AIがチームに加わるとパフォーマンスが落ちる
— 未熟なリバタリアンがAIソクラテスと思考実験してみた (@bluesbookblog) August 5, 2025
2人1組の110チームがスーパーマリオパーティのキノピオ食堂を12ラウンドした
6ラウンド後、一部のチームはメンバー1人をAIに置き換えてみた
AIは人間より個人成績が高いが
人間のやる気や努力、信頼を下げ、チーム成績が低かったhttps://t.co/HxyGO9A15s
AIと思考実験してみた
Q1: なぜAIが加わるとチームの成績が落ちるの？
AIは個人として優秀でも、チームに加わることで人間のやる気や信頼感を下げてしまうからだと思います。理由は、人間は単に効率だけで動いているわけではなく、「一緒にやっている」という仲間意識や温かみがパフォーマンスに強く影響するからです。たとえばスーパーマリオパーティの「キノピオ食堂」で、AIと組んだ人は、たとえAIが上手くてもどこか孤独で気持ちが乗らず、結果的にチームとしての成果が落ちました。これは仕事でも同じで、チームワークが大事な場面では、協力する相手が人間かどうかで空気ややる気が変わってしまうと思います。
Q2: 優秀な相手と働くと成長できると思うのはなぜ？
人間同士であれば、優秀な相手との交流を通じて「自分も頑張ろう」と思えるからです。その理由は、相手が自分を認識し、応答してくれることで仲間意識が芽生えるからです。AIは正確でも、どこか冷たくて一緒に働いている実感が得にくく、自分が機械に置き換えられているような不安や孤独感を感じます。だから、私たちは無意識に「この人となら頑張れる」と思えるような人間らしい相手に成長の可能性を見出すのではないかと思います。実際、言語や表情を通じて「一緒にいる」と感じられることが、成長のモチベーションになるのではないでしょうか。
Q3: AIと仲間意識は築けると思う？
技術が進めば、AIとも仲間意識を築ける可能性はあると思いますが、現時点では難しいと感じています。なぜなら、今のAIは感情や身体を持たず、どうしても機械的な存在として認識されてしまうからです。たとえば、どれだけ自然な会話ができても、AIの返答には「意図」や「温かみ」がないように感じてしまいます。私たちは人間らしさを、言葉だけでなく動きや声のトーンなどで判断しています。100年後には、視覚や聴覚の技術が飛躍的に進化して、AIも人間と見分けがつかないレベルになるかもしれませんが、現時点ではまだ明確な違いがあると思います。
Q4: AIが人間らしさを完全に再現したら何が起こる？
もしAIが人間の温かみや反応を完璧に再現できるようになれば、私たちの倫理観や価値観自体が変わっていくかもしれません。理由は、人間の感覚はすごく柔軟で、技術が自然になればそれが「普通」だと認識してしまうからです。たとえば、映像が4Kから8K、16Kへと進化して現実よりもリアルに感じるように、AIのふるまいが人間を超えるレベルになれば、人間同士の区別が曖昧になり、人間らしさの定義自体が揺らいでくると思います。未来ではAIが「最も人間らしい存在」になってしまう可能性もあると感じています。
Q5: 不完全さや偶発性にはどんな意味がある？
人間の不完全さや偶発性は、創造や共感の源になると思います。なぜなら、完璧なものよりも少し抜けていたり、予定外のことが起きたときにこそ人の感情や工夫が生まれるからです。たとえば、スーパーマリオパーティでミスしても笑い合えるのは、予定外の出来事に反応できる「人間らしさ」があるからです。これがAIだと、合理的すぎて面白みに欠けることもあります。だからこそ、創造的な分野や感情をともなう場面では、不完全さがむしろ魅力として機能するんだと思います。
Q6: AIが創造の最前線に立つことはある？
私は、AIがいくら進化しても創造の最前線には人間が立ち続けると思います。なぜなら、AIは大量のデータから「平均的に正しい」答えを出すのが得意でも、ゼロから何かを生み出す能力には限界があるからです。たとえば、既存の音楽や絵をベースにした作品ならAIも作れますが、まったく新しい概念や社会に問いを投げかけるようなアイデアは、やはり人間の経験や感性が必要だと思います。創造とは、既存の要素の思わぬ組み合わせや、それを実行するタイミングによって生まれるものなので、その「ひらめき」は人間にしかできないと感じています。
Q7: 平均を超えたアイデアはどう生まれる？
平均を超えるアイデアは、複数の発想を新しく組み合わせたときに生まれると思います。ポイントは、その組み合わせが社会の雰囲気とぴったり合うかどうかです。たとえば、デザイナーズベビーの技術が登場しても、タイミングや社会の受け止め方によっては倫理的にNGとされることもあるし、逆に必要とされる時代も来ると思います。成功するかどうかは、大衆の価値観や空気感に強く影響されるので、単にアイデアが良いだけでは不十分で、それをどう発信し、どう受け入れられるかが大事なんだと思います。
Q8: AIが世論を操作する時代になったら？
もしAIが世論をうまく操作できるようになったら、人間の「直感」や「違和感」は、今よりも重要な価値になるかもしれません。なぜなら、論理やデータでは測れない部分にこそ、私たちの感性や判断が宿るからです。たとえばSNSでの炎上やバズりも、論理的な正しさよりも「なんか嫌だ」「共感する」という感覚がベースになっていることが多いです。AIが合理的すぎる世界になればなるほど、人間特有の“なんとなく”の判断力が、むしろ希少で意味あるものとして再評価される可能性があると思います。
Q9: 倫理観はどうやって変わっていくの？
倫理観は世代交代とともに自然に変わっていくと思います。たとえば、今の親世代が抵抗を感じる技術も、デジタルネイティブな若い世代には当たり前の選択肢になることが多いです。デザイナーズベビーのように、遺伝病リスクを減らせる技術があっても「それは自然じゃない」とするか「それで救える命がある」と考えるかは、世代や価値観で大きく分かれます。私は、若い人たちが主流になるにつれて、こうした議論の重心もAIやテクノロジーに寄っていくと思いますし、倫理そのものがより柔軟で現実的な方向へと変化していくんじゃないかと感じています。
Q10: 普遍的な価値観はどこに求められる？
倫理や価値観が時代や技術によって変わるなら、普遍的な価値をどこに求めるかはとても難しい問題です。私が思うに、それは「人間が人間として互いを大切にできる感覚」にあるのではないかと思います。どんなに技術が進んでも、他者を思いやる気持ちや、共に生きることへの意識は残ってほしい。たとえば、どんなに精巧なAIでも、それが「誰かのためにある」と感じられるかどうかが、信頼や受容の鍵になると思います。つまり、普遍性は外のルールじゃなく、自分の中の「違和感」や「これは違う」と思う感覚にこそ宿るのではないでしょうか。
あなたも読書を始めよう
・自分が最大の資本であり、最大の投資先になる
・今が人生で一番若く、早く始めるほど複利が働く
・本は信憑性があり、読書は能動的ため成長できる
