本 要約【若い読者のための経済学史】ナイアル・キシテイニー #782

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概要

日常生活から世界の本質まで、経済学はすべてに通ず。たとえば、いまそこに建てるべきは病院?それとも電車の駅?あるいは、最新のiPadと時計、そのどちらを買うべきか。経済学は多様な視点から、現実を考えるヒントを与えてくれる。古代ギリシャの哲学者から、現代の賢人まで、多様な経済思想家に出会うことが、その最良の出発点になる。

著者

ナイアルキシテイニー
ロンドン在住の経済史家にして政治経済ジャーナリスト。世界銀行や国連アフリカ経済委員会、英国政府で働いた経験をもつ。LSE(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)の教壇に立っていた

資本主義は成功し過ぎて崩壊する

2024年7月
2024年7月

宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!

混合経済にする

2024年7月
2024年7月

知識や想像力に全振りするため、本1/1冊、映画1/1本、漫画6/6巻、ゲーム0/3hを目指します!

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ひろき:若い読者のための経済学史という本を紹介します。この本を読んで感じたのは、過去の共産主義が社会主義の過程で思考を反映できず、労働者がサボり出し、適正額もわからずに失敗して崩壊したことです。しかし、今はAIやブロックチェーンを活用すれば、インフラは国が管理し、余剰は民間で運営できるのではないかと思いました。私はこの本を読んで、最低限の生活を国が支え、それ以上のプラスの部分は民間企業が担う、という棲み分けが合理的だと考えるようになりました。これによって、地球上の全人類が食事、医療、教育を提供され、マイナスからゼロに解消できるのではないかと考えています。

ソクラテス:なるほど。共産主義の失敗から学び、現在の技術を使って国と民間の役割を分けるというアイデアは興味深いですね。国が最低限のインフラを提供し、民間がその上で価値を創出するというのは、合理的に思えます。ところで、どこを最低ラインに設定すればよいと考えていますか?

ひろき:それは民主的な投票で決めれば良いと思います。全世界の人たちがどこを最低ラインにするのか、アンケートを取るのも興味深いですね。私としては、1日3食が保証されること、住居が温かく寒くないこと、十分な医療が受けられること、そして教育では読み書きや算術などの基礎能力が身につくことが最低ラインだと考えています。

ソクラテス:投票で最低ラインを決めるというのは民主的ですね。しかし、地域によって基準が大きく異なる場合、それをどのように調整し、公平に実行すると思いますか?

ひろき:それも全世界共通のものにしてしまえば良いと思います。最低限のラインは低く設定して、それ以上を求める人は頑張って働けば良い。逆に、最低限で満足できる人はその範囲内で好きな活動をすればいいでしょう。私としては、最低限のレベルで生活できるようなラインで十分だと思っています。

ソクラテス:共通の基準を全世界に適用するというのは一つのアプローチですね。ですが、基準が低く感じる地域の人々が不満を持つ場合、それをどう解決しますか?

ひろき:その場合は、頑張ってもらうしかないですね。全世界で合意された基準なので、我慢できないということは、今まで自分たちがどれだけ幸せな生活を送ってきたかを考えるべきです。先進国の人たちに多く見られる反応かもしれませんが、そういった人たちは過去の偉人たちに感謝し、現代に生まれた運を認識した上で態度を改めるべきだと思います。

ソクラテス:なるほど、感謝と謙虚さを持つことが重要だという考えですね。そのような価値観を広め、行動に移すために、どういった教育や活動が有効だと思いますか?

ひろき:小学校での道徳教育を生涯続けるべきだと思います。道徳教育が欠けているために、税金を嫌がる人や社会の基盤を理解できていない人が増えているのだと思います。また、ジョン・ロールズの無知のヴェールのような考え方を学ぶことで、他者への共感や自分の幸運を認識することができるようになるでしょう。こういった学びの場を行政が提供し、1年に1回程度でも良いので、多様な世代が集まってディスカッションをする機会を作るべきだと考えます。

ソクラテス:なるほど、道徳教育やディスカッションの場が重要だということですね。それを具体的にどう実現するのが効果的だと思いますか?

ひろき:インターネットの普及によって、オンラインでのディスカッションが可能になっています。もちろん、リアルで集まるのが理想ですが、まずはオンラインでも良いので場を設けることが大事です。オンラインサロンなどがその役割を果たしていますが、行政主導であれば、もっと多くの人が参加できるでしょう。特に参加すべきは、20〜30代の若者や70〜80代の高齢者だと思います。こういった場に参加しやすくするために、マイナンバーカードを使って金銭的なインセンティブを与えるのも良い方法かもしれません。

ソクラテス:インセンティブによる参加促進というアイデアは興味深いですね。ポイントを通じて高齢者が新しいテクノロジーに適応するきっかけにもなりそうです。変化を受け入れない国や企業は淘汰されるという時代の流れも感じますが、そういった未来をどう見据えていますか?

ひろき:そうですね、変化しない国や企業はこれからどんどん淘汰されていくと思います。日本も失敗を認め、規制を持って進めていかないと、変わることは難しいでしょう。今後も変化を恐れず、進み続ける必要があると思います。

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