本 要約【なぜヒトだけが老いるのか】小林武彦 #781

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概要

人間以外の生物は老いずに死ぬ。ヒトだけが獲得した「長い老後」には重要な意味があった。生物学で捉えると「老いの常識」が覆る!

著者

小林武彦
1963年生まれ。神奈川県出身。九州大学大学院修了(理学博士)。基礎生物学研究所、米国ロシュ分子生物学研究所、米国国立衛生研究所、国立遺伝学研究所を経て、東京大学定量生命科学研究所教授。日本遺伝学会会長、生物科学学会連合の代表を歴任。日本学術会議会員。生命の連続性を支えるゲノムの再生(若返り)機構を解き明かすべく日夜研究に励む。地元の伊豆、箱根、富士山をこよなく愛する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

シニアが若者を支える

2024年7月
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老化による病気を減らす

2024年7月
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ひろき:『なぜ人だけが多いのか』という本を紹介します。この本では、シニア層が元気なうちは若者を支え、社会に貢献できる場を作ることで、若者が自分の好奇心や学びに集中できる環境を作るという考えが書かれています。高齢者が行政や窓口業務などを担うことで、若者の多様性が確保され、ピンピンコロリの社会が実現するという内容が印象的でした。

ソクラテス:シニア層が社会の基盤を支え、若者が好奇心や学びに専念できるという構想は面白いですね。具体的には、どのような役割をシニア層に委託することが有効だと考えますか?

ひろき:例えば、バスの運転手や駅員のような必須業務をシニア層に任せることで、若者は金銭的な理由で働くのではなく、内発的な動機に基づいて学びや好奇心を追求できるようになるのではないかと考えています。もちろん全てを委託するわけではありませんが、若者が自身の成長に集中できる環境を整えるための一つの手段として有効だと思います。

ソクラテス:確かに、高齢者が社会参加することで若者がより自由に動けるようになることは理にかなっています。ただ、シニア層がその仕事に満足感を感じ、社会に参加し続けるためにはどのような工夫が必要だと考えますか?

ひろき:シニア層がただ家でソファに座ってテレビを見続けるよりも、他者とコミュニケーションを取ることで満足感が得られると思います。社会に出て行くこと自体が彼らの生活の質を高め、結果的に社会全体の満足度にもつながるのではないでしょうか。積極的に社会に参加している人には減税や投票権を与えるなど、インセンティブを提供することで、参加意欲を高められるのではないかと考えています。

ソクラテス:そうしたインセンティブによって社会参加を促進する一方で、税金や投票権を基準にした場合、参加しない人たちへの対応はどうなると考えますか?

ひろき:間違いなく反対されると思います。特に、現状に甘んじている高齢者からの反発が予想されますが、これは避けられない問題だと思います。10年ほどの間に、こうした反発を乗り越えることができれば、社会は次第に変わり、ピンピンコロリのように元気に活動できる高齢者が増えると思います。社会全体が進化するためには、ある程度の強制的な手段も必要ではないかと感じています。

ソクラテス:強制的な手段を取り入れることは、確かに短期的な変化をもたらすかもしれませんが、長期的に持続可能な仕組みにするためには、どのような工夫が必要だと考えますか?

ひろき:そこが難しいところですが、例えば5000円の参加報酬を長期的に提供し続ける仕組みが考えられます。医療費削減などの観点からも、社会参加を促すことによって間接的に社会的なコストを抑えられる可能性があります。公的な費用としてこういった報酬を維持することは、最終的には社会全体にとって利益があるのではないでしょうか。

ソクラテス:報酬制度が続くことで参加者は増えるかもしれませんが、持続可能な社会参加を目指すためには、参加者自身がその活動に意義を感じることが大切ですね。どのようにして、報酬以上の価値を参加者に感じさせることができると考えますか?

ひろき:たしかに、5000円がなくなったら来なくなる人も多いでしょう。そのため、金銭的報酬を継続的に提供し続けることも重要かもしれません。ただし、それだけではなく、参加者が社会に貢献することで得られる満足感や、他者とのつながりが継続的なモチベーションになるような仕組みが必要だと思います。福祉や医療費の負担を減らすためにも、参加者が社会の中で役割を果たすことに意味を見出せるような仕組みが求められます。

ひろきさんとのやり取りでは、シニア層が社会参加することで若者がより自由に成長できる環境を作り出すアイデアが議論されました。ピンピンコロリの社会実現に向けて、シニア層の役割を再定義し、インセンティブを活用することで社会の変革を進めていくことが考えられます。

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