概要
降雨量と放射線、宇宙の深さ、カロリーと歩数、幸福と苦痛―。われわれはさまざまなものを計測し、世界を理解しようと努めてきた。計測はもはやわれわれの生活に欠かせないものとなっている一方で、知性や嗜好といったものまで数値化し、選別の手段として活用されている。計測の歴史をていねいにひもとき、計測が私たちの住む世界を作っただけでなく、私たち自身をも作りあげてきたことを描く。計測がもたらした光と影に迫る異色のノンフィクション。
著者
ジェームズ・ヴィンセント
ロンドン出身のジャーナリスト兼ライター。『インディペンデント』、『フィナンシャル・タイムズ』、『ロンドン・レビュー・オブ・ブックス』、『ワイアード』、『ニュー・ステーツマン』など数多くの出版物に寄稿している。現在は『The Verge』のシニアライター。本書が初の著書
計測が国を成長させた
計測が国を成長させた
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) March 25, 2024
古代エジプトではナイル川の水位を測定するナイロメーターで、予測が豊作なら課税して国家の繁栄、凶作なら貯蔵して国民に分配し、国を安定化させていた
税管理に文字の記録が始まり、搾取されないよう、単位や計測方法が統一されていった#計測の科学https://t.co/pLNTG9MBNi
宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
知識や想像力に全振りするため、本2/1冊、映画1/1本、漫画1/6冊、ゲーム0/3hを目指します!
計測は資本主義を加速する
計測は資本主義を加速する
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) March 26, 2024
全て計測する流れに
ヴェーバー「自然を合理化し、世界から魔法や意味が取り除く」
アーレント「人間間の親密な関係性、仲間との経験が失われる」
マルクス「労働生産物の数値化は、結びつきが断たれて疎外感が生まれる」
と言った#計測の科学https://t.co/pLNTG9MBNi
ファックユーマネーを手に入れるため、節約しつつ得意な本業と好きな副業でWワークします!
1500万円を貯まりましたが、海外旅行したいので、節約しつつ得意と好きでWワークします!
計測は判断の助けになる
計測は判断の助けになる
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) March 26, 2024
共産主義は政府、民主主義は企業がデジタルを管理している
1日1万歩と定量化することで、目安となって健康や幸せに近づけ、不明確だった価値観も見えてくる
数値と直観を組み合わせて行動し、得られた結果から目標を修正していけば良い#計測の科学https://t.co/pLNTG9MBNi
記憶より記録を優先するため、負1つ正4つを日記にし、エピングハウス式で振り返っています!
正も負も1日1つラ→点→般→運(最悪と最高、今回)→責→検→誇って振り返っています!
ひろき:「ジェームズ ヴィンセントさんの『計測の科学』という本を紹介します。計測が国を成長させた古代エジプトでは、ナイル川の水位を測定するナイロメーターによって、豊作なら課税し、狭窄なら貯蔵して国民に分配していた。この計測に基づくシステムで国が安定化したという点が興味深いです。また、文字の記録が始まり、搾取されないよう計測方法が統一されていったことも印象的でした。」
ソクラテス:「計測技術が国家の安定に寄与したという点は非常に興味深いですね。このような計測が国を強化する一方で、搾取を防ぐためにどのように計測方法が統一されていったのか、またその過程でどのような困難があったのかについて教えていただけますか?」
ひろき:「このように計測することで国が成長していたというのは、確かに合理的だと感じます。しかし、どうやって国民に納得させていたのかが気になるところです。例えば、『水位が上がったので今回は納税を増やします』と言った場合、国民がすぐに納得したとは思えません。年月を重ね、実績を示すことで制度が定着していったのではないかと思いますが、最初は反対もあったのではないでしょうか。現代でも、新しい政策や制度を導入する際のアプローチはどの社会でも共通の課題だと思います。」
ソクラテス:「確かに、最初に計測に基づいた政策を導入した際に、国民の反応はどうだったのかは興味深いです。新しい制度が定着するまでにどのような説得や対策が行われたのか、また反対があった場合に政府がどのように対応したのかについても探求してみたいですね。では、現代の社会で新しい政策を導入する際に、特にどのような要素が重要だと感じますか?」
ひろき:「新しいことを導入するためには、ある程度データを示さなければならないと思います。しかし、今の資本主義社会では、売上予測や利益見込みなど、短期的なデータに焦点が当たりがちです。その結果、四半期や一年単位の成果しか追えない構造ができてしまうのです。こうした短期的な視点ばかり追い求めた結果、環境問題や経済成長の鈍化が進んでいるのではないかと思います。技術革新でこの状況を打破できる可能性はありますが、リスクも大きいです。慎重に進める姿勢が必要ですし、個人も長期的な視点を持つことが大切だと思います。しかし、人間にそれをさせるのは難しい部分もあると感じます。」
ソクラテス:「短期的な視点に頼る現代の構造に対する懸念はよく理解できます。長期的な視点を持たせるためにはどのような教育やシステムが有効だと考えますか?」
ひろき:「長期的なビジョンを持たせるためには、家族を持つことと同じように認識してもらうのが良いかもしれません。子供を持つという判断も、寿命を延長し他の楽しみを追求する選択です。同様に、企業の成長に投資することも、長期的な視点を持つ一つの手段だと思います。とはいえ、私は今やりたいことに集中しているので、長期的な投資や子供を持つ選択肢はあまり取りたくないと思っています。ですが、子供を持つ人なら、この長期的な視点の重要性は理解してもらえるのではないかと思います。」
ソクラテス:「家族を持つことと長期的な投資を同じように捉える視点は興味深いです。あなたが指摘したように、長期的な視点を持たずに社会や企業が運営できる方法があるとすれば、それはどのようなものだと思いますか?」
ひろき:「長期的な視点を持たずに運営できる社会を考えると、ベーシックインカムのような最低限の生活が保証される世界観が浮かびます。誰もが基本的な生活を保証されていれば、短期的な成果を追い求めず、自己投資に時間を費やすことができるでしょう。しかし、こうなると逆に、自分に対して言い訳ができなくなるのではないかとも思います。忙しいから学びを先送りにしていた人々が、やりたいことに向き合わなければならない現実に直面する時、どんな反応をするのか興味深いですね。」
ソクラテス:「確かに、自由と余裕が与えられた時、自分とどう向き合うかは大きな課題です。では、データが必ずしも有効でない場面についてはどうお考えですか?」
ひろき:「データが有効でない場面は、長期的な視点で考えなければならない場合だと思います。100年後の地球の状態をデータで予測することは難しいですし、短期的な結果だけを追っても意味がありません。トップの意思決定者ができるのは、5年単位の中期的なビジョンが限界ではないでしょうか。そのため、5年単位の目標を掲げつつ、柔軟にスポットを切り替えていく姿勢が企業に求められると思います。」
ソクラテス:「5年単位のビジョンを持ちながら、柔軟に対応する姿勢が重要ということですね。では、5年計画を成功させるために企業が最も重視すべき要素は何だと考えますか?」
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