映画感想【マトリックスレボリューションズ】 #3

愛せるのは人間だけである
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愛せるのは人間だけである

愛せるのは人間だけである

完璧を求める度合いが低く、不完全な知性のおかげで、人間は存在を正当化するために自由や真実、平和、愛の命を捨ててまで守りたいモノを作り出している
幻や虚構、マトリックスかもしれないが
できるのは選択を信じることだけである#Matrix https://t.co/KdHuR04p08
— Hiroki@Paleolithic Man (@bluesbookblog2) July 3, 2024

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Q1: 愛せるのは人間だけであり、完璧を求める度合いが強くなるほど、人間は不完全な知性を持つことで存在を正当化し、自由や真実、平和、愛といったものを守るために命を懸けるようになります。この映画についてどのように感じましたか？

『マトリックスレボリューションズ』では、人間が不完全であるからこそ、自由や真実、愛を追い求める姿が描かれています。この不完全さこそが、人間が存在を正当化する理由となっているのだと思います。また、この映画が描く世界は、古代哲学者たちが問い続けてきたテーマと共鳴していると感じました。ソクラテスが国家に「真・善・美」という価値観を持ち込み、反発される姿は、現代においても人間の不完全さが対立を生む状況を反映しているように思います。

Q2: 人間が不完全であることが絶対的な価値観や自由、真実、愛を追い求める動機になるという考え方について、さらに詳しく教えてください。

不完全さゆえに、人間は自由や真実、愛などを求めてしまう傾向があると考えています。これは、古代哲学者たちが抱えていた問いの延長線上にあるものだと思います。ソクラテスが「真・善・美」という価値観を掲げ、それが結果として彼の命を奪うことになったように、人間は不完全さを抱えるがゆえに、絶対的な価値観を追い求め、その過程で対立が生まれることがあります。

Q3: ソクラテスのように絶対的な価値観を追求することが、現代社会においても重要だと考えていますか？

私はむしろ、ニーチェのような価値観を持っています。絶対的な価値観を追求しても、それが本当に意味を持つのかどうかに疑問を感じることがあります。結局のところ、人類も地球もいつかは滅びる運命にあり、私たちの寿命はせいぜい100年程度です。そう考えると、自分の100年の人生を満足に生きることが、より合理的ではないかと思います。地球の持続可能性を考える人々も、ある意味で「ゲーム」のような感覚でそれを楽しんでいるのではないかと感じます。

Q4: あなたの「100年の人生を満足に生きる」という考えと、地球の持続可能性を考える人々の考えはどう共存できると考えていますか？

私自身は、他の人々が人類全体を前に進めるために協力し合っている姿に、ある種の尊敬を抱きます。それはRPGのように、みんなで協力して一つの目標に向かって進むような光景です。こうした行動は、人間が「自分は社会のために貢献している」という実感を得るためのものだと感じます。しかし、私のように、100年の人生を満足に生きることを重視する価値観を持つ人々の考えも、尊重されるべきだと思います。重要なのは、他者の価値観を損なわないようにすることだと考えています。

Q5: どのようにすれば、他者の価値観を尊重しながら、自分の人生を満足に生きることができると考えていますか？

現代社会では、先進国の生活水準が高まりすぎているため、その生活を維持するために余計なストレスを抱えてしまうことが多いと思います。そのストレスを発散するために、パチンコや酒、女性などの方向に走る人が多いのも、その一因です。こうした状況を改善するためには、まず生活水準をこれ以上上げない努力が必要だと思います。例えば、新しい車を買う際に贅沢税を設けるなどして、少しずつでも社会全体の意識を変えていくことが重要だと考えています。

Q6: 贅沢税の導入など、生活水準を上げないための具体的な方法について教えてください。

贅沢税を導入することで、生活水準の上昇を抑えながら、財源を確保し、貧困国の支援に充てることができると考えています。例えば、自動車やタバコ、牛肉などの贅沢品に対して課税することが有効です。これにより、先進国での生活水準を抑えつつ、貧困国の人々が最低限の生活を送れるようにすることができるでしょう。功利主義の考え方に基づけば、まず全員を「ゼロの視点」に持っていくことが求められます。人々がマイナスからゼロに戻ることで、幸福感が大きく向上するのです。

Q7: 贅沢税や生活水準の抑制が、どのように社会全体の幸福感に影響を与えると考えていますか？

贅沢税の導入や生活水準の抑制は、まずは全員が基本的な生活水準を確保するために必要なステップです。これにより、貧困国や新興国の人々がゼロの状態に戻ることで、彼らの幸福感が大きく向上します。また、現代の先進国に住む私たちが無理に生活水準を上げることを避けることで、余計なストレスを抱えずに、よりシンプルで満足感のある生活を送ることができるでしょう。このように、他者の価値観を尊重しながら、自分自身も満足できる社会の実現が可能になると考えています。