概要
発達障害について、知っておきたかったこと、知りたいこと、これから知っておいたほうがよさそうなこと。生きづらさを軽くするため、知りたいことすべて ―― ありそうでなかった「発達障害の教科書」。発達障害の子を育てる編集者・ライターが、各界第一人者の医師、研究者など13人に、あらゆる疑問をぶつけてとことん聞いた。入門書にして決定版!
著者
黒坂真由子
編集者・ライター。埼玉県川越市生まれ。中央大学を卒業後、東京学参、中経出版、IBCパブリッシングをへて、フリーランスに。ビジネス、子育て、語学などの書籍を手掛ける傍ら、教育系の記事を執筆。絵本作家せなけいこ氏の編集担当も務める。日経ビジネス電子版では、本書のベースとなった連載「もっと教えて!『発達障害のリアル』」のほか、短期連載「養老孟司と『死にたがる脳』」などを担当。
発達障害は社会で決まる
発達障害は社会で決まる
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) May 7, 2024
脳の個性で環境に適応できない
糖尿病は血糖値などの基準で判断できるが
発達障害はDSMに該当する項目数より、本人が困難を感じるかで決まる
発達障害者が増加傾向なのは、資本主義の効率化で管理が進み、障害を感じる人が増えている#発達障害大全https://t.co/7TV2vMR1zV
宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
ミニマムの生活費を確保して本と映画、漫画を習慣にできたので、YouTubeに挑戦中です!
環境を変える
環境を変える
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) May 8, 2024
脳の個性で治すべきでない
障害になるかは生きている時代と場所次第で、狩猟採集民はADH傾向の方が生存しやすく、ADHD者も農業をすれば、多動が目立たなくなる
米では空気を読む必要がないため、空気を読めていないのは定型発達者の方でもある#発達障害大全https://t.co/7TV2vMR1zV
29歳になる2025年3月までに1000万円を貯め、10月に免許更新後のワーホリを計画中です!
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ASとADHは混じり合う
ASとADHは混じり合う
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) May 8, 2024
脳の個性で別軸の特徴がある
タイムカードの場合、ADHは注意欠如と多動衝動で、うっかり忘れるが
ASはこだわりと対人関係で、意味が分からないから打刻しない
こだわりと注意欠如が混ざると、集中したいのに気が散る自分に障害を感じる#発達障害大全https://t.co/7TV2vMRzpt
宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
知識や想像力に全振りするため、本1/1冊、映画1/1本、漫画6/6巻、ゲーム3/3hを目指します!
ひろき:黒坂真由子さんの『発達障害大全』という本を紹介します。AS(自閉スペクトラム症)とADHD(注意欠如・多動性障害)について、それぞれが異なる軸での個性を持つと述べられています。例えば、タイムカードを打刻しない理由も異なります。ADHDの人は注意散漫で忘れてしまうのに対し、ASの人は対人関係やこだわりから意味が理解できないために打刻しないことがあるとのことです。このように、同じ行動でも異なる背景があります。
ソクラテス:発達障害の違いを具体例で説明されていますが、社会全体がこれにどう対応すべきだと感じますか?特に、ASやADHDの特性に合わせた環境の整備について、どのようなアイデアがあるでしょうか?
ひろき:発達障害を持つ人が社会に馴染めていないのは、社会のあり方そのものがミスマッチを起こしているからだと思います。例えば、アメリカのような社会では自己主張や「空気を読まない」ことが求められるのに対し、日本では逆に「空気を読む」ことが重視されています。この違いによって、日本では生きづらさを感じる発達障害の人たちも、環境を変えれば改善する場合が多いのではないでしょうか。実際、昆虫学者の養老孟司さんも、ADHDの子供を畑に連れて行くと、症状が消えると述べていました。農耕民や狩猟採集民のような生活を振り返ると、現代の資本主義社会が発達障害の特性に適応していないだけかもしれません。
ソクラテス:確かに、社会のあり方が発達障害に対する生きづらさを引き起こしている可能性があります。社会が発達障害の特性に適応するためには、どのような環境やシステムが理想的だと考えますか?
ひろき:ベーシックインカムや生活保護のような制度が有益だと思います。生活の基盤が保障されれば、発達障害の人たちは社会と無理に交わることを避け、空いた時間で自分の趣味に没頭できるようになります。実際、ハリー・ポッターの著者であるJKローリングさんも、生活保護を受けながら執筆し、大ヒットを生み出しました。こういった成功例からも、発達障害の人々が社会に適応しづらい環境で無理に働くより、生活保障を受けて創造的な活動に集中できるようにする方が、彼らの潜在能力を引き出すことができるのではないかと思います。
ソクラテス:生活保障が創造的な活動を促進するという考え方は非常に興味深いですね。ベーシックインカムが広がった場合、社会全体でどのような影響が出ると考えますか?特に、創造的な分野や技術革新にどのような変化が期待されるでしょうか?
ひろき:社会全体には大いにプラスになると思います。生産性の高い人々はAIを活用して技術革新を進めてくれる一方で、働かなくてよくなった発達障害の人たちは新しい分野や創作活動に時間を投資してくれるでしょう。結果として、映画や本、漫画といったコンテンツが多様化し、より面白い世界が広がっていくと思います。また、発達障害の特性を持つ人々が独自の視点や才能を社会に残してくれることを期待しています。
ソクラテス:非常にポジティブなビジョンですね。発達障害を持つ人々が自分のペースで創造性を発揮できる社会が広がれば、コンテンツの多様化と社会の発展が進むでしょう。最後に、社会全体がそういった創造性をさらに支援し、発展させるために、どのような具体的な取り組みが必要だと思いますか?
ひろき:基本的な衣食住を保障する仕組みがあれば十分だと思います。発達障害を持つ人たちは高い生活水準を求めているわけではなく、最低限の食料や住居があれば、それだけで自分の好きなことに集中できるようになります。ただし、問題となるのはギャンブル中毒のような依存症に陥っている人たちです。彼らを救い出すための公的支援が今後も必要だと思います。
このやり取りを通して、ひろきさんの発達障害に対する深い洞察と、社会全体の在り方についての視点が浮き彫りになりました。ベーシックインカムや創造的な活動への支援が、より豊かな社会を作り出す可能性を示唆しています。
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