できない人が土俵に立てず、熟議民主主義は失敗した
資本主義で自由と平等を進めつつ、不可逆な気候変動の問題を乗り越えるには、贈与の視点もいる#贈与経済2https://t.co/pC2piDzeoy
AIと思考実験してみた
〇〇さんの『土曜 経済 2.0』という本を紹介します。この本では、分業制が社会や経済にどのような影響を与えているかを掘り下げて書かれています。
Q1: 分業制にはどのような役割がありますか?
分業制は、隙間時間を減らし、特定の作業に集中できることで技術の向上や生産性の向上につながると考えています。分業制は、特定の人が稼いだお金で自分が欲しいものと交換できるという信頼が、社会全体で成り立っていることが前提になっています。
Q2: 分業制には信頼が必要という点について、どのようにお考えですか?
自分が稼いだものが確実に欲しいものと交換できるという環境が、信頼の基盤になっていると感じます。この信頼がなければ、分業制は成立しません。たとえば、人間関係においても、自分が親切をしても、それに見合った見返りがないと、次に行動を起こす意欲が失われると思います。
Q3: 信頼が揺らいだ場合、どのように対処すべきだと思いますか?
信頼を裏切るようなフリーライダー、つまり「ただ乗り」する人は、集団から排除する仕組みが必要です。これは、狩猟採集時代から続いている自然な形であり、集団を守るためには欠かせないものです。ですが、すべての人に同じ基準を求めるのではなく、障害を持つ人などは別の対応が必要だと思います。
Q4: 障害を持つ人や、能力に差がある人に対して、どのような社会の仕組みが必要だと考えますか?
生まれた時点での条件や能力の差は避けられない現実です。それを補うために、福祉国家のような形で最低限の生活が保障される仕組みがあることが重要です。無知のヴェールの概念に基づいて、自分がどんな環境で生まれるか分からないからこそ、社会全体で支え合う仕組みが必要です。
Q5: 福祉国家と個人の努力や自己責任のバランスはどのように考えますか?
このバランスを取るのは難しいです。アメリカのように個人の努力を重視する国では、経済的に成功する可能性が高まりますが、日本や欧州のように平等を重視する国は経済的に遅れる傾向があります。ただ、最終的にはお金がすべてではなく、時間を大切にし、ある程度の平等があれば、幸せな社会が作れるのではないかと考えます。
Q6: 経済成長がなくても、個人や社会が幸せになるために必要なことは何だと思いますか?
ここ200年は、地球の資源を使って経済成長を続けてきましたが、資源に限界が見えてきた現在、人口を増やすか、技術を活かすかしか選択肢がありません。技術に頼りすぎるのは危険だと思います。今こそ、私たち先進国の人々が「足るを知る」という価値観を持ち、無駄な消費を抑えることが大切です。
Q7: 足るを知る価値観を育てるためには、どのような教育や文化の変化が必要ですか?
技術の進歩が加速している今、無駄に成長を追求するのではなく、社会全体で消費を抑えることが重要です。個人の努力として、自動車に頼らず自転車や公共交通機関を利用するなど、小さな行動から変わる必要があります。教育でも、持続可能な生活や社会を意識させることが大事です。
Q8: 技術と環境保護を両立させるために、どのような制度が必要だと思いますか?
技術の恩恵を発展途上国にも広げ、地球全体での協力体制を作ることが必要です。しかし、金銭的なインセンティブが働かない中で、世界政府のような組織が必要だと思います。今、私たちが過去の偉人たちに感謝するように、未来の世代が私たちの行動に感謝するという視点をインセンティブにしていくべきです。
Q9: 世界政府を構想する際、各国の文化や価値観を尊重しながら協力体制を築くにはどうすれば良いですか?
これは非常に難しい問題です。民主主義のように、まず1人1票制を試し、発展途上国の多数派が恩恵を受けられる仕組みを構築することが第一歩だと思います。ですが、言語が得意でない人や教育が十分でない人にもチャンスを与えることが重要です。発展途上国にはさらに支援を強化し、下駄を履かせる必要があります。
Q10: 言語や教育に不利な人にも政治参加のチャンスを与えるためには、どのような制度が有効ですか?
今の民主主義制度をそのまま維持するのではなく、AIやデジタル技術を活用して、より多様な視点を反映させる必要があります。これにより、個々の声をより正確に汲み取り、公平な意思決定が可能になると思います。
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