概要
正義は暴走しないし、人それぞれでもない。「正しさ」をめぐる会話の事故はいかにして起こるのか。言語哲学から「正しいことば」の使いにくさの根源を探る。
著者
朱喜哲
1985年大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。大阪大学社会技術共創研究センター招へい教員ほか。専門はプラグマティズム言語哲学とその思想史。前者ではヘイトスピーチやデータを用いた推論を研究対象としてあつかっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
正義は善思想の合意で実現する
正義は善思想の合意で実現する
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) August 17, 2024
正義の反対は悪でなく別の正義で済ませず、そのような正義は善思想と定義する
真の正義は競合する善思想を調停し、合意した状態で実現されるが
そのためには弱さを克服するように努め、正義を愛する心を育む必要がある#公正を乗りこなすhttps://t.co/iAEdgG7ziO
会話は続ける以外の共有目標がない
会話は続ける以外の共有目標がない
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) August 18, 2024
合意を目指す議論、真理を決める討議でなく、続けること以外の目標も共有されない会話なら、宗教的信仰も話題にできる
言葉はボールに過ぎず、ボール遊びにルールがあるサッカーがあるように、論破もゲームの類になる#公正を乗りこなすhttps://t.co/iAEdgG878m
会話をやめない
会話をやめない
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) August 18, 2024
言葉の使い方に間違いは辞書にあるが
正解は暗黙かつ無数にあるため、説明書を読んでも運転できないように、ヒヤリハットを経験しなければ、乗りこなせない
事故っても運転し続け、会話を打ち切らないことが根本的な唯一のルールになる#公正を乗りこなすhttps://t.co/iAEdgG7ziO
共に生きる
共に生きる
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) August 18, 2024
他者の利害関心の追求に自分の利害関心を持つ自分ゴト化は、仲間を探す良い面があるが
自分の価値観で相手を評価し、敵を作る悪い面もある
公正な社会の構想は、気の合う仲間の輪を広げるのと違い、関心を持つデメリットを理解し、乗りこなすことである#朱喜哲https://t.co/iAEdgG878m
なによりまず残酷さを低減せよ
なによりまず残酷さを低減せよ
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) August 18, 2024
自分ゴト化して不寛容を広げようとする側が、自由へ踏み込むなと言うのは違い、積極的な自由を与えてはならない
他者の存在基盤を脅かすなら制限を課す対象とし、平等な自由を保障する憲法の下、何が避けるべき悪かを優先して検討する#朱喜哲https://t.co/iAEdgG7ziO
積極的な無関心になる
積極的な無関心になる
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) August 18, 2024
自分の信仰は他人の信仰に関係ないため、お互いに自分ゴト化しない寛容さを持つ
寛容は配慮や思いやりでなく、利害関心に適度なブレーキをかけ、他者の価値観に首を突っ込まない心がけのため、想像力の欠如から敵味方を二分する習慣の見直す#朱喜哲https://t.co/iAEdgG878m
多様な価値観を認める
多様な価値観を認める
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) August 18, 2024
障害者のおかげで健常者、ロボットやAIのおかげで人間をより正確に定義できた
映画や漫画、ゲームなど世界を違った認識をしている人のおかげで、自分の世界の認識も広げられるため、自粛警察を許さずに法律の下で権利を優先する#公正を乗りこなすhttps://t.co/iAEdgG7ziO
人文知を共有する
人文知を共有する
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) August 18, 2024
人類1000億人の分母から思想が多様化してきた
現代は社会が進んでいるのに、過去の哲学者より低次な考えで議論を繰り返し、限られた地球資源の無駄遣いになっている
選択肢を提供し、興味を持った人を効率良く持ち上げられる構造#朱喜哲https://t.co/iAEdgG878m
個人が変わるしかない
個人が変わるしかない
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) August 18, 2024
全体を変えるには上からの政治、下からの教育の制度を変えるしかないが
鶏卵問題となり、グローバル化した現代は世界革命論も難しい
1人が変われる資本主義の経済で、身銭を切る人たちで株式会社を作り、変わりたい人が変わりやすい構造にする#朱喜哲https://t.co/iAEdgG878m
AIと考えてみた
〇〇さんの『構成を乗りこなす』という本を紹介します。
この本は、正義や公正な社会について、他者との調整や弱さの克服が重要であると述べています。価値観を押し付けるのではなく、修正しながら共存することが求められる、とても興味深い内容です。
Q1:この本では「正義」をどのように捉えていると感じましたか?
正義とは自分の価値観を押し進めて広めることではなく、他者の意見を参考にして自分を修正していくことにあると思います。この過程で、他人と会話を重ね、合意を目指しながら自分の正義が形作られていく。私もその考え方に共感し、賛成できる部分で自分の価値観が変わっていくことに楽しさを感じています。
Q2:他者の意見を取り入れる際に、どのような態度が必要だと思いますか?
否定せずに受け入れることが大切です。傾聴するのは体力や知性を使う作業ですから、常にできるわけではありません。そのため、精神的に余裕があるときに人と関わることが大事だと思います。現代では、キャパシティがないにもかかわらず安易に関わってしまい、お互いにストレスを抱えてしまうことが多いと感じます。
Q3:精神的な余裕を持つために、どのような工夫が必要だと思いますか?
まずは、自分のストレスにならない生活を徹底的に目指すべきだと思います。嫌な仕事を続けていると、そのストレスを趣味やお金で発散するループに陥ります。そのためには、生活水準を無理に上げないことが大切です。工夫してストレスを発散できる趣味を見つけることが有益だと思います。
Q4:生活水準を上げないことの具体的な方法や、必要なものについて教えてください。
短期的な快楽を求めないことがポイントです。酒、タバコ、ギャンブルなどは短期的には楽しめるものですが、後に満足感を残すものではないし、費用もかかります。一方で、自分の工夫次第で楽しめるもの、例えば図書館で借りた本や映画、無料で楽しめる活動を通じて、生活水準を抑えつつも楽しむことができます。本当に必要なものは、食事や住む場所、基本的な生活環境だけだと思います。
Q5:短期的な快楽と長期的な満足について、どう意識していますか?
短期的な快楽と長期的な満足のバランスを意識しています。酒やギャンブルなどは短期的にドーパミンを出しますが、長期的な満足には貢献しないと感じます。振り返ったときに「良い経験だった」と感じられるもの、例えば本や映画のようなものが、長期的な満足につながります。そういった活動は、没頭して楽しめるだけでなく、その後にもアイディアが生まれるなど、掛け算的に満足感を高めてくれます。
Q6:その振り返りをどう実践していますか?
自分で振り返り、それを言語化することが重要だと思います。自分で日記を書いたり、ブログやYouTubeで発信したりすることで、過去の経験を振り返ることができ、それが次の行動の基盤になります。言語化することで、その経験をさらに深く理解し、応用することができるので、非常に有益です。
Q7:無料や低コストで楽しめる方法を見つける際、何を基準にしていますか?
短期的な快楽よりも、後で振り返ったときに満足感を得られるかどうかを基準にしています。短期的な楽しさだけを求めるものは、長期的には満足感を残さないことが多いです。本や映画、漫画など、没頭できるものは、その時だけでなく、後に振り返っても満足感があり、さらに他のアイデアに影響を与えるので、そういったものを基準にしています。
今回のやり取りを通じて、生活の中でストレスを減らし、満足感を高めるための考え方が整理されました。
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