概要
この45分の読書が人生に奇跡を起こす。―時は金なりと言うが時間は金よりもずっと価値がある。しかも全ての人に平等に与えられ誰にも奪えない。どう使えば限りある人生をよりよく生きられるか。「毎朝あなたの財布には24時間がつまってる」「1晩おきの1時間半がきらめく真珠に」「原因と結果の法則を叩きこめ」等、心に刺さるメッセージが満載。時代と国境を超え多くの知識人に愛される時間術の名著、新訳!
著者
1867‐1931。イギリスの小説家・劇作家・評論家。代表作に小説『二人の女の物語』(別題『老妻物語』1908年)。イギリスで最も古く、権威ある文学賞ジェイムズ・テイト・ブラック記念賞を1923年受賞
1週間を6日で考える
1週間を6日で考える
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) January 17, 2024
価値ある時間の使い方をできる
お金で買えるのは仕事や移動に使うはずだった時間で、どれだけ積んでも1日の持ち時間は増えない
若い頃は週7で努力した後、1日は努力を必要としない予備日にすれば、休みの大切さを味わえる#金より価値ある時間の使い方https://t.co/lqSr8vxzww
週1は価値観→ルール→習慣の順に見直し、週1は習慣以外の社交の予定などを入れています!
週1は価値観→ルール→習慣の順に見直し、週1は習慣以外の社交の予定などを入れています!
アーノルド・ベネットさんの書いた『金より価値ある時間の使い方』という本を紹介します。この本では、1週間を6日間として考え、時間の使い方に焦点を当てています。お金で買えるのは、例えば仕事の移動に使うはずだった時間のようなものですが、1日の持ち時間自体は増えません。しかし、若い頃に努力して得た余裕によって、時間の価値をどう高めていくかが問われています。この「余裕」は、努力を必要としない状態を作り、休息すらも価値ある時間に変えていくことを目指しているのです。
ひろき:そもそも「何に価値があるのか」というのは個人の趣味嗜好によって変わってくるものです。だからこそ、時間をどうやって有意義に使うかを考える前に、自分の価値観をより明確にすることが大切なステップだと感じました。例えば、幼少期から自分が何を大切にしてきたかを振り返ることは有益です。また、ラス・ハリスさんの『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』という本も参考にしました。行動することで、自信が後からついてくるという考え方が、自分の価値観を掘り下げるうえで助けになると感じました。
ソクラテス:自分の価値観を掘り下げることが大切だと感じたのですね。特に、幼少期のどのような経験が現在の価値観に影響を与えたと考えていますか?
ひろき:テストや受験が終わった後に我慢していたことが解放されたとき、私は漫画喫茶で漫画を読みふけることが多かったです。この行動は無意識に自分がやりたいと思っていたことだったので、そういったことから自分にとって価値ある時間の使い方を考えることが重要だと感じました。
ソクラテス:漫画に没頭することがあなたにとって価値ある時間だと感じたとのことですが、その楽しさの本質は何だと思いますか?
ひろき:漫画の世界観に没頭することで、その作者が捉える世の中の見方を自分に取り入れることができる点です。そうすることで、自分の認識できる世界が広がっていくのが楽しいと感じています。
ソクラテス:その世界観の広がりが、実生活や決断にどのように影響を与えていますか?
ひろき:例えば、アベンジャーズのエンドゲームでナターシャとクリントが自己犠牲をして人類を救おうとするシーンがありました。これを見て、自分の命をどう使うかという問いに向き合いました。人生は、自分の限られた時間をどう価値あるものに変えるかが重要だと感じました。
ソクラテス:あなたは、自己犠牲よりも自分の人生を優先しているようですが、その選択に影響を与えた要因は何でしょうか?
ひろき:私は完璧主義で、損失回避バイアスが強いです。失うリスクが高いものに投資することは私には向いていないと感じました。運動系の趣味を続けるよりも、知識や想像力に投資することが、人生の最後まで楽しめる活動だと思っています。
ソクラテス:知識や想像力の成長に価値を見出しているということですね。それによって得たもので、特に重要だと感じたものは何でしょうか?
ひろき:知識や想像力は累積的に成長していくことが魅力的です。ソクラテスのように自分の価値観を貫く生き方もありますが、私は自分の命を優先して大切にしたいと考えています。
このやり取りでは、ひろきさんの価値観の形成や、それに基づいた時間の使い方について深く議論が行われました。彼が知識や想像力に投資し、累積的に成長していくことを大切にしている姿勢が印象的です。
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