本要約【暗黒の啓蒙書】ニックランド #363

概要
民主主義には欠陥がある
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概要

民主主義と平等主義の欺瞞を暴け。資本主義を加速せよ。民主主義を棄て去り、資本主義を極限まで推し進め、“出口”を目指すのでなければ、真の自由は獲得できない―。

民主主義には欠陥がある

民主主義には欠陥がある

個人の時間選好率が上がって全体が後退する

自分に都合の良い人へ投票し、ゼロコストなモノはないが
誰もが無料なら拒否せずに受け取るため、パイを広げ続ける必要があり、西洋の啓蒙主義を輸出した結果、9.11が起きた

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— ひろき@パレオな男の本要約ブログ (@bluesbookblog) May 13, 2023

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ひろき：ニックランドさんの『暗黒の系紋章』という本を紹介します。民主主義には欠陥があり、個人が自分に都合の良い人に投票することで全体が後退してしまうという問題を認識できるようになりました。また、資源の有限性や技術発展が唯一の選択肢であるという点にも注目しました。技術の発展が進むことで、テロなどのリスクが増加する可能性もあり、この本はその危険性を示唆していると感じました。

ソクラテス：技術発展が唯一の選択肢と感じた理由について、もう少し詳しく教えてください。具体的にどのような技術が社会を良くすると考えますか？

ひろき：例えば、食事や医療、教育に関する技術は、社会全体を良くして個人を引き上げる力があると感じています。先進国が当たり前に使っている技術がこれに当たると思います。一方、武器や生物兵器など、戦争につながる技術は悪影響を与えるリスクが高いと感じます。技術発展には慎重なアプローチが必要であり、まずは発展途上国の教育や医療、食事などの基本的な問題を解決することが優先されるべきだと思います。

ソクラテス：発展途上国の問題解決にはどのような技術やアプローチが最も有効だと思いますか？

ひろき：食事の問題については、畑だけでなく工場で作れる技術が進んでいますし、医療についてはワクチンや安全な医療を普及させることが重要です。教育についても、スマホの普及によって個別最適化が進んでおり、AIによって学校以外での学びが可能になってきています。これらの問題は時間の問題で解決できると感じています。

ソクラテス：その技術発展を加速させるために、どのような社会的または経済的な仕組みが必要だと考えますか？

ひろき：問題は、こういった活動にお金が集まりにくいことだと思います。資本主義では確定した利益がないと資金が集まりにくく、競争が生まれにくいと感じます。資本主義以上に良いシステムは思い浮かばないため、今後も資本主義が進んでいくと思いますが、国の力が落ちている中で、民間企業が教育や医療などの基本的な生活支援を担う方向にシフトしていくと考えています。

ソクラテス：そのシフトにおいて、どのようなメッセージが広く人々の共感を得るために重要だと考えますか？

ひろき：全人類にとってプラスになることが大事だと思います。先進国だけが得をするのではなく、誰にとってもメリットがあるような活動であれば、発展途上国の人々も支援しやすいでしょう。古典ラジオのように、全人類にプラスになる活動をアピールすることが重要です。技術が民主化した際にどのような世界が待っているのか、それを分かりやすく伝えるメッセージが必要です。

ソクラテス：なるほど、技術の民主化を進める上で、共感を得るためのメッセージを明確にすることが重要ですね。この視点が、より多くの人々を巻き込み、社会全体の進展に寄与することを期待しています。

ひろき：はい、技術が全人類にとってプラスになることを前提に、そのメッセージをしっかりと伝えることで、より多くの人々が共感し、技術発展が加速すると思います。

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