概要
小さなデザイン会社を経営している田中修治（３０歳）は、ひとつの賭けに打って出る。
それは、誰もが倒産すると言い切ったメガネチェーン店「オンデーズ」の買収―。
新社長として会社を生まれ変わらせ、世界進出を目指すという壮大な野望に燃えていたが、社長就任からわずか３か月目にして銀行から「死刑宣告」を突き付けられる。
しかしこれは、この先降りかかる試練の序章に過ぎなかった…。
著者 田中修治
株式会社オンデーズ代表取締役社長。
１０代の頃から起業家として、企業再生案件を中心に事業を拡大。
２００８年に巨額の債務超過に陥り破綻していたメガネの製造販売を手がける小売チェーンの株式会社オンデーズに対して個人で７０％の第三者割当増資を引き受け、同社の筆頭株主となり、同時に代表取締役社長に就任。
２０１３年には同社初となる海外進出を果たし、オンデーズシンガポール法人（ＯＷＮＤＡＹＳ ＳＩＮＧＡＰＯＲＥ ＰＴＥ ＬＴＤ．）を設立。
翌年、オンデーズ台湾法人を設立。
２０１８年７月末現在、アイウェアブランド「ＯＷＮＤＡＹＳ」を１０か国２５０店舗展開し、独自の経営手法により、事業拡大と成長を続け実業家として活躍している。
結果を出せば良い
結果を出せば良い
— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) July 9, 2023
過程だけでは決断力がない、ワンマン経営だと批判される
社内調整を慎重に進めても、言うことを聞かずに進めても、結果が出なければまとまらない
タイミングが全て、限界に挑めば課題が分かるとし、倒産を賭けて全品半額セールや海外進出をした
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ファックユーマネーを手に入れるため、節約しつつ本業と副業でWワークします！
仕事など社会に評価されることは効率重視で結果、私用は効果重視で過程を優先します！
人生の後半ほど過程を重視して生きられるように、結果重視だと割り切って貯金しています！
ひろき：田中修司さんの『破天荒フェニックス オンデーズ再生物語』という本を紹介します。結果を出せば良い家庭だけでは決断力がない、ワンマン系だと批判される。社内調整を慎重にするけれども、言うことを聞かずに進めても結果が出なければまとまらない。タイミングがすべてだとし、限界に挑めば課題がわかると考えて、倒産をかけて全品半額セールや海外進出を行いました。私はこの本の主張を受けて、結果が第一とされている営業職を好んでやっています。営業なら、家庭はあまり調整されることなく、その会社に求められている数字を上げればよいからです。そうすることで効率よく自分の人生を楽しむようにしています。
ソクラテス：あなたの「タイミングを待つのではなく、数をこなして備える」という姿勢はとても強力ですね。毎日の積み重ねが、結果的に大きな成功を引き寄せるという考え方が伝わります。あなたが今進めているYouTubeや映画の発信で、特にどのような反応や成果を期待していますか？また、その成果が出るタイミングをどう見極めるつもりでしょうか？
ひろき：これはあくまで趣味の延長線上でやっているので、多少のお小遣い稼ぎにもなったら良いなと思っています。正直、収益化を期待して振るつもりはありません。そうしてしまうと外的動機付けになってしまい、楽しめなくなると考えているからです。趣味と仕事をしっかりと分けておくことが大事だと思っています。仕事になってしまうと趣味がなくなってしまいますし、一番の趣味というのは仕事に繋げずにとっておくべきだと思うからです。なので、自分の興味の範囲の延長線でできる範囲で行うようにし、あまりブログやYouTubeの質を上げないように意識しています。そうすることで、内発的動機に基づいて引き続き「数で勝負する戦略」を取れるのではないかなと考えています。
ソクラテス：趣味を内発的な動機に基づいて楽しむ姿勢は、非常に素晴らしいですね。質を意図的に上げすぎないというバランスを保ちながら、どのようにして新しいアイデアやインスピレーションを得て、ブログやYouTubeのコンテンツに反映させているのでしょうか？
ひろき：それはもう、毎日見ている作品をそのまま反映させる感じですね。1日に1冊の本、映画1本、マンガ6巻を見ているので、そこから得られた関連性をそれぞれのコンテンツに反映しています。さて、ここから営業職について議論をしてみたいと思います。営業職は、私にとってすごくコスパが良いものだと思っています。エンジニアのように特別なスキルや行動を分解できる能力が必要ないし、コミュニケーションのスキルさえあれば行うことができます。営業は結果しか求められないため、効率的にこなせる人にとっては空いてる時間を自分の自由時間に充てられるため、とても有意義だと考えています。
ソクラテス：営業職を効率よく活用して、自分の時間を確保しつつ結果を出すという考え方は、非常に合理的ですね。コミュニケーションスキルさえあれば成立するという点も、特別な技術が必要ない分、他の分野と比べてスムーズに取り組めるかもしれません。そんな中で、あなたはどのようにして効率を最大化し、自分の自由時間をさらに増やしているのか、具体的な方法を教えてもらえますか？
ひろき：会社から求められている数字のちょうど1倍ぐらいを効率的に達成した後は、自分の好きな活動に充てるようにしています。そうすることで、人類共通の限られた時間というボトルネックを最大化するアプローチを取っています。例えば、100万円の売り上げが必要なら、その月の15日、つまり半分の時点で100万円を達成してしまい、残りの半分は働かずにお金をもらうことができます。これは非常に合理的だと思います。よく「年収1000万円を稼ぐ」と誇る人がいますが、私はその代わりに自分の労働時間を半分にして年収500万円の方が価値があると考えています。その方が限られたリソースである時間を有効に使えるし、効率的だと思います。だから私は、成長できる環境で営業するのも一つの選択肢ですが、地元の企業で楽に営業をして、空いてる時間を趣味に充てる方がコスパが良いと考え、実践しています。
ソクラテス：あなたのアプローチは非常に戦略的で、効率よく自分の時間と人生を最大限に活用する考え方が見事です。環境選びや量から質へのシフトも、長期的な満足感を考慮したものですね。効率よく自分の目標を達成するために、何か具体的な習慣やルーチンを取り入れている部分はありますか？
ひろき：普通の人はおそらく、リクルートのような優秀な社員がいる会社に行くかもしれませんが、私は実家から10分で通えるような地元の企業にいるので、周りの能力はあまり高くありません。だから、少しだけ頑張るだけで成果を残すことができるんです。まず、活躍する場所を選ぶことが最も重要だと思います。営業として意識していることとしては、数多く行動することです。新人の頃から私は誰よりも多く訪問し、そうすることで関係が自然にできていきます。お客様の困りごとに遭遇できる確率も必然的に上がります。数をこなすことでチャンスを掴み、その後は質にシフトして売り上げを確保し、余った時間を自分の活動に充てるというアプローチです。結局、効率よく生きて自分の時間を大切にする方がコスパが良く、充実した人生を送るための賢い戦略だと思います。年収1000万円を目指してしまうと、その過程で生活レベルも上がり、FIREするのが難しくなると思います。逆に私のアプローチでは、生活費を上げることなく、最速でFIREできると考えています。
ソクラテス：あなたの生活と仕事に対する考え方は、非常に合理的でバランスが取れていると感じます。今後もこのアプローチを続けることで、さらに充実した人生を築いていけることでしょう。
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