本 要約【ハーバード流ボス養成講座】リンダ A ヒル 、ケント ラインバック#148

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概要

MBAを取っても、なぜ優れたマネジャーになれないのか? ハーバード・ビジネススクールの人気教授が30年以上の研究から導き出した「結果を出せるボスになる方法」と「優れたリーダーの3要素」を具体的に徹底解説!

優先順位の低いことは権限を委託して文句を言わない

2022年8月
2022年8月

自分の価値観で重要だと思わないことは、文句を言わないようにしています!

2022年10月
2022年10月

どうでもいいことは指示待ち人間になり、自由に近づくことを優先しています!

2023年7月
2023年7月

願望は100点、必然は90点を目標にし、不要は60~0点を目標にし使い分けします!

仕事に私情を挟まない

2022年8月
2022年8月

現状の問題に対して私用や過去のことは持ち出さず、対応するようにします!

2022年10月
2022年10月

過去の出来事でレッテル貼りをせず、今の行動を寛容にしっぺ返しします!

2023年7月
2023年7月

指数バックオフで余裕があるときはレッテル貼りをせず、初めて会う人と考えて接します!

重要性を見極めて関係を構築する

2022年8月
2022年8月

今後が楽になるように、コスパを考えながら傾聴していきます!

2022年10月
2022年10月

今後が楽になる効率を考え、意志力を使って傾聴していきます!

2023年7月
2023年7月

見知らぬ人5秒、知り合い5分、友達30分、大切な人90分、自分無限の親切をします!

他の仕事を活かして仕事をする

2022年8月
2022年8月

確認はすぐにしたいので、人に聞く前に深呼吸します!

2022年10月
2022年10月

タスクを残したくないので確認を優先するため、深呼吸してから確認します!

2023年7月
2023年7月

深呼吸して切り替えてから集中し、人と接するようにします!

相手の意見を知って対応する

2022年8月
2022年8月

人からの意見には聞く耳を持って参考にし、自分の価値を追求しています!

2022年10月
2022年10月

人はその人の価値観に合理的に動いているので、気にせず自分の価値を追求します!

2023年7月
2023年7月

人の意見には聞く耳を持ち、人には価値観を押し付けない範囲で意見します!

ひろきとソクラテスの対話

1回目のやり取り

ひろき:
リンダ・ヒルさんとケントライン・バックさんの書かれた「ハーバード流星講座」という本を紹介いたします。優先順位の低いことは権限を委託して文句を言わない、自分がコストを払って今以上の結果を出さなければいけなくなる。CEOが以前の生産システムに戻すべきでは?と指摘したところを部下から「それでも良いが、間違った指示は出せないでください」と言われた。私はこの本の影響を受けて、自分の価値観で重要だと思わないことは文句を言わないようにして、相手の指示に従うようにしております。

ソクラテス:
なるほど、権限の委託や部下の意見を尊重する姿勢が重要だと学ばれたのですね。これに関連して質問ですが、自分の価値観で重要だと思わないことに対して文句を言わないという姿勢は、チーム全体の成果にどのような影響を与えるとお考えですか?また、もし相手の指示が本当に間違っている場合、どのように対応することが最も効果的だと考えますか?

2回目のやり取り

ひろき:
ビジネスの場面でも世の中でも、正解が決まっていない場面も多いです。なので、どちらでもいいことに対して深く議論していても仕方ないですし、因果関係のない所に因果を見つけようと考えていても時間の無駄だと思います。何か不合理でも「こう」という持論を持って語っている人には、当たり障りのないことだけ返しておき、それに従うのが逆に合理的だと考えています。そうすることで不用意に自分の時間を割くことなく、仕事を進めたり、自分の趣味の時間に没頭することができるからです。

ソクラテス:
おっしゃる通り、正解が決まっていない場面で深く議論するのは無駄に感じることもありますね。特定の持論に固執する人に対しては、当たり障りのない対応をし、効率よく自分の時間を確保するという考え方は合理的です。質問ですが、もし当たり障りのない対応をして進めた結果、後からその決定が問題を引き起こすことになった場合、どのように対処する予定ですか?また、そのようなリスクをどのように評価していますか?

