概要
犯罪とは何か、なぜ刑が科されるのか。ひいては、人間とは何か、責任とは何か?――刑罰とは究極の「問い」である。早稲田大学名誉教授が教える刑法学入門。
「主文 被告人を懲役10年に処する」―。その根拠を考えてみたことはあるだろうか?犯罪とは何か、なぜ刑が科されるのか。制裁としての刑罰はどうあるべきか。「刑法学」の考え方を丁寧に解説する。
著者
高橋則夫
1951年東京都生まれ。早稲田大学法学部卒業。早稲田大学法学部教授を経て、現在、早稲田大学名誉教授。法学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
罰と予防を兼ねている
罰と予防を兼ねている
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) June 13, 2024
因果応報の応報論、見せしめの一般予防論、立ち直りの特別予防論、ルール強化の積極的一般予防論の意味があり、結合した総合説で成り立つ
応報論はカント「目に目を、歯に歯を」、ヘーゲル「刑罰は法の否定の否定」から来る#刑の重さは何で決まるのかhttps://t.co/a6WMthlfhr

宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
ひろき:高橋典夫さんの『Kの重さは何で決まるのか』という本を紹介します。この本では、刑罰の方法論について述べられており、因果応報の方法論や見せしめの一般予防論、立ち直りの特別予防論、ルール強化の積極的一般予防論などが解説されています。カントの「目には目を、歯には歯を」という考え方や、ヘーゲルの刑罰論など、哲学的な背景も含まれています。
ソクラテス:カントの「目には目を、歯には歯を」という考え方が現代の刑罰にどう適用されているか、もう少し詳しく教えていただけますか?
ひろき:時代的には多くの命を奪った者は死刑になるといった、厳しい目で捉えられることが多いと思います。一方で、軽い罪に対しては反省を促すために終身刑が選ばれることもあります。ただ、厳しい処罰だけではなく、再生の機会を与えることも重要だと感じています。何か一度の過ちで懲罰を課すだけでは限界があると思います。
ソクラテス:現代の司法制度で再生の機会を強化する必要性についてどうお考えですか?
ひろき:今の制度で十分足りていると思いますが、問題は再生のルートをたどる際に、社会が過度に厳しい罰を課していることです。最近のガーシーさんの事件などを見ても、一度の大きな過ちに対して社会の制裁が厳しすぎる印象があります。法的な罰以上に社会的な炎上が再生を許さない現状があり、そのために新たな挑戦をする人が減り、日本の国力が低下しているのではないかと感じます。
ソクラテス:社会全体が「許し」や「再生の機会」を提供するためにどのような取り組みが必要だと考えますか?
ひろき:やはり声を上げていくしかないと思います。失敗を糧に進んでいく人が増えることで、挑戦する人も増えていくと思います。私は情報発信を通じて、こうした考えを広めたいと考えています。主体的な人生を選び、自分で選択して歩んでいく姿勢が個人の幸福や社会全体の持続可能性に繋がると考えています。
ソクラテス:そのメッセージを効果的に広めるために、どのような情報発信の手段や戦略を考えていますか?
ひろき:今のところ、YouTubeが最も扱いやすいと思っています。自分もYouTubeをよく見るので、少しバイアスがかかっているかもしれませんが、YouTubeは誰でも発信できる場であり、視聴回数やコメント欄を通じて支持の度合いも確認しやすいです。Twitterなどよりも民主化されている印象があります。これからもYouTubeやブログを通じて発信していきたいと考えています。
ソクラテス:YouTubeでどのようなテーマやメッセージを強調して発信していきたいと考えていますか?
ひろき:哲学的な問いを取り上げ、絶対的な答えがないことについて個人が考えるきっかけを提供したいと思っています。この世には絶対的な価値観は存在せず、自分なりの価値観や妥協点を見つけていくことが人生の本質だと考えています。そうした姿勢を広め、個人の幸福や社会の持続可能性に繋げたいと考えています。
ソクラテス:視聴者がそのテーマについて深く考えるように促すために、どのようなアプローチを考えていますか?
ひろき:本や映画、漫画といったコンテンツを取り上げ、そこから議論をChatGPTと行う場面を提供しています。興味を持った視聴者が検索してくれるようにし、その議論を通じて考え方の幅を広げてもらいたいと思っています。また、文字起こししたものをブログにアップすることで、文字情報で読みたい人にもアプローチしています。
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