本 要約【しあわせの処方箋】パントー・フランチェスコ #649

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3社会科学
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概要

 私たちは皆、幸せになりたいと願っています。
 しかし、異なる文化のレンズを通して観察すると、多くの理論家が最も普遍的な感情と考えている幸福でさえ、独自のニュアンスを持っていることに気づきます。
 幸せは十人十色、つまり個人によります。
 それと同時に住む文化によって、異なる可能性があるのではないか――。

著者

パントー・フランチェスコ

自分優先でいい

2024年3月
2024年3月

仲良くなりたい人とは傾聴できる時に話すようにし、できない時は時間と距離を空けています!

2024年7月
2024年7月

黄金律より白銀律を採用し、余裕がある時は白金律で傾聴し、他者と関わっていきます!

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ひろき:今回はフランチェスコさんの『幸せの処方箋』という本を紹介します。日本では、幸せは個人の目標達成よりも社会の調和を意味することが多いという内容が印象に残りました。また、家族や友人、職業など、役割ごとに使い分けを求められるという点がとても考えさせられました。

ソクラテス:社会の調和が幸せにつながるという視点は興味深いですね。家族や友人、職業ごとに役割を使い分けることについて、あなた自身の経験に照らし合わせて、どのように感じますか?

ひろき:実際に、私は社会の調和を意識して行動した経験と、逆に個人の目標達成を優先した結果、両方を経験しています。例えば、大学の学園祭の実行委員会で70人の組織を1年間リーダーとして率いた時は、社会の調和や責任感を重視しましたが、その中でも自己達成感が得られた瞬間も多かったです。しかし、最終的に自分の思う通りにいかない場面ではフラストレーションも感じました。現在では、ある程度社会と距離を保ちながら、副業や自分の力でやり遂げられることに集中する方が自分には合っていると感じています。

ソクラテス:リーダーシップを発揮する経験と、自分の目標に集中する生活との違いを比較して、それぞれどのような満足感を得ましたか?

ひろき:リーダーシップを発揮した経験では、確かに大きな充実感を得ましたが、同時に自分の思い通りにいかないことに対するストレスも感じました。現在は、自分でコントロールできる範囲に集中することで、結果的に自分の思い通りになることが多く、ストレスも少ないように感じます。この本でも述べられている通り、思い通りにならないことに対しては、長期的な視点や知識を活用して対処していくことが大切だと感じます。

ソクラテス:長期的な視点を持ち、知識を活用することで、どのようにネガティブな経験を乗り越えてきましたか?具体的なエピソードがあれば教えてください。

ひろき:親の離婚の際には、この思考法が役立ちました。最初は家族4人が当たり前だと思っていたので、それを維持しようとしましたが、結局は別々の方が幸せになれると気付きました。その時は悲しい感情もありましたが、時間が経つことでその経験を消化し、今では良い方向に解釈できています。それぞれが自立した生活を送ることで、私自身も自分の時間を有意義に使えるようになりました。

ソクラテス:親の離婚という大きな出来事でも、時間と再解釈を通じて前向きに捉えることができたのですね。その経験が今のあなたにどのように影響を与えていますか?

ひろき:この経験から学んだのは、何事も行動してみることが大切だということです。行動しなければ、その結果がどうだったのか想像することもできず、長期間後悔が残る可能性があります。行動することで短期的なネガティブな結果が生じるかもしれませんが、それを基に自分の解釈を変えて前に進むことができると感じます。そのため、新しい経験やチャレンジには積極的に取り組むようにしています。

ソクラテス:行動することの重要性を実感した経験があるのですね。具体的に「行動して良かった」と感じたエピソードがあれば教えてください。

ひろき:大学4年生の時、学園祭の実行委員会の委員長に挑戦するかどうか迷った経験があります。研究活動もあり、多忙な時期でしたが、「挑戦しなければ後悔する」と感じたので、委員長に挑戦しました。結果として非常に大変な1年でしたが、その経験が今の自分に非常に役立っています。体力だけでは解決できない問題に直面し、限界を知ることができたことで、本を読んで知識を身につけることの重要性にも気づくようになりました。この経験を通じて、やりたいことには早く取り組むべきだと強く感じました。

ソクラテス:挑戦を通じて得た教訓が、今後の行動にも反映されているのですね。あなたの経験を踏まえて、これから挑戦したいことや目指していることがあれば教えてください。


このブログ記事では、ひろきさんの人生経験を元に、フランチェスコさんの『幸せの処方箋』を紹介しながら、社会の調和と個人の目標達成のバランスについて深く考察しました。ひろきさんが行動することの重要性を実感し、様々な挑戦を通じて得た知見を共有することで、読者に新たな視点や気づきを与える内容となっています。

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