フロイト「原始人は本能を制約することを知らず、幸福だった」から社会では自由を諦め、幸福を感じる力も売り、安全を得ているとしたが
— 未熟なリバタリアンがAIソクラテスと思考実験してみた (@bluesbookblog) August 11, 2025
時間とエネルギーを犠牲にしてまで守るべき個性などない
自分の個性は仕事を増やしているか?
全員が同じことをしたらどうなるか?
を考えるhttps://t.co/e4XQ6es6Ma
AIと思考実験してみた
Q1: 全員が個性を削ったら幸福や安全はどうなる?
安全は高まる一方で幸福感は失われる可能性が高い。なぜなら全員が同じ行動や価値観に従う社会では衝突や争いが減り秩序は保たれるが、多様性から生まれる刺激や創造性が消えるからだ。実際、大量生産・大量消費の資本主義は均一な製品やサービスで生活を安定させる反面、個々の本能的欲求や好奇心を満たす余地を狭めてきた。例えば、原始人は本能に従い自由に行動し幸福を感じやすかったが、現代人は安全を優先するあまり自由や幸福感を手放している。結果として、不幸の原因は減っても欲望の充足がないため原始人より幸福度が低くなる可能性がある。
Q2: 幸福は不幸の欠如と欲望の充足どちらで測るべき?
不幸を減らすことを優先した方が現実的で持続可能な幸福に近づける。理由は、不幸の原因を取り除けば環境や社会構造に左右されず、各人が自分の方法で幸福を追求できるからだ。例えば地球環境を破壊せずに生きる手段が確保されれば、誰もが安心して自分の好きな活動に時間やエネルギーを使える。これは単なる贅沢ではなく、将来世代への責任や地球全体のバランスにも関わる重要な視点であり、幸福をポジティブな面とネガティブな面の両方から評価する土台になる。
Q3: 環境を守りつつ不幸を減らすため何から変える?
生活水準の格差を縮めることが最も効果的だ。理由は、先進国が排出する二酸化炭素や資源の大量消費が発展途上国の環境悪化や経済的不幸を招いているためだ。例えば、グローバルノースの過剰な快適さを少し抑えるだけで、グローバルサウスの人々が安定した暮らしを営める可能性が高まる。この変化は単なる援助ではなく、全世界の人が同じ生活水準で暮らせ、かつ後世の人々がその水準以上を享受できる状態を保証するための第一歩となる。
Q4: 生活水準を揃えるために減らすべき豊かさは?
不要不急の贅沢を減らすことが重要だ。安全で快適な生活には不要な部分を削れば、資源と環境への負荷が大きく減る。コロナ禍のように外食や旅行が制限された時期、お金があっても高級レストランや海外旅行の価値は消え、多くの人がシンプルな生活に慣れた。例えば、自動車による移動や高価な娯楽消費を減らせば、その分の資源を再配分しやすくなる。こうした生活水準の低下を「不便」ではなく「持続可能な豊かさ」と捉える価値観が必要だ。
Q5: 下げた生活水準を受け入れ続けるには何が必要?
欲望を環境負荷の少ない活動へシフトする価値観の転換が必要だ。欲望はゼロから作れないが、オデュセウスがマストに縛られたように事前に自分を縛る仕組みで制御できる。例えば、不要な衝動買いを避けるルールを設定し、減らした生活の中で残った物や体験をより大切にする意識を持つ。こうすることで生活水準を下げても満足感を維持でき、地球環境を守りながら幸福を感じられる社会をつくれる。
Q6: 欲望を制御する仕組みはどう設計すべき?
税制を活用して消費行動にブレーキをかける方法が有効だ。消費税を引き上げれば、所得の多い人ほど支出時に多くの税を負担し、資源の浪費を抑えられる。その税収を世界中に分配すれば、途上国の貧困や環境問題にも直接的な効果がある。例えば、高額な嗜好品や過剰な消費への課税を強化し、必要なものだけを購入する行動を促す。この仕組みは、持続可能な生活習慣を広げる社会的「マスト」となり得る。
Q7: 必要な消費に絞るための基準や教育は?
幸福の基準を自分で定義し、内発的動機を大切にする教育が必要だ。SNSや広告による比較や模倣から距離を置き、本当に価値を感じる活動や物だけを選べるようになると、必要な消費に自然と絞られる。例えば、義務教育の中で「欲望の正体」を学び、消費行動が環境や他人の生活に与える影響を考える訓練を行えば、自分の個性を活かしながらも他人に不要な負担をかけない選択ができる。
Q8: 負担を増やす個性と貢献する個性の線引きは?
未来世代や途上国の生活水準向上に資さない個性は負担になる。逆に、それらの向上や選択肢の確保につながる活動は貢献といえる。例えば、自分の趣味や研究が教育資源として後世や発展途上地域に役立つなら、その個性は時間とエネルギーをかけて守る価値がある。この線引きは「誰かの生きる意味や機会を広げているかどうか」で判断できる。
Q9: 自分の活動が他者に本当に役立っているか検証するには?
成果を第三者に評価してもらい、実際の行動変化や恩恵が生まれているかを確認する必要がある。例えば、発展途上国の教育関係者や将来世代を意識した読者からのフィードバックを集め、自分の発信が知識や選択肢の拡大につながっているかを測る。この検証を続ければ、単なる自己満足ではなく、実際に役立つ個性として磨き上げられる。
Q10: 個性を社会に役立てるために何を意識すべき?
社会や環境への影響を常に意識して行動することが重要だ。内発的動機で動きながらも、結果として誰かの生きる意味や生活基盤を強化できる活動に焦点を当てる。例えば、本や映画の感想を体系的に記録し、発展途上国の人々や未来の読者が知識や視点を得られるよう公開することは、個人の趣味を社会的貢献に転化させる有効な方法だ。これにより、個性が負担ではなく資産として機能する。
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