本 要約【フェイクニュースを科学する】笹原和俊 #133

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概要

フェイクニュースはなぜ生まれ、どのようにして拡散し、われわれ人類の脅威となるのか。フェイクニュース現象を「情報生態系」の問題として捉え、その仕組みを平易な言葉で解説する。理解の手助けになるコラムも掲載。

質だけで成功するのは難しい

1ヶ月後
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カテゴリーと総合のベスト3の記事を表示数付きで設置しています!

2022年8月
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Cコードで分類し、総合とカテゴリーのベスト3を表示数付で、設置しています!

2023年5月
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成功は時代の流れと自分の相性、自分の成長だと思うので、継続できることをします!

注意の経済になる

1ヶ月後
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ニュースは人からの情報か月刊雑誌、ひろゆきさんのYouTubeで仕入れ、自分で調べています!

2022年8月
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LINEは夜に一度だけ確認し、自分の好奇心に合う情報以外はシャットダウンしています!

2023年5月
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電話以外の通知は切り、LINEは夕食後、ニュースは興味あるYouTubeから得ています!

ファクトチェックする

1ヶ月後
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引き続き証拠と情報源、目的を意識します!

2022年8月
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証拠と情報源、目的に加えて読者も意識します!

2023年5月
2023年5月

情報源と証拠、目的、読者、文脈、完成度の順に意識します!

- YouTube
YouTube でお気に入りの動画や音楽を楽しみ、オリジナルのコンテンツをアップロードして友だちや家族、世界中の人たちと共有しましょう。

第1回のやり取り

ひろき:「集団で流行りが発生するというのは、ただ単にコンテンツの質だけでなく、他者の関係性が大きいことを学びました。また、初期の人が採用したものが波及しやすいので、一番最初にヒットしたものが周りにも広がりやすいと考えています。そのため、私が見てほしいコンテンツでは、人気のものやどれくらい見られているかをブログで表示することで、ブログの表示数を増やすことを狙っています。これはYouTubeでも同様の仕組みだと考えられます。たとえば、チャンネル登録者数や視聴回数、グッドの数が表示されることで、どの動画が人気なのかを見極め、その次の動画が選ばれやすくなるからです。」

ソクラテス:「確かに、集団の中で流行が発生する背景には、コンテンツの質以外の要素も影響しますね。あなたは、他者の関係性が流行に影響を与えるという点をどう具体的に活かそうとしていますか?」

第2回のやり取り

ひろき:「それはもう仕方ない部分だと割り切って、私は数でアプローチするようにしています。1日1冊の本をブログにアップロードし続けた結果、今では800冊の本がブログにアップされており、Google検索に引っかかるようになっています。また、それをカテゴリーやタグ付けしているので、その関心に応じた読者に見てもらえるようになっています。初期のコンテンツが見られなかった場合も想定して、数で勝負することにしています。コンテンツに興味を持ってもらい、そこから横展開を図る、そんな可能性を探っています。」

ソクラテス:「あなたが数で勝負する戦略を取る理由は理解しましたが、数だけではなく、見やすさや視覚的な工夫をすることで、さらに多くの人に興味を持ってもらえる可能性もあります。その点について、どのように考えていますか?」

第3回のやり取り

ひろき:「見やすくする工夫というのは特に考えていません。しかし、コンテンツの濃密度という意味での質の高さは狙っています。800冊の読書を通じて培った知識が深まり、どんどん濃密な内容を提供できるようになると考えています。これは私の好奇心で行っていることで、努力や無理をしているわけではなく、自分の好奇心を突き詰めていった結果、質が向上するのではないかと思います。また、発信を続けるうちに、自分オリジナルの言葉や発言が増えてくるとも考えています。それにより、私の興味を持ってもらった人が、最新のブログ記事やYouTube、SNSをチェックしてくれることを狙っています。」

ソクラテス:「なるほど、質を高めるというのは、自然に得られる結果だという考えですね。しかし、好奇心を追求する中で、読者や視聴者の反応をどう捉えていますか?彼らのフィードバックをどう活かそうと考えていますか?」

第4回のやり取り

ひろき:「バズるからといって、そのコンテンツに深く掘り下げようとは考えていません。それが自分の興味と合わない場合、長続きしないし、結局それだと本業を続けるのと同じだと考えてしまうからです。もし、嫌なことをして稼ぐのなら、本業のサラリーマンを続けていればいいと思います。私は好奇心で、収入がなくてもやれる範囲で活動しており、その延長線上で小遣い稼ぎができたらいいな、という程度に考えています。だから、見づらい部分があっても、私の好奇心の延長として付き合ってもらえればと思います。」

ソクラテス:「自分の興味を最優先し、長続きするコンテンツ作りをしているのですね。しかし、視聴者の視点から見た場合、どういった点を特に重視してほしいと思っていますか?」

