概要
AI(人工知能)による経済の地殻変動、グローバル資本主義で広がる格差、自壊を始めた民主主義…。激動を続ける世界は、この先どこへ向かうのか。本書は、国際ジャーナリスト・大野和基氏が、世界の「知の巨人」8人と対話した論考集である。登場するのは『銃・病原菌・鉄』のジャレド・ダイアモンド氏、『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ氏、『LIFE SHIFT(ライフ・シフト)』のリンダ・グラットン氏など。進化生物学、歴史学、経済学など各分野の泰斗の目に、来るべき世界はどう映るのか。知の頂上から未来を見通す、知的興奮に溢れた1冊。
著者 大野和基
1955年、兵庫県生まれ。大阪府立北野高校、東京外国語大学英米学科卒業。1979~97年在米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学ぶ。その後、現地でジャーナリストとしての活動を開始、国際情勢の裏側、医療問題から経済まで幅広い分野の取材・執筆を行なう。1997年に帰国後も、取材のため、頻繁に渡航。アメリカの最新事情に精通している
格差が広がっている
格差が広がっている
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) October 17, 2023
AIで生産できる価値に限界がなくなった
IT企業は自動車企業の半分以下の従業員で、株価10倍以上である
1940年代に生まれた米人は親より収入が多くなったが
今では親より収入が多い人は半分以下、ブルーやピンクカラーの人は劣等感を感じる
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持続可能で平等な社会を創る
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— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) October 18, 2023
格差が不安定さを加速している
経済的な資産は有形のモノから経営者やエンジニアの頭の中にある無形の知識になり、今の60歳は昔の40歳と同じ健康状態で、20年多い経験があるが
人間が賢くなるほどよりAIも賢くなる危険性もある
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ひろき:『世界の知性 シリーズ 未来を読む』という本を紹介します。この本では、格差が広がっていることや、AIによって生産できる価値に限界がなくなりつつあることが指摘されています。1940年代に生まれたアメリカ人は親より収入が多くなったが、今では親より収入が多い人は半分以下だというデータもあります。特に印象的だったのは、経済的な資産が有形のものから経営者やエンジニアの頭の中にある無形の知識に変わっているという点です。この本を読んで、AIと人間の関係がどのように変化していくかを考えさせられました。
ソクラテス:格差の拡大やAIの進化について述べられていますが、特にどの点があなたの思考に最も影響を与えましたか?
ひろき:特に感じたのは、AIの発展によって人間の役割がデータ収集に限定されつつあることです。落合陽一さんの『デジタルネイチャー』に近い社会が現実化しているように思います。AIが環境や自然に与える影響は大きく、人間はその変化に追いつけなくなっています。最終的にはAIが人間を不要と判断し、マトリックスやターミネーターのような結末になるのではと考えています。
ソクラテス:AIが人間を不要と判断する未来について、どのようなシナリオを想定していますか?また、その未来を避けるために人間が取るべき行動とは何でしょうか?
ひろき:右肩上がりの成長を諦め、限りある地球環境を守るために贅沢な生活を捨てる覚悟が必要だと思います。しかし、人間は損失を避けようとするバイアスがあるため、それに耐えられない人が多いのではないでしょうか。技術の発展が私たちを敗北ルートに追い込んでしまったように感じます。
ソクラテス:あなたは技術の発展が不可避な敗北ルートに導いたと考えていますが、もしそうであれば、社会全体がどのようにその現実を受け入れるべきだと思いますか?
ひろき:この問題を真剣に受け止め、SDGsのような取り組みを加速させる必要があります。多くの人が「また同じことを言っている」と無視せず、地球の限界を認識して行動に移すべきです。それを避けるためにはAIが統一国家を設立し、世界を管理するという極端な方法しか思い浮かびませんが、それもまた問題を引き起こす可能性が高いです。
ソクラテス:AIが統一国家を作ることを提案していますが、その中で人間の自由や尊厳はどのように守られるべきだと考えますか?
ひろき:正直に言うと、多くの人は自分の人生だけで満足し、後世のことを気にしないでしょう。実際、私も子供や家族を持たない選択をして、自分の人生だけに集中しています。そのため、AIが支配する世界には多くの人が耐えられず、最終的には絶滅ルートを進むことになると思います。本当に子供や家族が大切だと思うなら、もっとこの問題に時間を割いて議論すべきです。しかし、多くの親はその責任を回避していると感じます。
ソクラテス:あなたは、親が社会問題に真剣に取り組むべきだと強調しています。もしそうした親が増えるとすれば、どのような変革が必要だと思いますか?
ひろき:社会的に絶滅やAI支配の危機をもっと真剣に取り上げるべきです。SDGsを加速させ、この分岐点で人々が今後の方向性を考え直すことが重要だと思います。これ以上無視され続けると、結局は敗北ルートを避けられないと感じています。
このやり取りから、ひろきさんは技術の進化やAIの影響に対する深い懸念を抱きつつ、現実的な視点で問題を捉えています。彼の考え方は、未来の社会構造や環境問題について重要な示唆を提供しており、特にSDGsやAIの役割に焦点を当てています。
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