概要
いまや多くの問題を引き起こしている資本主義に対する処方箋として、斎藤幸平は、マルクスという古典からこれからの世の中に必要な理論を提示する。本書『マルクス解体』は、マルクスの物質代謝論、エコロジー論、プロメテウス主義の批判から、未来への希望を託す脱成長コミュニズム論までを精緻に語る。これまでの斎藤の活動の集大成であり、同時に「自由」や「豊かさ」をめぐり21世紀の基盤となる新たな議論を提起する書である。
著者
斎藤幸平[サイトウコウヘイ]
1987年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想、社会思想。Karl Marx’s Ecosocialism:Capital,Nature,and the Unfinished Critique of Political Economy(邦訳『大洪水の前に』角川ソフィア文庫)によって「ドイッチャー記念賞」を日本人初、歴代最年少で受賞。同書は世界9ヵ国で翻訳刊行されている。日本国内では、晩期マルクスをめぐる先駆的な研究によって「日本学術振興会賞」受賞。『人新世の「資本論」』(集英社新書)で「新書大賞2021」大賞を受賞
前資本主義の社会は保証されていた
前資本主義の社会は保証されていた
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) February 12, 2024
所有物として大切に扱われた
農民や奴隷は国や支配層に縛られていたが
餓死までせず基本的な欲求は満たされていた
労働力の商品化が進むほど、文化や技能、知識は貧困化し、労働者と自然が犠牲となり始めた#プロメテウスの夢とその先https://t.co/h5BpFn7sYZ
宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
知識や想像力に全振りするため、本2/1冊、映画1/1本、漫画0/6冊、ゲーム0/3hを目指します!
資本主義は破壊的になった
資本主義は破壊的になった
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) February 12, 2024
技術による転嫁で物質代謝が崩壊した
アンモニアはハーバーボッシュ法で回復したが
天然ガスが使われ、吸収できない化学肥料で土壌汚染し、より肥料を使う悪循環になる
災害や自然劣化さえ資本家の利益になるが
地球は有限である#マルクス解体https://t.co/h5BpFn80Ox
社会的な評価は気にせず、自分の好奇心や満足度につながる読書や行動をしていきます!
自由や平等にならない
自由や平等にならない
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) February 12, 2024
資本主義の協業から社会主義の協業に移れない
労働者を従属させ支配することで、資本は生産されている
生まれる技術は閉鎖かつ破壊的で、資本家から国家に所有権が移行し、構想と実行を再統一を目指す社会主義に適さず、持続可能でない#マルクス解体https://t.co/h5BpFn80Ox
知識や想像力に全振りするため、本2/1冊、映画1/1本、漫画0/6冊、ゲーム0/3hを目指します!
物質代謝を管理する
物質代謝を管理する
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) February 12, 2024
意識的に変えらえることが環境対策になる
プラネタリーバウンダリーを超えれば、資本主義は存在し続けても地球の大部分で、文明生活が送れなくなる
氷が0℃で溶ける自然法則は変えられないが
化石燃料の消費量は人間の努力で制御できる#マルクス解体https://t.co/h5BpFn7sYZ
生活水準とブログの質を上げず、心身や金銭的に続けられ、強みを活かして楽しみます!
生活水準とブログの質を上げず、心身や金銭的に続けられ、強みを活かして楽しみます!
脱成長コミュニズムを目指す
脱成長コミュニズムを目指す
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) February 12, 2024
自由や平等を拡大できる
労働時間を短縮しても、教育や芸術、介護の使用価値よりSUVやファストファッション、工場畜産の剰余価値が優先され、不安定で低賃金な仕事、広告や金融、コンサルの不要な仕事が増えているだけである#マルクス解体https://t.co/h5BpFn80Ox
自分の得た知識と知識を元にした行動、行動した結果をXやブログで共有しています!
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脱成長コミュニズムを目指す
脱成長コミュニズムを目指す
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) February 12, 2024
自由や平等を拡大できる
経済を減速させてでも、労働者の自立性を高め、仕事内容を魅力的にし、基本的なサービスへのアクセスを保証することで、生産性の向上に依存しなくとも、現代に抑圧されている欲求を持つことできる#マルクス解体https://t.co/h5BpFn80Ox
自分の得た知識と知識を元にした行動、行動した結果をXやブログで共有しています!
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斉藤幸平さんの『マルクスの解体』という本を紹介します。全ての資本主義社会は、保証された所有物として大切に扱われていた農民や奴隷が国や支配層に縛られつつも餓死することなく、基本的な要求が満たされていた時代がありました。しかし、労働力の商品化が進むほど、文化や技能、知識は貧困化し、労働者たちが犠牲になり始めたと主張されています。技術が資本主義の発展を支える一方で、物質代謝の崩壊や土壌汚染といった環境問題が発生していることに触れています。地球は有限であり、資本主義の無限成長は限界に達しつつあると強調されています。
ひろき:「私はこの考え方に賛成です。人間の快楽の尺度が拡大することで、限られた地球資源が破壊されている印象を受けます。今の資本主義の構造が発展した時点で、人類は既に滅亡ルートに入っているのかもしれません。しかし、今できることをやっていくべきだと感じます。」
ソクラテス:「資本主義の持続可能性を維持するために、どのような新しい制度や考え方が必要だと斉藤幸平さんは提唱していますか?」
ひろき:「斉藤幸平さんは脱成長というテーマを掲げています。これは、資本主義の枠組みから抜け出しながらも、持続的な幸福を維持する姿勢です。私は、快楽の尺度を伸ばす活動を抑え、本や映画、漫画といったコンテンツを楽しむことにシフトしています。」
ソクラテス:「幸福の概念を『快楽』と『満足』に分けて考えているとのことですが、資本主義に依存しない形での幸福のあり方について、どのように考えますか?」
ひろき:「幸福は短期的な快楽と、長期的な満足度に分かれると思います。現在の資本主義社会は短期的な快楽に焦点を当てていますが、私は長期的な満足を追求するための行動を意識的に行っています。」
ソクラテス:「長期的な満足を追求するために、どのような社会制度が必要だと考えますか?」
ひろき:「ベーシックインカムが重要だと考えています。必要最低限のものが提供されれば、角にドーパミンが出るような活動をする必要がなく、趣味や友人との交流といった持続可能な生活にシフトできると考えています。」
ソクラテス:「ベーシックインカムによって、社会全体の価値観や行動にどのような変化が生じると考えますか?」
ひろき:「仕事を生きがいにしている人にとっては、自己の存在価値を見失う可能性がありますが、自分の趣味に主体的な人々はより幸せになると思います。ベーシックインカムは、仕事をせずとも生きていける社会を提供しますが、働きたい人が働けない場合、生産性の低下や不満が生じる可能性もあります。」
ソクラテス:「そういった人々に対して、どのようなサポートが必要だと考えますか?」
ひろき:「自己の存在価値を再発見できるようなサポートが必要です。例えば、趣味やスキルを育てるための教育やコミュニティ活動が重要です。こうした活動が、ベーシックインカム社会における新たな生きがいの一つになるかもしれません。」
このように、ひろきさんは脱成長やベーシックインカムといったアイデアに共感し、人々が持続的な幸福を追求できる社会を目指しています。
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