本 要約【観察力の鍛え方】佐渡島庸平 #827

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概要

『宇宙兄弟』『ドラゴン桜』『漫画 君たちはどう生きるか』『マチネの終わりに』―。数々のメガヒットを生み出し、新人マンガ家の育成に努める著者が「いいクリエイターの条件」として重視する力。それが「観察力」だ。だが人は対象を見ているようで、自分の見たいようにしか見ていない。脳や認知バイアスから自由になり、見えないものまで観察するにはどうすればよいか。長い年月をかけて思考し続けてきた、あらゆるクリエイティブの根源的な力とは。

著者

佐渡島庸平
株式会社コルク代表取締役社長。編集者。1979年生まれ。中学時代を南アフリカ共和国で過ごし、灘高校に進学。2002年に東京大学文学部を卒業後、講談社に入社し、「モーニング」編集部で井上雄彦『バガボンド』、安野モヨコ『さくらん』のサブ担当を務める。03年に三田紀房『ドラゴン桜』を立ち上げ、小山宙哉『宇宙兄弟』のTVアニメ、映画実写化を実現する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

悪い観察を避ける

科学→物語→現実の順で学ぶ

AIと考えてみた

Q1:佐渡康平さんの『観察力の鍛え方』という本で、特に印象に残った部分は何ですか?

過去から学ぶことができる普遍的な法則について強調されていたところが印象的でした。科学的な知識は変わらないもので、物理の法則などは今後100年先でもほぼ変わらないでしょう。こういった基盤を持つことが、私たちが現実世界を正しく認識するために重要だと感じました。また、感情を切り離して観察する力を鍛えることで、資本主義社会での適応力も身につける準備ができるという点も共感できました。

Q2:感情と関係を切り離すことが大事だと感じていますが、それはなぜですか?

感情は時に思考を歪める要因になりますが、それ自体を悪とするわけではなく、観察し、冷静に分析することが大事だと思います。感情から行動に移る際に、自分の感情がどのように影響しているかを振り返ることで、適切な行動を取ることができます。感情と行動の間に「顕微鏡」を持つ感覚で、冷静に自己を観察することが、より良い判断につながると考えています。

Q3:その「顕微鏡」を持つために、具体的にどのような方法を使っていますか?

実際に日記を書くことで、感情の整理をしています。ネガティブなことを一つ、ポジティブなことを四つ書き出すようにしています。それに加え、日記を定期的に振り返る習慣を持っています。1日、1週間、1ヶ月、3ヶ月、1年、5年というように過去を振り返ることで、自分の成長を確認することができます。これによって、過去の感情が現在から見れば大きな問題ではないことに気づけますし、自分が進んできた道を実感することができます。

Q4:学んでいく順番についても話がありましたが、科学から学ぶのが有益だと考える理由は何ですか?

科学は過去から学ばれてきた普遍的な法則が多く、特に物理的な法則は変わることが少ないため、基盤として信頼できるからです。この確固たる基礎の上に、フィクションや物語のような世界観を学ぶことで、未来を見据えた柔軟な思考を育てることができると考えています。例えば、SF作品では未来に直面する課題や人類の可能性が描かれており、これを学ぶことで未来の課題に向き合う準備ができます。

Q5:フィクション作品から学んだことを現実の行動に結びつけるには、どうすれば良いと考えていますか?

フィクション作品が描く未来を参考にしながら、自分が現実世界でどのように貢献できるかを考えることが大切だと思います。特に、自分が目指す未来に向けて持続可能な行動を取ることが求められます。例えば、地球環境や資源の制約を考慮しながら、どのようにエネルギー消費を抑えるかを考える必要があります。今後、AIの進化に伴って電力消費が増大する中で、新しい技術、例えば核融合や量子コンピュータなどの持続可能な技術への投資が重要になると考えています。

Q6:持続可能な行動に関して、どのような具体的なアプローチを考えていますか?

個人レベルでできる持続可能な行動として、地球環境への負担を減らすことが重要だと考えています。例えば、思考停止で車に乗るのではなく、自転車で移動できる範囲は自転車を使う、公共交通機関を利用する、といったことです。また、私自身が考えていることをYouTubeなどで発信することで、考えを広げていくことも有益だと思います。こうしたアイデアが文化的な「ミーム」のように広まり、社会に貢献する可能性があると感じています。

Q7:YouTubeで発信する際に、特に伝えたいメッセージやテーマはありますか?

私が特に伝えたいのは、持続可能な未来に向けた行動や考え方についてです。フィクション作品や科学から学んだことを通じて、自分自身が未来にどのように貢献できるかを考え、それを行動に移すことが重要だというメッセージを発信したいです。また、持続可能性に焦点を当てながら、個人レベルでの行動が社会全体にどう影響を与えるかを考えることが大切です。そのため、私自身が実践している小さな行動や、未来に向けたビジョンについても発信していきたいと思っています。


このように、科学からフィクション、そして現実の行動へと学びを繋げることで、持続可能な未来に向けて一歩ずつ進んでいくことが可能だと考えています。

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