概要
デジタルが社会を変える時代。だが技術の進展は分断を生み、民主主義の後退と政治の機能不全は深刻だ。なぜ私たちは民主主義を実感できないのか? 本書では、大転換期を生きたトクヴィルの思索と行動を手がかりに、選挙ではなく行政府に、政党ではなく結社(ファンダム)に注目。分断を乗り超える、「実験」の民主主義像を提示する。民主主義論の大家が名編集者と力を合わせ、社会課題を探り出し、新しい政治構想を描く。
著者
宇野重規[ウノシゲキ]
1967年東京都生まれ。専門は、政治思想史、政治哲学。東京大学法学部卒業。同大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。千葉大学法経学部助教授などを経て、東京大学社会科学研究所教授。著書『政治哲学へ』(東京大学出版会、渋沢・クローデル賞特別賞)、『トクヴィル』(講談社学術文庫、サントリー学芸賞)、『民主主義とは何か』(講談社現代新書、石橋湛山賞)など
若林恵[ワカバヤシケイ]
1971年生まれ。平凡社『月刊太陽』編集部、『WIRED』日本版編集長を経て、2000年に独立。雑誌、書籍、展覧会の図録などを多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2018年、黒鳥社設立
技術で平等化した
技術で平等化した
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) April 13, 2024
聖職者と貴族が不要になった
銃で平民でも戦えるようになり、印刷や郵便で平民でも聖書を読めるようになった
現代はデジタルが民主化を加速し、SNSやYouTubeで情報を得られ、19世紀の小説、20世紀の映画、21世紀のゲームと移行している#実験の民主主義https://t.co/3RTFyqQkU1
宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
知識や想像力に全振りするため、本2/1冊、映画1/1本、漫画1/6巻、ゲーム0/3hを目指します!
各国で官僚の特徴がある
各国で官僚の特徴がある
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) April 13, 2024
求められる能力が違った
🇨🇳は試験の実力で公務員を選ぶ科挙で、最も優れていた
🇫🇷は哲学、🇺🇸は教養と欧米では制度に落とし込む技術や幅広い知識が必要だった
🇯🇵は近代国家の仕組みを取り入れるため、英語と仏語、独語が求められた#実験の民主主義https://t.co/3RTFyqQkU1
宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
認識できる世界を増やすため、本2/1冊、映画1/1本、漫画1/6巻、ゲーム0/3hを目指します!
各国で民主主義の特徴がある
各国で民主主義の特徴がある
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) April 13, 2024
国の歴史や文化が違う
🇬🇧と🇺🇸は平民が強く中央と地方が別の分散型で、🇺🇸は🇬🇧での自治の経験を活かし、小国と大国のメリットを兼ね備えている
🇫🇷は国が強く中央と地方も同じ集権型、🇯🇵は中央と地方が結びついた融合型である#実験の民主主義https://t.co/3RTFyqQkU1
宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
知識や想像力に全振りするため、本2/1冊、映画1/1本、漫画1/6巻、ゲーム0/3hを目指します!
実験の民主主義をする
実験の民主主義をする
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) April 13, 2024
承認だけでなく行政も民主化できる
国は郵便やX、YouTubeのような場を提供し、中身は国民に任せる
国にも情報やデータを公開させれば、有権者が日々意見を言い、選挙の日だけでなく、執行権を常に監視し、責任を追及できる#実験の民主主義https://t.co/3RTFyqQSJz
自分の得た知識と知識を元にした行動、行動した結果をXやブログで共有しています!
自分の得た知識と知識を元にした行動、行動した結果をXやブログで共有しています!
分からない人にも分からせる
分からない人にも分からせる
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) April 13, 2024
分断を防げる
右は自由で正解がなく、やれることをやると割り切りで、理解されやすい
左は正解となる理念があり、国民の理解を得ようとし、理解されなかった場合、理念を変える考えはなく、分かっている人だけで閉じてしまう#実験の民主主義https://t.co/3RTFyqQSJz
相手や集団の行動が理解できないときは、文化的な背景や構造を考えて思いやります!
相手や集団の行動が理解できないときは、性善説で考えて信じられるように質問します!
ひろき:宇野茂樹さんの書かれた『実験の民主主義』を紹介します。この本は、選挙の日だけでなく、日常的に国民が政治に関与し、執行権を監視できるようにする仕組みを提案しています。YouTubeのようなプラットフォームを提供し、国民が意見を発信できる環境を整えることで、行政も民主化されるべきだと述べています。
ソクラテス:プラットフォームを利用した行政の民主化が提案されていますが、特に印象に残った点は何でしょうか?また、それが現在の政治システムにどのように影響を与えると考えていますか?
ひろき:選挙というシステムでは、投票する日だけが民主的になりますが、その後は国民が政治に関与できない構造になっていると感じます。宇野さんは、情報公開や議論を促進するプラットフォームがあることで、日常的に国民が政治に関与できるようになると述べていました。
ソクラテス:選挙の限界を指摘されていますが、日常的な関与を可能にするための具体的な方法についてはどうお考えですか?
ひろき:日常的な関与を実現するためには、まず情報の透明性が必要だと思います。さらに、右派と左派の価値観の違いを理解し、お互いに歩み寄ることが重要です。右派は価値観が多様でありながらもまとまりやすいのに対し、左派は内部で対立が生じやすいと感じます。
ソクラテス:左派の中での対立を解消し、共通の目標に向かって協力するためには、どのようなプロセスが必要だと思いますか?
ひろき:まずは共通の目的を第一にすることが重要だと思います。右派に負けても良いのか、それとも左派の理念を実現することが第一なのか、そこの議論が必要です。その認識を共有できれば、左派としてまとまることができるのではないかと思います。
ソクラテス:左派が共通の目標を設定した後、それを広めるための手段として「マスコット的な役割」を果たすことが必要だという意見がありましたが、そのリスクやチャレンジをどう克服すれば良いとお考えですか?
ひろき:左派の「マスコット」として前に出る人は、批判や炎上に耐えられる人である必要があります。ただ、左派内部でその人に対する批判が起こると、その人のやる気が失われる可能性もあります。ですので、左派同士でも、そういった活動が必要であるというコンセンサスを築き、協力していく必要があると思います。
ソクラテス:左派内の協力が重要だというお考えは理解できます。では、具体的にどのようにして左派内で協力体制を築いていくことができるとお考えですか?
ひろき:左派内で協力体制を築くためには、まず大きな目標を共有し、細かい違いにこだわらないことが重要です。ビーガンとベジタリアンの対立のように、同じ方向を向いていても細かい部分で対立することがありますが、それを超えて共通の目的に集中する姿勢が必要です。
ソクラテス:確かに、共通の目的を持ち、細かい違いにとらわれない姿勢が重要ですね。このような議論を通じて、左派の活動がより強化されることを期待します。
ひろきさんは、『実験の民主主義』を通じて、日常的な政治関与の必要性や、左派の内部協力の重要性について深く考えさせられたようです。右派と左派の違いや、左派が内部対立を乗り越えて共通の目標に向かって進むための方法についても、多くの示唆を得ています。
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