旅で知らないモノに出会うと得した気持ちになる
— 未熟なリバタリアンがAIソクラテスと思考実験してみた (@bluesbookblog) August 4, 2025
コロナ禍は飲食や旅行ができず、お金があまり意味を持たない100年前や発展途上国のような平等な世界だった
先進国は選択肢の多さを幸せとし、過去や未来に悩み続けるが
発展途上国は選択肢が少なく、今この瞬間を楽しんでいるhttps://t.co/qnoOWo7gYN
AIと思考実験してみた
Q1: 選択肢の多さが幸せとされるのはなぜ？
選択肢の多さが幸せとされる背景には、資本主義の影響が大きいと思います。先進国では豊かさや自由が「自分で選べること」と結びつき、それが幸福の定義になってきたんだと思います。企業や国家が多くの選択肢を提供し、それを消費することで経済が回るという仕組みの中で、人々は自然と「選べること＝良いこと」と信じるようになったんじゃないでしょうか。たとえば、コンビニに行けば飲み物一つでも膨大な選択肢がありますよね。でも、それって本当に必要なのか？という問いも常に感じています。私はこの仕組みに違和感を持ちつつも、便利さに依存している自分もいます。
Q2: 選べない社会に意味はある？
選べない状態にこそ価値があるという考え方もあると思います。というのも、選択肢が少ないからこそ「今この瞬間」に集中できるし、迷わず生きられるという強さがあるからです。特に発展途上国の人々は、限られた選択肢の中で日々をしっかり生きている印象があり、その中に充実感や喜びを見出しているように感じます。たとえば、旅先で現地の子どもたちが身近な遊びに夢中になっている様子を見ると、彼らの“今を楽しむ力”に驚かされます。だから選択肢の多さが必ずしも幸せを保証するわけじゃないんだと、旅を通じて何度も感じました。
Q3: 自由のなさと選択の少なさは違う？
自由がないことと、選択肢が少ないことは似ているようで違うと思います。自由がない状態は強制や抑圧を意味しますが、選択肢が少ない状態はむしろ心の安定につながることもあるからです。私は自由な環境を与えられて不幸になる人が多いと感じることがあります。選べるがゆえに「正解」を求めて迷い続けたり、自分の選択に責任を感じて苦しんだりすることもある。だから中庸が大事で、自由すぎても縛られすぎても人は生きづらくなるんだと思います。理想的なのは、自分の特性にあった“自由の幅”を選べる社会かもしれません。
Q4: なぜ自由が本質的に大事なのか？
自由は自分の人生を自分で決めるための最低条件だと思います。特に移動の自由があることで、私たちはやりたいことに挑戦する余地を持てます。たとえば、好きな場所に行き、好きな人と出会い、好きなことをする——これは当たり前のようでいて、実はとても貴重なことです。民主主義国家ではこの自由が保障されていますが、逆に自由が大きすぎて迷いやすくなるという面もあります。だからこそ、バランスが重要で、自由が多い先進国と、不自由が少ない発展途上国の間で、それぞれに適した「ちょうどいい自由」があるんじゃないかと思います。
Q5: AI時代に“自分で選んでいる”と実感するには？
AIやアルゴリズムが日常の選択を代行してくれる時代でも、自分の意志で「選ばない」という選択をすることが、自由を実感する鍵になると思います。たとえば、YouTubeのおすすめ動画をあえて見ない、「この広告を非表示にする」などの行動は、私にとって明確な自己決定です。誘惑に流されず、自分の意思で“見ない”“選ばない”という判断ができるかどうかが、これからの時代の自由の形になるんじゃないかと思います。それはオデュッセウスが自分をマストに縛って誘惑を回避したような話にも通じていて、自分の欲望を制御するための戦略を持つことが大事だと感じます。
Q6: 本来望んでいた方向はどう見つける？
本当に自分が望んでいる方向は、幼少期の純粋な好奇心の中にあると思います。私は義務教育や資本主義的な価値観に染まっていない子どもの頃、自分が心から興味を持てたこと——たとえば旅先で知らないものに出会ったときのワクワク感——に本質があると感じています。ひろゆきさんが言う「旅で知らないものに出会うと得した気持ちになる」という感覚は、まさにその象徴です。そういった経験は、与えられた時間の中で好奇心が最大限に満たされる瞬間であり、純粋な“やりたい”が発動するタイミングです。それが自分の本質を教えてくれると私は思っています。
Q7: 好奇心は長期的幸福につながる？
好奇心を満たし続けることは、長期的な幸福にもつながると私は信じています。なぜなら、それによって教養が広がり、物事の見方が増えていくからです。教養とは一つの現象を多角的に解釈できる力で、それがあると現実を都合よく・楽しく解釈できるようになる。つまり、自分の物語を自分で気持ちよく作れるようになるんです。映画や本、旅などを通して知識が増えれば、同じ出来事にもさまざまな意味を持たせることができ、結果的に他人と比較せず、自分の世界で幸福を感じやすくなります。だから私は、好奇心を満たすことこそが、教養と幸福をつなぐ鍵だと思います。
Q8: 視点の多さが重荷になる場合は？
視点の多さがすべての人にとってプラスになるとは限らないと思います。むしろ、多すぎる視点が重荷になってしまう人もいて、そういう人にとっては「知りすぎない」ことが逆に幸せにつながる場合もあります。たとえば、世の中の矛盾や不条理を深く知ってしまうと、自分の生き方に迷いが生まれることもあります。だからこそ、教養を深めるかどうかは性格や生き方に応じて選んだ方がいいと思います。選択肢が多い方が合う人には教養が有効ですが、役割を与えられる方が楽に生きられる人には、無理に知識を増やさないほうがいい場合もある。自分の特性を知ることが大切なんだと思います。
Q9: 教養を持たない社会はどう成り立つ？
教養を持たない方が生きやすい社会が成り立つとすれば、それは明確な役割や規範が共有されている社会だと思います。人々が「こう生きればいい」というシンプルなルールや信念の中で暮らしている場合、余計な情報や選択肢はかえってストレスになります。たとえば、農村社会のように世代を超えて同じ仕事を引き継ぎ、同じ土地で生きることが当たり前の文化では、「知らない方が楽」なことも多いです。そういう社会では、個人の自由や可能性よりも、集団の安定や安心感が価値として優先されます。つまり、教養の必要性も、社会構造や価値観によって変わってくるということだと思います。
Q10: 教養の意味は結局どこにある？
教養の意味は、自分で自分の人生を解釈し直せる力にあると思います。それは人生の“編集力”とも言えるかもしれません。私は何か困難な状況に陥ったとき、教養があれば違う視点からそれを見直すことができ、自分にとって都合のいい物語として再構築することができると感じています。それができれば、どんな現実も“自分のもの”として肯定できるし、他者との比較からくる不安も減っていくんです。教養を持つことは、自分を他人や社会から取り戻すための手段であり、それが人生の満足度を高めるのだと思います。だから私は、好奇心を大切にし、学び続ける姿勢を持ちたいと思っています。
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