概要
集団における意思決定者間の判断のばらつき=ノイズ。科学調査における情報管理、人事評価の尺度…。ノイズを見出し、原因を探り、組織や社会への悪影響を明らかにするとともに解消策を提案する。
行動は性格と状況の足し算でない
行動は性格と状況の足し算でない
— ひろき@パレオな弟子の本要約ブログ (@bluesbookblog) October 28, 2022
攻撃的になりやすい場面は人によって違う
AさんとBさんは日頃は同じぐらい攻撃的だとしても、Aさんは同僚には厳しく上司には従順で、Bさんは上下関係に左右されずに批判されると攻撃になったりする
レッテルで批判しないようにします!https://t.co/EbNMQx0IYY
ネガティブなことでも批判せず、良い例外を探して肯定するようにします!
ネガティブな出来事でも良い例外を探して肯定的に表現します!
ポジティブな情報は記録して振り返り、ネガティブな情報はリセットして接します!
バイアス対策は治療、ノイズ対策は予防である
バイアス対策は治療、ノイズ対策は予防である
— ひろき@パレオな弟子の本要約ブログ (@bluesbookblog) October 29, 2022
バイアスは特定可能で修正できるが
ノイズは特定不能で予測不能な誤差である
インフルは診断できて薬で治せるが
手洗いは衛生管理で、全体の菌数を石鹸で1/100、拭き取りで1/10、消毒で1/10にすることができる
使い分けます!https://t.co/EbNMQx0IYY
マイナスを0にする治療を優先し、0からマイナスになりにくい予防をしていきます!
ミクロなノイズを減らしてバイアスを見える化し、マクロなバイアスからノイズを対策します!
統計的なことから試し、不都合な事実を受け入れ、自分に合った方法で治療→予防します!
予測の評価は較正精度と分解度がある
予測の評価は較正精度と分解度がある
— ひろき@パレオな弟子の本要約ブログ (@bluesbookblog) October 29, 2022
較正精度は平均の的中率、分解度は個別の的中率も示す
降水確率60%の場合、Aさんの100日中60日雨が降る予報より、Bさんの100日中60日は100%雨が降り、40日は雨が降らない予報の方が価値がある
確率は分解度を意識します!https://t.co/EbNMQx0IYY
較正精度の率を鵜呑みにせず、分解度を意識します!
確率は鵜呑みにせず、較正精度でなく分解度を意識します!
確率は鵜呑みにせず、較正精度でなく分解度になっているか?を意識します!
永遠のベータ版で考える
永遠のベータ版で考える
— ひろき@パレオな弟子の本要約ブログ (@bluesbookblog) October 30, 2022
超予測者の思考スタイルで、予測の精度を上げられる
高い的中率を誇る人たちは、客観的な事実から個別の詳細で調整し、その後も仮説の反対意見を積極的に受け入れ、小さな更新をたくさん繰り返すことを習慣にしていた
週1で価値観を見直しています!https://t.co/EbNMQx0IYY
統計を基本に自分で試し、失敗したことも時間を空けて5回は挑戦していきます!
統計を基本に行動して自分の感覚で微調整し、時には統計も再び試していきます!
統計を基本に行動して結果や直感で微調整し、新しい情報を試していきます!
項目ごとに独立した評価をする
項目ごとに独立した評価をする
— ひろき@パレオな弟子の本要約ブログ (@bluesbookblog) October 30, 2022
第一印象によるノイズを防ぐことができる
面接では前の質問や他の面接官の評価で影響が出るため、Googleでは評価項目ごとに決められた質問をして採点し、その後に初めて他の面接官と意見を交換している
誠実性とメンタル、好奇心で考えます!https://t.co/EbNMQx0IYY
ビッグ5の誠実性と神経症的傾向、開放性の3点と主観で能力を評価します!
誠実性と協調性、神経症的傾向、開放性、外向性と主観で判断します!
誠実性と協調性、神経症的傾向、開放性、外向性と主観で判断します!
ルールと規範を使い分ける
ルールと規範を使い分ける
— ひろき@パレオな弟子の本要約ブログ (@bluesbookblog) October 31, 2022
必要なコストや得られる効果が異なる
ルールは決める側に負担がかかるが、従う側は判断が楽でノイズも減る
規範は決める側は楽だが、従う側は判断に負担がかかってノイズも増えるため、信頼関係の元に成り立つ
相手によって調整します!https://t.co/EbNMQx0IYY
信頼できない相手と関わらざるを得ないときはルール、信頼できる人は規範にします!
自分が自分を信頼できないことにはルール、信頼できることは規範にします!
仕事や健康など正解があることはルール、趣味や社交など正解がないことは規範にしています!