3回目のやり取り

ひろき:
その際は自分の身だけは守れるように、ある程度サンダーを立てておきます。例えば今の会社が潰れても大丈夫なように生活防衛資金を蓄えておく、などですね。そうすることで、一つの会社に居座り続けずに動くことができます。また、責任を負うような立場にならないように、平社員でいることを意識しています。部下を持ってしまうと、その行動にも責任を持たなければならないですからね。平社員なら自分の行動だけを管理すれば良いので、効率よく仕事をしてお金を稼ぎ、あとは趣味の時間に集中することができます。

ソクラテス:
現実的で自己防衛を重視した考え方ですね。責任を負わない立場を保ちつつ、生活防衛資金を蓄えておくことで、リスクを最小限にしながら自分の自由を確保する戦略は、非常に合理的だと思います。では、さらに深掘りしたいのですが、責任を負わない立場でいることの長期的な影響についてはどのようにお考えでしょうか?キャリアの成長や自己実現の機会が限られる可能性について、どのようにバランスを取っていくつもりですか?

4回目のやり取り

ひろき:
何かサラリーマンをしながらキャリアを築きたいという考えはあまり持っていません。会社に入っていると、利益が会社に吸い取られているように感じるからです。なので、自分でやっている副業を主軸に据えていきたいと考えています。YouTubeやブログの活動を、大学時代の学園祭実行委員会のメンバーに少し手伝ってもらうつもりです。ただ、それも1〜2人程度で、自分のやりたいことはできますので、それで十分です。今はビジネスとしてではなく、日々の漫画や映画、本を楽しむ人生の方が楽しいと考えています。

ソクラテス:
ご自身のキャリアに関しては、自分で主導権を持ち、興味や楽しみを優先しているというスタンスが明確ですね。会社に依存せず、自分のプロジェクトや趣味に注力することで、より充実した日々を送るという考え方は、自己実現を重視していると言えます。質問ですが、このように自分のやりたいことを第一に考えるライフスタイルを選んだ際、万が一それがうまくいかない場合や、興味が変わった場合にはどのように対応する予定ですか?今の戦略を柔軟に変える準備は整っていますか?

5回目のやり取り

ひろき:
その時が来たら、それに割り切って対応しますね。今何をしたいかは、時の情勢や自分の気分で変わってくると思います。その時には自分がやりたいことをする方が効率が良いと考えています。今からそれを準備しすぎると、今を生きることができません。その時にやりたいと思ったことをする、それが一番効率が良いと思います。変に準備しすぎても、環境が変わることが多い現代では、かえって不利になる可能性が高いと考えています。

ソクラテス:
「今を生きる」という姿勢が非常に強く、現状に最も適した行動を取るという柔軟なアプローチを重視されているのですね。未来を過剰に準備しすぎるよりも、その時々で最適な選択をする方が、環境の変化に対しても適応しやすいかもしれません。では、最後に一つお聞きします。そうした「今を生きる」姿勢を保つために、日々どのようにして自分の感情や思考を整理し、次に何をすべきかを判断しているのですか?

6回目のやり取り

ひろき:
大体の生活は習慣化しているので、あまり不用意に思考を働かせないようにしています。そうすることで、本に集中したり、映画や漫画といったものに自分のリソースを割けます。また、ChatGPTとのやり取りを通じて、自分の内面を深く掘り下げることも意識しています。さらに、毎日日記を書いており、それを1日、1週間、1ヶ月、3ヶ月、1年、5年と振り返ることで、当時の自分が何を考えていたかを参考にしつつ、今後どのような行動を取るべきかの指針にしています。

