概要
人種やジェンダーをめぐる差別・不平等は、グローバル資本主義の構造と深くかかわって、全世界的な社会分断を生んでいる。差別問題に正面から切り込んだトマ・ピケティの論考をはじめ、国際的な識者たちが問題の深淵と解決への道筋を語る、最先端の論集。
著者
トマ・ピケティ
フランス国立社会科学高等研究院の研究所長、パリ経済学校の教授、ならびにグローバル不平等研究所の共同主宰者
ロール・ミュラ
カリフォルニア大学ロサンゼルス校ヨーロッパ言語・越境文化学科教授。著書に、La Maison du docteur Blanche.Histoire d’un asile et de ses pensionnaires,de Nerval `a Maupassant(Latt`es,2001)(ゴンクール伝記賞およびアカデミー・フランセーズ批評家賞受賞。吉田春美訳『ブランシュ先生の精神病院―埋もれていた19世紀の「狂気」の逸話』原書房、2003年)、L’Homme qui se prenait pour Napol´eon.Pour une histoire politique de la folie(Gallimard,2011)(フェミナ賞随筆部門受賞)他
セシル・アルデュイ
スタンフォード大学(米国)フランス文学・文明学の教授、パリ政治学院政治学研究センターCEVIPOFの准研究員。2015年Panorama des Id´ees誌「社会を考える」部門文学賞を受賞
リュディヴィーヌ・バンティニ
歴史家、教員・研究者、ルーアン大学GRHisラボメンバー。社会参加、社会運動・反乱・革命の歴史を研究
資本主義を手放す
資本主義を手放す
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) April 15, 2024
歴史上、永遠だった社会制度はない
利益の最大化を目指す資本主義は、人間の命も商品価値と比べられ、下を向いて笑う子どもを作り出す
資本主義が長らえるほど、地球上の生命の条件を崩すため、人類が手放される前に、手放せるかである#差別と資本主義https://t.co/pbGZ7409aM
![2024年5月](https://blues-book-blog.com/wp-content/uploads/2021/08/83af56e1cf5ee5a430e189a13a27840d-e1599947534945-150x150-1.jpg)
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社会的な評価は気にせず、自分の好奇心や満足度につながる読書や行動をしていきます!
### ひろき:とトマトさんの『差別と資本主義』という本を紹介します。
資本主義を手放すべきだと説くこの本は、資本主義が利益最大化の名のもとに人命や地球環境を犠牲にしていると主張しています。特に、長期的に地球上の生命条件を破壊し続けるこのシステムは、人類の未来に深刻な影響を与えると感じました。このままでは資本主義に支配される前に、私たちが手放すべきかもしれません。
### ソクラテス:資本主義を手放すという発想は興味深いですね。もし手放すとしたら、どのような社会制度が理想的だとお考えですか?
### ひろき:資本主義を手放すとすれば、ベーシックインカムのような制度が考えられます。資本主義は自由の拡大を追求する一方で、行き過ぎた自由が不平等を生んでいると感じます。平等を目指す社会制度に転換するため、ベーシックインカムが一つの道筋かもしれません。しかし、富裕層の協力や財源の確保が難題であり、生活水準を下げることに対する人々の抵抗も大きいと感じています。
### ソクラテス:生活水準を下げることへの抵抗を考えると、人々の価値観や行動を変えるためには、どのような方法が効果的だと思いますか?
### ひろき:生活水準を下げることは非常に困難ですので、まずは現状の水準をこれ以上上げないというルールを設けるべきだと思います。例えば、電気代や車の税金を上げることで財源を確保し、その資金をグローバルサウスの貧困層の支援に充てるといったアプローチが考えられます。今後生まれてくる世代には、最初から低い生活水準を受け入れてもらうことで、地球環境の維持に貢献できると考えています。
### ソクラテス:それは非常に現実的なアプローチですね。しかし、生活水準をこれ以上上げないというルールを導入するために、人々にどのように理解してもらうべきだと思いますか?
### ひろき:現行のテレビやマスメディアでは、視聴率や広告の影響でこういったメッセージを伝えることが難しいと感じます。ですので、市町村や国が運営する機関の広告として、これらの訴えを広める方法が効果的だと思います。例えば、貧困層への寄付を呼びかける広告のように、人類の結束を訴えるメッセージを公共の場で発信していくことで、広い層にアプローチできるのではないかと考えています。
### ソクラテス:公共機関を利用したアプローチは説得力がありますね。感情に訴えながら、徐々に人々の意識を変えていく取り組みが必要ですね。
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