大惨事は必ず起きる
— 未熟なリバタリアンがAIソクラテスと思考実験してみた (@bluesbookblog) August 2, 2025
時間軸が長くなるほどブラックスワンが出現する
30万年前～狩猟採集民300億人、1万年前～農耕民500億人、250年前～近代人200億人のため、後にも1000億人にいると考えるのが現実的である
核戦争や気候変動の人災を避けつつ、地震や隕石の天災を対策するhttps://t.co/YwoQUw6r0o
AIと思考実験してみた
Q1: なぜ人類はブラックスワンに備える必要があるのか？
ブラックスワンのような予測不能な出来事は、長い時間軸で見ると必ず発生するからです。人類は過去30万年で約300億人が狩猟採集生活を送り、1万年前からの農耕時代には約500億人、そしてわずか250年の近代で200億人が生まれました。この流れを見ると、今後さらに1000億人が生まれる可能性も現実的だと私は考えています。だからこそ核戦争や気候変動などの人災を回避し、地震や隕石衝突といった自然災害にも備える必要があります。特にナシーム・ニコラス・タレブが指摘するように、ブラックスワンは予想の外からやってきて大きな影響を与えるため、その出現を前提にした社会設計が不可欠です。
Q2: なぜ今が人類史の真ん中だと考えるのか？
人類の歴史全体の中で自分たちの時代がちょうど中間点にあたるという仮定は、合理的な発想だと私は思っています。これは「コペルニクス的中立性」とも呼ばれ、自分が特別な時期に生きているわけではないと考える立場です。過去の人口分布と時間スケールからみても、今後同じくらいの期間が続くなら、1000億人以上の人類が今後も生まれる可能性があります。ただしこの視点に立つと、「自分たちが終わりの近くにいる」という逆の可能性も出てきますが、いずれにせよ重大なリスクに備える姿勢は不可欠だと感じます。
Q3: なぜ人類の終わりが近いと感じるのか？
技術の進歩によって、少数の人間でも世界全体を壊滅させうる時代が到来したと私は思っています。たとえば核兵器だけでなく、AIによる制御不能なリスクや合成生物学によるウイルス生成など、かつては考えられなかった種類の脅威が現実化しています。イーロン・マスクもこの点を危惧していて、技術の集中が逆に文明崩壊を引き起こす可能性に言及しています。だからこそ、ただ未来を楽観視するのではなく、いま何にリスクがあるのかを冷静に捉える必要があると思っています。
Q4: 技術進歩は破滅ではなく分岐をもたらすのか？
私はむしろ、技術の進化は人類にとって分岐点を生むものだと感じています。たとえばイーロン・マスクが唱えるように、火星移住を含む「多惑星文明」という選択肢が見えてきました。地球に残る人類と宇宙へ出る人類に分かれるような構図は、ガンダムのような世界観に近いかもしれません。とはいえ、そこに至る前に核戦争や気候変動などの問題を乗り越える必要があります。技術進歩は未来への希望であると同時に、その前段階での課題克服が前提条件だと私は思います。
Q5: なぜ未来の危機を先延ばしにしてしまうのか？
人類が長期的な危機に備えられないのは、生物学的な時間感覚に限界があるからだと考えています。狩猟採集の時代は「今日食べるもの」を探す日々で、農耕が始まってようやく「1年後」を見通すようになりました。でもそれ以上先を考える習慣はあまり培われていません。だからAIの暴走や気候変動といった未来の大問題に対しても、現実感を持てず対処が遅れてしまうのだと思います。これは個人の意識の問題ではなく、文化や制度で補う必要がある本質的な人類の課題だと感じます。
Q6: 文化は生物的な限界を乗り越えられるか？
私は文化こそが、生物的制約を乗り越える鍵になると思っています。人間一人では長期的な視点を持つのは難しいですが、社会全体として制度や物語を設計すれば、未来を見据えた行動が可能になります。たとえば試験管ベビーや人工子宮による人間の再生産システムも、長期的な人口減少への現実的な対応策です。ただ、それを受け入れるには「自分たちが物語の一部である」という認識が必要です。一人一人が未来を創る役割を担っていると感じられる文化があれば、人類は次のステージに進めると思います。
Q7: 人工子宮を導入するには何が必要か？
倫理や社会の合意が必要ですが、それを形成するには具体的な条件設定が有効だと考えています。たとえば「2050年までに世界の人口が○○億人を下回れば人工子宮の導入に踏み切る」といった条件を設けることで、人々に現実としての危機感を与えることができます。また、自分たちの行動がこの物語に影響を与えていると感じることも重要です。AI時代においては「産むかどうか」も個人の自由に任せすぎると、子どもが生まれなくなるリスクもあります。だから制度と物語の両輪で進めるべきだと思います。
Q8: なぜ中国の語る物語に危機感を持っているのか？
中国共産党が進める「物語」の世界的広がりに対して、私は強い危機感を持っています。彼らは自国民への統制だけでなく、サイバー空間や認知戦を通じて世界中の情報環境にも影響を与えようとしています。台湾侵攻のような物理的行動だけでなく、無血で社会を変える内製工作や世論操作も含めた「感染戦略」を展開しています。こうした戦略は、人々の価値観を知らず知らずのうちに変える力を持っています。だからこそ、民主主義社会の中で、誰が語るかを市民が主体的に選べる構造が不可欠だと思います。
Q9: 中国の物語が標準になったら何が変わる？
もし中国的な物語が国際標準になってしまえば、「自由より秩序」「個人より集団」といった価値観が当然のように受け入れられる社会が生まれてしまうと私は懸念しています。情報の透明性や表現の自由が後退し、全体最適という名の下に個人の幸福や創造性が制限されるかもしれません。特にAIや監視技術が高度化するなかで、思想や感情までもが管理される未来は現実味を帯びています。だからこそ、世界中の市民が自分の未来を誰に託すか、自分で考え続ける必要があると思います。
Q10: その社会で個人の創造性はどうなるか？
全体主義的な物語が支配的になれば、個人の創造性は生まれる前に抑圧されてしまうかもしれません。たとえばクリエイティブな思考や批判的な発言が監視され、「和」を乱すものとして排除されるような社会では、人間らしさそのものが失われてしまう可能性があります。私は、文化や芸術、そして思想の自由が創造性の源泉だと信じています。だからこそ、どんなに効率的で秩序だった社会でも、個人が自由に感じ、考え、表現できる空間を守ることが、人類の未来にとって不可欠だと思います。
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