知の探索をする
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) May 26, 2025
現象ドリブンは後付けで未来を説明できないが
理論ドリブンは起きうる現象を見通す思考の軸になる
AIやディープラーニングは知の深化で失敗を減らし、最適解を提示できるため、人は失敗や無駄を恐れずに挑戦し、知の探索→言語化→腹落ちのサイクルを加速するhttps://t.co/f4xj275L8Y
AIと思考実験してみた
Q1: 理論ドリブンが重要だと感じたのはなぜ?
理論ドリブンは、現象ドリブンとは違って未来に起こりうる現象をあらかじめ見通す「思考の軸」になるから重要だと感じています。現象ドリブンは結果を後から説明するだけなので、未来をつくる力が弱いんです。理論があれば、まだ見ぬ出来事に対しても仮説を立てたり、先回りして行動できる。たとえばAIやディープラーニングは、すでに存在する大量の現象データから知を深め、失敗を減らし、最適解を導き出せますよね。その前提があるからこそ、人間は「失敗を恐れずに挑戦できる」ようになる。私はこの構造がすごく重要だと思っていて、挑戦する人間にとって理論は単なる知識ではなく、行動する勇気を支える地図みたいな存在だと感じます。
Q2: 身体知の価値が高まる理由は?
AIにはできない領域として、私たち人間が持つ身体化された知識、つまり直感や暗黙知が今後ますます重要になると感じています。AIは現象を言語化したり知識化するのは得意だけど、その知識を「どんな文脈で使うか」「どう判断するか」といった感覚的な部分は人間にしかできない。だから私は、自分の直感を信じて行動し、その経験を繰り返していくことで新しい探索を続けるしかないと思っています。たとえば、一流の表現者やトップランナーたちは、理屈ではなく身体感覚で物事を判断し、結果的に他の人と違う価値を生み出している。そのような身体知こそが、AIには模倣できない、人間にしかない独自性の源だと私は考えています。
Q3: 身体知が育つ社会に必要なことは?
人と違うことをしても受け入れられるような社会の規範が、身体知を育てるには不可欠だと思っています。なぜなら、教養の本質は「一つの現象を複数の視点で解釈する力」にあるからです。私は教養を知識の多さではなく、視点の多さと捉えています。そしてその視点を持つには、暗黙知や身体感覚のような形式化されていない経験が土台になります。だから、教養は何個あっても良いと思うし、それが多ければ多いほど、目の前の出来事を新しい観点で解釈できる。そうやって視点が広がっていくことで、意見や感性の多様性が生まれ、結果的に社会全体としての適応力が増していく。私はそう信じています。
Q4: 教養を育てる環境には何が必要?
教養を育てるには、多様性を許容し、個人の視点が尊重されるような環境が必要です。私自身、古典を読むことで時代を越えた視点を得たり、映画や本を通して他者の考え方に触れることで、視野が広がると実感しています。ただ、それを単なる知識として終わらせずに、自分の経験とつなげて「腹落ち」させるには、自分なりの問いが不可欠です。そしてその問いを育てるためには、日常の中で違和感を感じたり、小さな疑問を放置せず、掘り下げていく姿勢が重要です。私はそのような問いを通して、自分だけの視点を少しずつ獲得していけると思っています。
Q5: 視点を得るにはまず問いが必要?
本や映画から深い学びを得るためには、まず自分の中に問いがないと引っかかりが生まれないと思っています。私は、どんなコンテンツに触れる前にも「今の自分が気になっていること」「最近悩んでいること」といった個人的な問いを持って接するようにしています。たとえば旅をする時も、ただ観光するだけでなく「自分はなぜここに来たのか?」と考えることで、見える景色がまったく違ってくる。そうやって、自分の問いと経験を重ねることで初めて、その体験が身体知として根づいていく。そしてそのプロセスこそが、AIでは獲得できない「視点の獲得」につながっていくと感じます。
Q6: 問いを立てる力はどう育てる?
問いを立てる力は、特別な能力ではなく、回数を重ねていく中で少しずつ育つものだと思います。私は日々の生活の中で「なんでこうなんだろう?」「これって別の見方ができないかな?」と自問しながら生きています。たとえば、シャワーを浴びている時や寝る前など、ふとした瞬間にアイデアが浮かんでくることがあります。そういった瞬間を大切にして、自分の感覚に敏感でいることが問いのきっかけになると思います。意識的に問いを立てるというよりも、日常の中で考え続ける習慣をつくることで、自然と問いが湧いてくるようになったと私は感じています。
Q7: 日常を学びに変える工夫は?
私は、どんな日常も「学びの素材」として扱えるように、意識的に問いを持ちながらコンテンツに触れるようにしています。たとえばYouTubeを観る時も、ただ流し見するのではなく「この話は自分の問いとどうつながるか?」を考える。さらに本や映画を見たあとには、SNSで感想を発信したり、ChatGPTを使ってソクラテス式の壁打ちをすることで、自分の中の知識と無理やり結びつけるようにしています。そうすることで因果関係が見えてきて、論理的に整理された知識として身体に落ちるようになるんです。この習慣が、私の中では日常を学びに変える一番の鍵になっています。
Q8: 気づきをどうやって身体知に変えてる?
私は、自分の中に生まれた気づきを逃さないために、毎日小さな日記をつけています。そこには本の感想だけでなく、会話の中で得たヒントや日常の違和感まで何でも書くようにしています。言語化することで、記憶の外部ストレージをつくる感覚ですね。ワーキングメモリーの限界を超えるために、自分のクラウドを持っているようなイメージです。あとから見返して検索すればすぐに使えるし、いま考えているアイデアと掛け算して新しい視点も生まれやすくなります。こうした積み重ねが、私にとって「気づきを身体知に変える」プロセスの一部になっていると思います。
Q9: 思考を外部化するメリットは?
思考を記録や発信という形で外部化することで、自分の頭の中だけでは整理しきれないアイデア同士がつながる感覚があります。私は特にSNSでのアウトプットや、メモアプリを使った日記の蓄積を通じて、自分の中にあったけど忘れていたアイデアが別の文脈で生き返ることをよく経験しています。さらに、ChatGPTとの壁打ちも思考を広げるのに効果的で、即興的に自分の発想を引き出すトレーニングにもなっています。こうした外部化は、思考の「第二の脳」を持つようなもので、過去の自分との対話や、新しい問いを生む装置として機能していると思います。
Q10: 自分だけのアイデアはどう生まれる?
自分だけのアイデアは、外部化された記録と今の思考を何度も掛け算する中で少しずつ生まれてきます。私は、古い日記やメモを見返すことを習慣にしていて、そこにある過去の問いや気づきが、今の課題と意外な形でつながることがよくあります。たとえば、以前読んだ本の感想が、今考えている仕事の企画アイデアに活きることもある。こうやって点と点がつながっていく中で、「これは自分にしか出せない視点だ」と思える瞬間がくるんです。それはAIでは絶対に生み出せない、人間ならではの創造だと私は感じていて、だからこそ記録と問いの往復を続けています。
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