本要約【テクノリバタリアン】橘玲 #706

概要
著者
高い論理と数学力で自由を求める
1. ソクラテスとひろきの対話
2. まとめ
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概要

高い数学的能力をもつギフテッドがひしめくシリコンバレー。とてつもない富を手にしたとてつもなく賢いＩＴ成功者たちは、「究極の自由」を求めて、既存の民主主義を超越する新たな政治思想を模索している。彼らはいかに世界を変えるのか？最先端テクノロジーに裏付けられた最先端思想の全貌を徹底解説！

著者

橘玲［タチバナアキラ］
１９５９年生まれ。作家。２００２年、国際金融小説『マネーロンダリング』でデビュー。２００６年、『永遠の旅行者』が第１９回山本周五郎賞候補作となる。２０１７年、『言ってはいけない　残酷すぎる真実』で新書大賞受賞

高い論理と数学力で自由を求める

高い論理と数学力で自由を求める

左は安全、平等、自由を求めるが
右は忠誠、権威、神聖も求める
リベラリズムは平等第一だが
リバタリアンは自由第一で、テクノリバタリアンは自由のためなら、民主主義を犠牲にしてでも技術を加速させようとする#テクノリバタリアン https://t.co/5RSQ304MX6
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) April 18, 2024

2024年5月

宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします！

2024年7月

知識や想像力に全振りするため、本2/1冊、映画1/1本、漫画1/6巻、ゲーム0/3hを目指します！

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ソクラテスとひろきの対話

ひろき：橘玲さんの『テクノリバタリアン』という本を紹介します。テクノリバタリアンは自由を追求するために、技術を加速させることを重視し、場合によっては民主主義を犠牲にする考え方です。イーロン・マスクなどが進めている技術は、そういった思想に基づいている部分があると思います。

ソクラテス：技術の加速が社会に及ぼす影響について、どのように感じていますか？特に、民主主義を犠牲にすることで得られる自由について、どのようなリスクと可能性があると考えますか？

ひろき：技術の進展は確かに自由をもたらす可能性がある一方で、民主主義のプロセスが技術発展を遅らせるリスクもあります。例えば、イーロン・マスクが提案している脳にチップを埋め込む技術や、火星移住計画などは、技術が進まなければ実現できないものです。ただ、技術が進むことで格差が広がり、特に富裕層だけが恩恵を受ける可能性もあります。このバランスを保つために民主主義的なアプローチが必要だと思います。

ソクラテス：そうした技術が社会に広がることで、あなたの生活にはどのような具体的な影響があると考えますか？

ひろき：もし、イーロン・マスクが進めているような技術が実現すれば、脳チップのようなものを使って、対話も瞬時に行えるようになるでしょうし、火星移住が可能になればぜひ行ってみたいですね。宇宙では地球では感じられない何か特別な体験ができると期待しています。また、スターリンクの普及でどこでもインターネットに接続できる世界が訪れることで、より自由な生活が送れるようになると思います。さらに、電気自動車の普及が進むことで、環境に配慮した社会へと向かう点もポジティブだと考えます。

ソクラテス：あなたが述べた未来のビジョンは、技術がもたらす新しい自由と豊かな経験に満ちていますね。最後に、技術が進むことで私たちの社会がどう変わっていくのかについて、どのような期待や不安を抱いていますか？

ひろき：私は自分の人生が100年だと考えていますし、子供やパートナーを持つ予定もないため、技術の進展が私の人生をより充実させると信じています。火星移住や脳チップの導入など、イーロン・マスクの取り組みが進むことで、私の人生がより楽しくなると期待しています。ただ、それが社会全体にどのような影響を与えるかについては、まだ予測できない部分が多いと思います。だからこそ、バランスを取りながら技術を進めていくことが重要だと感じています。