概要
遠くない過去の人類史から学ぶべき、危機対応の叡智とは何か。『銃・病原菌・鉄』『文明崩壊』『昨日までの世界』で知られるジャレド・ダイアモンド博士が、日本、フィンランド、チリ、アメリカなど国家的危機に直面した世界7カ国の事例から、全世界が一致して持つべき危機への認識を解き明かす。文庫化にあたり、世界が直面するコロナ禍を分析した序章を新たに追加。
著者
ジャレド・ダイアモンド
カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)地理学教授。1937年ボストン生まれ。ハーバード大学で生物学、ケンブリッジ大学で生理学を修めるが、やがてその研究領域は進化生物学、鳥類学、人類生態学へと発展していく。カリフォルニア大学ロサンゼルス校医学部生理学教授を経て、同校地理学教授。アメリカ科学アカデミー、アメリカ芸術科学アカデミー、アメリカ哲学協会会員。アメリカ国家科学賞、タイラー賞、コスモス賞、ピュリツァー賞、マッカーサー・フェロー、ブループラネット賞など受賞多数
危機を脱す12段階がある
危機を脱す12段階がある
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) July 12, 2024
①認識する
③責任を受け入れる
③制御できる問題に向き合う
④他から援助を受ける
⑤他モデルを使う
⑥自我を取り戻す
⑦正直に自己認識する
⑧過去の事例を使う
⑨耐える
⑩柔軟に対処する
⑪価値観を明確にする
⑫制約から自由になる#危機と人類https://t.co/5cmWgSYtAz
宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
世界も危機を迎えている
世界も危機を迎えている
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) July 13, 2024
世界は他惑星がないため④他から援助を受ける⑤他モデルを使うができず、統一できておらず世界政府がないため⑥自我を取り戻す⑪価値観を明確にするもできず、⑧過去の事例を使う⑨耐えるも難しい初の危機にある#危機と人類https://t.co/5cmWgSZ1q7
知識や想像力に全振りするため、本1/1冊、映画1/1本、漫画6/6巻、ゲーム0/3hを目指します!
日本は西洋化しつつ伝統を残せた
🇯🇵は西洋化しつつ伝統を残せた
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) July 13, 2024
黒船襲来からの🇯🇵の明治維新は、欧米から合いそうな制度を選び🇩🇪憲法と陸軍、🇬🇧海軍、🇫🇷民法、🇺🇸教育を手本にして西洋化し、状況に合わせて対応することで、儒教と神道の価値観、文字文化、天皇への忠誠を維持することに成功した#危機と人類https://t.co/5cmWgSYtAz
宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
現代の日本、アメリカは危機を迎えている
現代の🇯🇵🇺🇸は危機を迎えている
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) July 13, 2024
🇯🇵は②被害者意が高く⑦現状認識が欠けており⑪持続可能な社会へ協力できておらず、国債と女性、新生児、高齢者、移民、領土問題、自然資源管理の危機にある
🇺🇸は失敗経験がないため⑤他モデルを使う視点がなく、今後が未知である#危機と人類https://t.co/5cmWgSYtAz
宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
ひろき:ダイヤモンドさんの『キキと人類』という本を紹介します。この本では、日本が西洋化しつつも伝統を残してきた歴史が描かれています。たとえば、黒船の襲来から明治維新にかけて、日本は欧米の制度を積極的に取り入れました。ドイツの憲法と陸軍、イギリスの海軍、フランスの民法、アメリカの教育などを参考にしながら、日本独自の価値観や文化を守り続けてきたのです。この本を読んで、日本が中国のような大国の隣にありながらも侵略を免れ、島国としての強みを活かして発展してきた歴史に改めて気づかされました。さらに、このような歴史背景が日本人の「村社会」的なメンタリティや、強いリーダーシップが生まれにくい状況を生んだのではないかとも感じました。
ソクラテス:日本が歴史的に独自の位置を保ってきたという点は興味深いですね。特に、島国としての地理的な条件が日本の発展にどう影響を与えたのかについてさらに考えさせられます。現代の日本の社会やビジネス文化に、これらの歴史的な要因がどのような影響を与えていると感じますか?
ひろき:例えば、欧米で話題になっている最新のテクノロジーやリーダーシップの手法が、日本でも一部取り入れられて試されていますが、独自の環境が影響して、日本独自の形で消化されているように思います。例えば、海外ではありえないような自動販売機が、日本では田舎にまで広く設置されています。これも日本特有の治安の良さが関係しているのでしょう。そうやって、取り入れた技術を日本独自の形で再解釈し、再輸出することができる場面が多いと感じます。
ソクラテス:技術の取り入れ方と独自の消化という観点は興味深いですね。このような再輸出によって、日本がどのような強みを得ていると考えますか?また、テクノロジーの導入が国際競争力にどのように影響すると思いますか?
ひろき:再輸出できるというのは日本の大きな強みだと思います。最先端のテクノロジーに触れることで、独自の文化と組み合わせた掛け算が生まれ、それが他国では作れないような製品やサービスを生み出していると感じます。例えば、最近だとAI技術も進展しており、日本ではChatGPTの使用率も高いとのことです。日本人はテクノロジーに興味を持つ層が一定数いるので、そうした人たちがもっと世界に発信していくことが重要だと思います。
ソクラテス:テクノロジーと日本独自の文化の掛け合わせは強力ですね。具体的に、AIと日本の歴史や文化をどのように融合させたら面白い新しいサービスや製品が生まれると考えますか?
ひろき:AIと日本の寺院や伝統的な建造物を掛け合わせるのは面白いかもしれません。日本には歴史的な建造物が多く残っており、それをAIで再現し、VRなどで仮想体験できるようにすれば、他の国では真似できないものが作れると思います。アメリカにはこうした長い歴史や文化は残っていないので、日本の強みを生かして、富裕層向けに疑似旅行のような体験を提供できるかもしれません。
ソクラテス:AIやVRを使った仮想旅行のアイデアは、まさに日本ならではの魅力を発信する強力な手段になりそうですね。そうした体験をどのようにデザインすれば、さらに多くの人に訴求できると考えますか?
ひろき:やはり、海外でどの漫画や文化が人気なのかをしっかり分析することが重要だと思います。例えば、最近京都の国際漫画ミュージアムに行ったのですが、そこで外国人観光客が非常に多いことに驚きました。漫画は日本特有の文化で、海外でも大きな人気を集めています。こうしたコンテンツをもっと押し出して、AIを使って新しい物語を生み出せば、無限に新しい作品が作れるのではないかと考えています。それにより、日本が再びビジネス面でリーダーシップを取るチャンスが生まれるかもしれません。
ソクラテス:非常に興味深い発想ですね。日本が独自の文化を生かしつつ、最新の技術と融合することで、世界に向けた新しい価値を創造できる未来が期待されます。ひろきさんの提案する方向性は、確かにビジネスのリーダーシップを取り戻す鍵となり得るでしょう。
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