本 要約【冒険の書】孫 泰蔵 #652

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3社会科学
2.0
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概要

僕らはなぜ勉強しなくちゃいけないの? 自分らしく楽しく生きるにはどうすればいいの? 世界を少しでも良くする方法は? 疑問の答えを求めた旅の記録。どんな問いを立て、どんな探究をしたのか、そのプロセスを詳しく綴る。

著者

孫 泰蔵

連続起業家
1996年、大学在学中に起業して以来、一貫してインターネット関連のテック・スタートアップの立ち上げに従事。2009年に「アジアにシリコンバレーのようなスタートアップのエコシステムをつくる」というビジョンを掲げ、スタートアップ・アクセラレーターであるMOVIDA JAPANを創業。2014年にはソーシャル・インパクトの創出を使命とするMistletoeをスタートさせ、世界の社会課題を解決しうるスタートアップの支援を通じて後進起業家の育成とエコシステムの発展に尽力。そして2016年、子どもに創造的な学びの環境を提供するグローバル・コミュニティであるVIVITAを創業し、良い未来をつくり出すための社会的なミッションを持つ事業を手がけるなど、その活動は多岐にわたり広がりを見せている。

子どもの概念がなかった

2024年3月
2024年3月

宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!

2024年7月
2024年7月

知識や想像力に全振りするため、本2/1冊、映画1/1本、漫画1/6冊、ゲーム0/3hを目指します!

人間も機械化された

2024年3月
2024年3月

宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!

2024年7月
2024年7月

知識や想像力に全振りするため、本2/1冊、映画1/1本、漫画1/6冊、ゲーム0/3hを目指します!

学校は機械を量産している

2024年3月
2024年3月

宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!

2024年7月
2024年7月

知識や想像力に全振りするため、本2/1冊、映画1/1本、漫画1/6冊、ゲーム0/3hを目指します!

能力はフィクションである

2024年3月
2024年3月

社会的な評価は気にせず、自分の好奇心や満足度につながる読書や行動をしていきます!

2024年7月
2024年7月

知識や想像力に全振りするため、本2/1冊、映画1/1本、漫画1/6冊、ゲーム0/3hを目指します!

AIが能力主義を終わらせる

2024年3月
2024年3月

宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!

2024年7月
2024年7月

生活水準とブログの質を上げず、心身や金銭的に続けられ、強みを活かして楽しみます!

アンラーンを習慣にする

2024年3月
2024年3月

知識や想像力に全振りするため、本1冊、漫画6冊、映画1本を目指します(本1冊以上)!

2024年7月
2024年7月

認識できる世界を増やすため、本2/1冊、映画1/1本、漫画1/6冊、ゲーム0/3hを目指します!

親の言うことは聞かない

2024年2月
2024年2月

他人の意見に耳を傾けて変わる価値観は受入れ、変わらない価値観を追求していきます!

2024年7月
2024年7月

他人の意見に耳を傾けて変わる価値観は受入れ、変わらない価値観を追求していきます!

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ひろきさんの『冒険の書』という本を紹介します。この本では、産業革命後、人間が機械のように成果や能力のみを評価され、自由を失っていく様子が描かれています。特に、学校や社会が効率的に「社会に役立つ人間」を育てるシステムとなっており、遊びや挑戦の機会が削がれていることに警鐘を鳴らしています。

ひろき:「こうした成果や能力だけが評価される社会で、自由や挑戦する力を取り戻すためには、個人が自分の好奇心を大切にする必要があると思います。子供の頃のように、自分で何かを作り上げる自由な好奇心を持つことが大切です。しかし、それは学校や親の教育によって押し殺されがちで、今の教育制度はその好奇心を奪っているのではないでしょうか。」

ソクラテス:「確かに、自由な好奇心は子供の成長に重要だと思います。ですが、その好奇心を守り、育てていくためにはどのように教育や親の影響と距離を取るべきだと考えますか?」

ひろき:「私は、ある程度教育の枠組みから距離を取るべきだと考えています。最低限の学業や資格さえクリアしておけば、あとは自由に好きなことを追求しても良いと思います。例えば、会社員として働くのに大卒の資格があれば十分だと感じます。青春を犠牲にしてまで勉強に没頭するよりも、自分の好きなことに時間を使うことが大切です。私は、営業として効率よく稼ぎつつ、副業で本や映画、漫画などのコンテンツを楽しみ、チャットGPTと壁打ちをする時間を確保しています。このように、社会のルールに従いながら、自分の好奇心を大切にするアプローチが良いと思います。」

ソクラテス:「そのバランス感覚はとても合理的ですね。子供世代においても、勉強と自由時間のバランスをどう保つべきだと考えますか?」

ひろき:「テストの点数を取ることは最低限必要ですが、過度に受験の成功を求める必要はないと思います。会社員として働けるように大卒の資格さえ取れれば、あとは自由に好きなことをしても良いと思います。人生を資本主義の奴隷として過ごすのではなく、最初から自分の好きなことをする時間を確保することが大事だと思います。」

ソクラテス:「その考え方に基づいて、親や教師はどのようなサポートをすべきだと考えますか?」

ひろき:「親や教師はあまり干渉しない方が良いと思います。結局、勉強しなさいと言われると勉強したくなくなってしまいます。ほっといたら子供はある程度やるものです。過度な干渉は、やらされ感を生み出し、好奇心を失わせる原因になります。もし自分が子供を持つなら、中学校くらいからインターナショナルスクールの寮に入れ、親元を離れた生活をさせる選択肢も考えています。」

ソクラテス:「インターナショナルスクールの寮生活を通じて、子供たちがどのような成長を遂げると期待していますか?」

ひろき:「親元を離れることで、家事や食事を自分で管理する責任感が身につきますし、同世代の仲間と多くの時間を共有する経験も得られます。大学時代、親元を離れて過ごした友人たちとの関係が今でも続いているように、時間を共有することで深い人間関係が築けるのです。親と過ごす時間を減らし、同世代の仲間と過ごす時間を大切にすることが成長に繋がると考えます。」

ソクラテス:「そのような人間関係が、将来どのように役立つと考えますか?」

ひろき:「自立心が養われることはもちろん、社会でのコミュニケーションスキルも向上すると思います。同世代だけでなく、異なる世代や文化の人々とも関わることで、より広い視野が身につくはずです。その経験が、将来の選択肢を広げる助けになるでしょう。」

このように、ひろきさんとの対話は、産業革命から現代の教育、そして個人の成長に至るまで多岐にわたりました。ひろきさんの考え方は一貫しており、自分の好奇心を大切にしながらも、合理的なアプローチで人生を歩むことを提唱しています。これからも、彼の視点が多くの人々にとっての指針となることでしょう。

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