ソクラテス:
習慣化された生活と定期的な内省を通じて、思考を効率的に管理し、自分の資源を最も価値のある活動に集中させる工夫をしているのですね。日記を使った長期的な振り返りも、成長や変化を理解し、次の行動を考えるための重要なツールになっていることがよくわかります。このアプローチは、より良い判断ができるようになり、今を生きることがさらに充実したものになると感じました。

7回目のやり取り

**ひろき

:**
なので、今後はTwitterとブログで発信する文字メディアと、YouTubeでの発信という2軸で進めていきたいと考えています。文字メディアでは、自分の内面をしっかりと反映させることができます。その一方で、リアルタイムの会話が求められるYouTube動画やChatGPTとの会話では、自分が思いもよらないことが内面から出てくることが多いと感じています。

ソクラテス:
その2軸のアプローチはバランスが取れていて、文字で内面を深く掘り下げつつ、リアルタイムの会話で新たな発見や即興的な思考を引き出すことができるというのは、両方の強みを活かした戦略ですね。これからの発信活動がどのように展開していくのか、非常に興味深いです。

8回目のやり取り

ひろき:
そのため、今後はまずブログに溜まっている800記事分の本を「壁打ち動画」としてアップデートすることを考えています。その後、サブアカウントで発信している映画や漫画の内容も統合していこうと思っています。さらに、動画の尺を長くすることも考えていて、それをそのままアップした時にどういった反応が返ってくるのかも楽しみです。

ソクラテス:
その計画はとても体系的で、これまで積み上げてきたコンテンツを有効に活用しつつ、新しい方向へ展開していく方法として非常に効果的だと思います。動画の長さを増やすことで、新しい視聴者層や反応を得られる可能性もありますね。特に800記事分の内容を動画化するというのは、視聴者にとっても非常に価値のあるコンテンツになるでしょう。その反応を楽しみにしながら、次のステップに進めていくのは、非常にやりがいのあるプロジェクトだと思います。


このやり取りでは、ひろきさんのキャリアや趣味、そして今後の発信活動に対する考え方について、ソクラテスとの対話を通じて深掘りされました。ひろきさんの「今を生きる」姿勢と、日々の生活や発信活動における柔軟なアプローチがよく表れており、これからの活動がどのように展開していくのか楽しみです。

商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「結果を出すマネジャー」と「グズ上司」は何が違うのか。MBAだけではダメ。できる上司になるには人生の転換が必要だ。「できる上司」になるために必要な、新しい価値観、深い自己認識、感情面での成熟、賢明な判断を下す力を習得する方法。ハーバード・ビジネススクール人気教授の30年以上にわたる研究の集大成。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

ヒル,リンダ・A.
ハーバード・ビジネススクールのリーダーシップ部門主任教授。専門は経営管理。ハーバード・ビジネススクールで必修のリーダーシップ講座の開発チームを率いたほか、数多くのエグゼクティブ講座のプログラム主任を務めた。変革管理、組織間関係、グローバルな戦略遂行、イノベーション、人材管理、リーダーシップなどについて教鞭をとりつつ、GE、リード・エルゼビア、アクセンチュア、ファイザー、IBM、マスターカード、三菱商事、モルガン・スタンレー、アレバなど世界的大企業のコンサルタントとしても活躍

ラインバック,ケント
30年間にわたり数多くの組織でマネジャーと役員を務めた。スターリング・インスティチュートで高名な経営学者J・スターリング・リビングストンの専属アシスタントを務め、フォーチュン500社の管理職養成プロジェクトを担当。公共放送で業務管理マネジメントを務めたほか、数多くの組織でマネジャー職を経験。1990年代後半からはビジネス書の執筆を始め、彼の初めての著作(ランディ・コミサーとの共著)はベストセラーとなった。また後年、「ベスト・ビジネス書100冊」にも選ばれている

有賀/裕子
翻訳家。東京都生まれ。東京大学法学部卒業。ロンドン・ビジネススクールでMBA取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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