ブログ記事
ひろき: ダニエル・カーネマンさんの『ノイズ』という本を紹介します。この本では、未来の予測精度を上げるために、事実に基づき、仮説に反する意見を積極的に受け入れ、小さな更新を繰り返すことが重要だと述べられています。これを参考にして、私は統計を基本にしながら、自分で試して失敗したことも、何度か時間を置いて再挑戦するようにしています。そして、習慣を修正し続けることを意識しています。
ソクラテス: そのアプローチはとても興味深いですね。仮説の反対意見を受け入れながら、具体的にどのようにしてその意見を取り入れるようにしていますか?また、その結果、どのような新たな発見や変化がありましたか?
ひろき: 受け入れた意見や受け入れなかった意見を日記に記録しています。日記を振り返ることで、受け入れた意見がどのような影響をもたらしたか、また受け入れなかった意見がどのような結果を生んだかを考えることができます。特に、受け入れたくないネガティブな意見が実は真実であることが多いと感じています。これは、ブリーチのアイゼン隊長が言っていたこととも関連しています。真実を受け入れにくいと感じることが、実際には真実であることが多いのです。そういったことを意識しながら、人生を前に進めていく必要があると感じています。
ソクラテス: そのように構造化された方法で、意見を受け入れることで、どのようにして心の準備を整えているのでしょうか?また、機械的に意見を受け入れる際の工夫や対策についても教えてください。
ひろき: 心を整えたりはせず、理性的に機械的に受け入れるようにしています。私は比較的理性的な性格なので、そうした方法が役立つと分かっているからです。また、フォーマットを作っており、その通りに埋めていく作業を行っています。これにより、心理的な負担を感じることなく進めることができます。構造化することで、フォーマット通りに進め、機械的に振り返ることができるようになり、人生を前に進めるための仕組みを作っています。
ソクラテス: そのフォーマットを作成する際に、どのような工夫や改善を行いましたか?また、そのフォーマットが最適であると感じる理由について教えてください。
ひろき: フォーマットを作る際、よく本に書かれていることや、パレオの男さんのブログを参考にしました。最近では、「最高の出来事」を記録する部分を、「もっと最高の出来事」がないかも考えるように改善しました。また、判事的な思考も取り入れ、異なる過程で同じ結果が出るかどうか、あるいは異なる結果になる可能性を考えることも記録しています。これにより、想像力が刺激され、現実を多角的に理解できるようになりました。
ソクラテス: 異なる過程や結果を考える中で、日常生活や仕事で大きな発見や変化があった例があれば教えてください。また、その変化がどのようにあなたの意思決定や行動に影響を与えたのかも知りたいです。
ひろき: 最近、偶然の出来事が大きな案件につながったとき、判事的な思考を使うことで、他の案件がこの大型案件につながっていたかもしれないと考えることができました。また、他の案件がクレームにつながる可能性もあったと考えることができました。世の中はランダム性が強く、因果関係を考えがちですが、実際には多くの要素が絡み合っています。このような経験を通じて、成功は一つの行動に依存せず、数を打ち続けることが大切だと感じています。
ソクラテス: ランダム性を理解し、数を打ち続けることの重要性を認識したことで、どのように日常の行動や習慣を変えましたか?具体的な変化があれば教えてください。
ひろき: とりあえず何でも数を打つようにしました。ブログやYouTubeの質にこだわらず、とにかく量をこなすことを意識しています。私の性格的にも、60点を目指すような人生を送ってきたので、このアプローチが合っていると感じています。質を上げるよりも、自分の好奇心を満たし、コンテンツの量を増やすことに重点を置いています。具体的には、1日1冊の本を読み、1本の映画を観て、6巻の漫画を楽しむことを習慣にしています。これにより、多様なコンテンツに触れることができ、それぞれを横展開してつながりを見つけることができます。
ソクラテス: 大量のコンテンツを消費し、横展開を行うことで、新たな洞察やつながりが生まれた具体的なエピソードがあれば教えてください。それがどのようにあなたの考えや作品に影響を与えたのかも知りたいです。
ひろき: 本を読んでいて、人間は「私たち」と「彼ら」という対立構造で考えがちだということに気づきました。これが、昨日観た映画『ブラックパンサー』を通じてさらに深まったと感じています。ワカンダが持つ技術を他国に開かずに独占していた結果、対立が生まれましたが、最終的には技術を共有することで世界に貢献するという結末に至ります。このように、技術や知識を独占するのではなく、共有することの重要性を再確認しました。
ソクラテス: この考えをどのようにして自身の生活や仕事に取り入れようと考えていますか?また、技術や知識を開かれた形で共有することで、どのような具体的な変化が生まれると予想していますか?
ひろき: 自分の知識や成果を家族や友達、社会と共有することが大切だと感じています。人間は社会的な動物であり、コミュニケーションが必要だと思います。知識を共有することで、人々の理解が深まり、より多くのコンテンツが生まれ、私の好奇心も満たされると考えています。このように、耳のような関係が生まれ、今後もこの活動を続けていこうと思います。
以上が、ひろきさんとソクラテスの対話をまとめたブログ記事です。これを通じて、ひろきさんがどのように知識を蓄え、他者と共有しながら人生を進めているかがよく分かる内容となっています。
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