概要
暴力を伴う講演妨害、教授を糾弾し罵倒…。Z世代の入学とともに始まった、アメリカの大学の異常事態。言論と学問の自由を揺るがす現象の実態から背景、対策までを解説。キャンセルカルチャー、ポリコレ問題を知るための一冊。
著者 グレッグ・ルキアノフ
教育における個人の権利のための財産(FIRE)の会長兼CEO。アメリカン大学とスタンフォード大学ロースクールを卒業し、高等教育における言論の自由と憲法修正第1条の問題を専門としている
著者 ジョナサン・ハイト
ニューヨーク大学スターン・スクール・オブ・ビジネス教授(倫理的リーダーシップ論)。1992年にペンシルベニア大学で社会心理学の博士号を取得後、バージニア大学で16年間教鞭をとる
部族意識に気を付ける
部族意識に気を付ける
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) November 26, 2023
平等な社会にできる
集団を作って他集団と競おうとするため、共通の人間性を訴える政治でなく、共通の敵を持つ政治がマイクロアグレッションと組み合わされば、全ての言動が恥の対象となる
部族的に生きる必要はなく、使い分ければ良い
気を付けます!https://t.co/Cxe9itth9u
相手や集団の行動が理解できないときは、文化的な背景や構造を考えます!
社会的な評価は気にせず、自分の好奇心や満足度につながる読書や行動をしていきます!
左寄りになってきている
左寄りになってきている
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) November 27, 2023
教育者に左派が増えている
1990年代後半以降、第2次世界大戦に従軍した白人男性の多いGI世代が退職し、ベビーブーム世代に代わった
大学教授の左派と右派の割合は、1996年2対1から2011年5対1になり、学生が真実より左寄りを学んでいる
読書します!https://t.co/Cxe9itth9u
世界や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
宇宙や生命、人間、自分の理解を深めるため、1日1冊の乱読とながら聴き、行動をします!
大人への移行が遅れている
大人への移行が遅れている
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) November 27, 2023
自由が制限されている
脳は欲求だけのため、行動によるフィードバックから環境に合わせる必要があるが
受験や履歴書アピールのため、仕事や運転、飲酒が遅れており、リスク耐性が低く、不安障害になりやすい子供が増えている
自由に生きます!https://t.co/Cxe9ittOZ2
社会的な評価は気にせず、自分の好奇心や満足度につながる読書や行動をしていきます!
社会的な評価は気にせず、自分の好奇心や満足度につながる読書や行動をしていきます!
機会と結果を平等にする
機会と結果を平等にする
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) November 27, 2023
正義を追求できる
社会的正義には、決定の過程が公平かつ信頼性のある手続き的正義と投入量に相当する報酬を得るべき分配的正義があるが
女は男よりチームスポーツに興味がないため、平等な機会を提供しても平等な結果の目標を達成できない
します!https://t.co/Cxe9itth9u
自分の得た知識と知識を元にした行動、行動した結果をTwitterやブログで共有しています!
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ひろき:クレクール ピアノさんの『傷つきやすいアメリカの大学生たち』という本を紹介します。左寄りになってきている教育者の影響で、大学における思想の偏りが目立ちます。特に、GI世代の白人男性が退職し、ベビーブーム世代に変わるにつれて、左派の教授の割合が増えたため、学生が真実よりも左寄りの思想を学んでいる状況が生まれています。
ソクラテス:教授陣の左派寄りが増えることで、今後の社会にどのような影響があると感じていますか?また、右派とのバランスが失われると、具体的にどのようなリスクがあると考えていますか?
ひろき:大学生に左派が増えることによって、優秀な起業家や政治家、教育者が左派思想を持つ構造が進むと感じます。また、このバランスが取れなくなると、銃規制や平等の議論でバランスを取るのが難しくなるのではと思います。地元や隣人を大切にすることと、グローバルの他者を大切にすること、両方のバランスが崩れてしまう懸念があります。
ソクラテス:多様な価値観があってこそのバランスを保つことが重要だと感じているのですね。多様性を尊重しながら、どのようにそのバランスを保っていくべきだと考えていますか?
ひろき:煽るような対立構造を作るのではなく、自分の価値観を広げることが大切だと思います。しかし、その過程で他者にマイナスの影響を与えることもあると意識することが重要です。どんな価値観も全て正しいわけではないし、LGBTQなどの性自認の問題についても私は疑問を感じています。特に経済的に恵まれた人々が声を上げる一方で、本当に困っている人々が置き去りにされてしまうような現実があります。
ソクラテス:経済的な格差がある中で、多様性や性自認の問題に対する声の大きさが、全ての人にとって公平な形で反映されていないという懸念がありますね。どのようにすれば、こうした声がもっと広く、平等に社会に反映されると思いますか?
ひろき:SNSには成功者バイアスが多いことも問題だと思います。成功者や暇な人が投稿していることが多く、本当に苦労している人々はSNSに参加する余裕がないからです。「死人に口なし」という言葉があるように、真に苦労して復帰できなかった人々の声は聞かれません。だからこそ、成功談ばかりを広めることには注意が必要です。成功者の美談をSNSで広めると、それを見た人が自分も同じように成功できると期待し、大きな挫折を感じてしまうリスクがあります。
ソクラテス:成功者バイアスを減らし、現実的な視点を広めるためには、プラットフォーム自体にどのような改善が必要だと考えていますか?
ひろき:個人が気をつけるだけでなく、プラットフォーム側のアプローチも必要だと思います。例えば、スマートニュースのようにフィルターバブルを避けるために、異なる視点の情報を流すアルゴリズムがあります。同様に、成功者の美談だけでなく、失敗談や統計データも提供するような仕組みが必要ではないでしょうか。
ソクラテス:そのアプローチは確かに有効かもしれません。人々が多様な視点を持ち、成功だけでなく現実的なリスクや失敗にも目を向けることで、よりバランスの取れた理解が深まるでしょう。このような対策が広がることで、どのような変化が社会に期待できると考えますか?
ひろき:人々が現実的な側面にもっと目を向けることで、過度な期待や成功へのプレッシャーが減り、より健全な社会になると思います。しかし、多くの人はやはりハッピーエンドの物語を好む傾向があるので、現実の認識が歪んでしまうこともあるでしょう。SDGsのような大きな問題も同様で、実際には地球が滅亡する危険があるにも関わらず、希望に逃げ込んでしまう部分があるように感じます。また、個々の小さな不幸には敏感である一方で、大きな成功やハッピーエンドには喜びを見出すという矛盾もあります。
ソクラテス:その矛盾が社会にどのような影響を与えると考えていますか?また、どのようにして人々が現実的な問題に目を向けるように働きかけるべきだと考えていますか?
ひろき:人々がポジティブなストーリーを好む傾向が、現実の認識を歪めていると思います。本当に直面すべき問題に目を向けるのは難しいですが、プラットフォームの改善や教育のあり方が重要だと感じます。
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