第5回のやり取り

ひろき:「今現在も続けていることですが、本の内容についてはビジネス書や教養書、哲学書など、あらゆる分野を同じブログで発信しています。読書の習慣を進めた結果、1日1冊以上読むようになり、今では3冊以上読めるようになりましたので、現在は1日1冊に戻し、その分、映画1本やマンガ6冊を楽しむようにしています。これら映画や漫画の感想は、別のアカウントで発信していますが、落ち着いたらブログやYouTubeにもアップしようと考えています。チャンネルを分けるかどうか悩んでいるところです。」

ソクラテス:「コンテンツの多様性が広がる中で、チャンネルを分けるか一緒にするかという点は重要な決断です。もし、視聴者層が異なる場合、それぞれのニーズにどう対応するかを考えることが必要かもしれません。分ける場合と一緒にする場合、それぞれのメリットとデメリットはどう捉えていますか?」

第6回のやり取り

ひろき:「正直、面倒が増えるのでチャンネルは分けずに一つのアカウントでやっていきたいと考えています。また、収益化ラインを超えていないこともあり、映画や漫画も同様のコンテンツで発信した方が良いと考えています。しかし、ある程度の収益が見込まれ、分けた方が良いという意見があれば、セカンドチャンネルを考えるかもしれません。今はブログに溜まっている700記事ほどをYouTubeにアップすることを目指しています。」

ソクラテス:「一つのアカウントでまとめることには、効率性というメリットがありますね。現時点では、それが最善の選択のようです。しかし、コンテンツが増えるにつれて、視聴者のニーズが分かれてくる可能性もあります。その時にはどのように対応していくつもりですか?」

第7回のやり取り

ひろき:「分かりやすくすることは全く考えていません。このやり取りも私も早口ですし、あなたも2.4倍速で再生されています。動画で視聴する際は、おそらくスロー再生にしないと普通の人は聞き取れないでしょう。しかし、それで良いと考えています。コンテンツの質を上げることで、私の知識はどんどん深まっていきますし、数も増えていくので、この選択は正しいと思います。また、詳しい内容を知りたい人には、このやり取りを文字起こししたものをブログに貼り付けているので、そちらで学んでもらえれば良いと考えています。」

ソクラテス:「あなたのアプローチは非常に独自性がありますね。質の高さとスピード感を両立させることで、独自のスタイルを築いています。引き続き、自分の好奇心を追求しつつ、視聴者にも新たな発見を提供していくことで、あなたのコンテンツはさらに成長することでしょう。」

商品の説明

出版社からのコメント

【目次】
第1章 フェイクニュースとは何か
一 フェイクニュースの全体像
フェイクニュースの定義/フェイクニュースの生態系/フェイクニュースの三要素
二 フェイクニュース小史
フェイクニュースの起源/トランプ大統領の誕生とフェイクニュース/ピザゲート事件/フェイクニュース工場/ロシアのサイバー攻撃/フェイスブックのデータスキャンダル
三 フェイクニュースの科学
フェイスブック上での陰謀論の拡散/ツイッター上での偽ニュースの拡散/偽ニュースは速く遠くまで拡散する

第2章 見たいものだけ見る私たち
一 認知の癖
認知バイアスとは/見たいように見る/みんなと同じようにする
二 みんなからの影響
社会的影響とは/流行が生まれるわけ/感情は伝わる/道徳的感情も伝わる/類は友を呼ぶ

第3章 見たいものしか見えない情報環境
一 噓がこだまする部屋
エコーチェンバーとは/オンラインに見られるエコーチェンバー/現実世界で生じるエコーチェンバー/エコーチェンバーの計算モデル/意見の分極と社会的ネットワークの分断/エコーチェンバー化を加速するSNS
二 フィルターに囲まれた世界
フィルターバブルとは/パーソナライゼーション技術/「いいね! 」であなたを言い当てる/ツイートが運ぶ個人情報/アルゴリズムは悪さをしない?
第4章 無限の情報、有限の認知
一 情報過多世界
情報オーバーロードとは/プラットフォームの功罪/人と対話するボット/知能テストをパスするAI/ソーシャルボット/フェイクを創造するAI
二 希少資源としての注意力
アテンション・エコノミーとは/フェイクニュースというミーム/アテンションをめぐるミームの競争/低品質なニュースでもバズる

第5章 フェイクニュースの処方箋
一 偽ニュースを見抜くスキル
メディアリテラシーとは/世界のメディアリテラシー教育/メディアリテラシーの実践
二 フェイクに異を唱える社会づくり
ファクトチェックとは/ポリティファクトの取り組み/バズフィード・ジャパンの取り組み/ファクトチェックの自動化
三 法による規制
フェイスブック法/表現の自由と法規制の狭間

第6章 情報生態系の未来

追補 インフォデミックの時代へ
パンデミックとインフォデミック/ワクチン陰謀論の再燃/武器化したソーシャルネット/Qアノンの陰謀論とトランプ大統領の敗北/情報生態系の進化

著者について

1976年、福島県生まれ。
2005年、東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。名古屋大学大学院情報学研究科講師を経て、現在、東京工業大学環境・社会理工学院 技術経営専門職学位課程 / イノベーション科学系准教授。専門は計算社会科学。

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