余暇の付加価値が下がった
— 未熟なリバタリアンがAIソクラテスと思考実験してみた (@bluesbookblog) August 1, 2025
時間が商品化し、休息=お金を減らしている感覚になる
プラットフォーマーはユーザー無料で承認欲求の中毒にさせる
集めた個人情報を広告主に売り、ユーザーを情報の運び屋にしている
フロム「退屈は意味が欠けた活動や状況への不安感」と言ったhttps://t.co/Okqw6baAhp
AIと思考実験してみた
Q1: なぜ休むとお金を失うように感じるの？
時間が「商品」になったからです。現代ではSNSや動画など無料サービスがあふれていますが、これらは私たちの時間と注意力を広告主に売ることで成り立っています。つまり、私たちは無意識に「時間を消費する＝お金を失っている」と感じるようになってしまったんです。しかもプラットフォーム側は、承認欲求を刺激することで中毒性を生み出している。その結果、余暇の価値が下がり、「休む」ことが無駄に思えてしまう。この感覚が私自身にもあり、気づかないうちに焦りを感じていました。
Q2: 何もしないことにどんな意味がある？
「何もしない」ことで、自分の集中力や情報処理能力を守ることができるからです。人間の脳には処理できる情報量に限りがあります。だからこそ、可処分時間の中で何に意識を向けるかが重要になります。休息の時間を持つことで、情報の洪水から自分を切り離し、意識的な行動を選び直すことができます。私自身も意識的にスマホを手放す時間を作るようになってから、雑念が減り、考える力が戻ってきたと感じました。
Q3: 余暇はどんな投資になり得る？
余暇は心と身体を回復させる「自己投資」になります。例えば睡眠は体力を回復させる役割がありますが、瞑想や自然の中でのんびりする時間は、精神的な疲れを癒します。今の時代、人の集中力は金魚以下とも言われていますが、それは脳が疲れすぎているから。私は週末にスマホを手放して自然の中を散歩したり、日記を書いたりすることで、また月曜からの集中力が高まるのを実感しています。
Q4: なぜ「何もしない時間」が不安になるの？
誰とでも常に繋がれるネット環境が原因です。以前は空間と時間が揃わないとコミュニケーションできませんでしたが、今は世界中と即座に接続できます。その結果、常に誰かと比べてしまう。しかも、SNSなどの無料サービスは私たちの注意を奪う設計になっていて、知らず知らずのうちに使い続けてしまう。私は以前、SNSを数分見るだけのつもりが、気づいたら1時間経っていたことが何度もあります。
Q5: 承認欲求と自分を保つことの折り合いは？
根源的に好きなものを持つことで、承認欲求に左右されなくなります。たとえ他人に認められなくても、自分が夢中で楽しめることがあれば満たされる。私は自己肯定感が下がっているとき、自分が暇すぎるのかもと気づいたことがありました。それからは、読書や文章を書くなど、自分が「時間を忘れて没頭できること」に集中するようにしています。他人と比べず、自分の感覚を優先するのがポイントです。
Q6: 好きなことはどう見つける？
内発的な動機に従って、過程を楽しめることを繰り返すのが大切です。結果ではなく、やっている最中に喜びを感じられること。それが「本当に好きなこと」です。私は「これをしているときは時間が早く感じる」という体験を何度も記録し、そこから自分の興味を掘り下げました。発信する必要もない、自分だけの世界で楽しめることが理想です。
Q7: なぜ発信しないと不利になる？
発信しないと、現代の「文化的なミーム競争」に参加できないからです。今は遺伝子よりも文化や思想が後世に残る時代。考えや価値観を発信しないと、何も残らず埋もれてしまいます。チンギス・ハンの遺伝子が日本人にも残っているという話がありますが、遺伝子だけでは意味がない。その人の思想や環境も含めて広まってこそ価値がある。私はそう考えて、考えたことをできるだけ言葉にして残すようにしています。
Q8: アルゴリズムに乗っ取られないには？
自分の内発的な動機を優先し、発信はその手段として使う意識が必要です。優先順位を間違えると、目的が手段に乗っ取られてしまいます。私はAIやSNSを使うときも「これは自分の目的のためか？」と問い直すようにしています。テクノロジーは便利だけど、それに主導権を渡すと自分の人生が曖昧になります。機械側が人間に融合しようとする流れの中で、自分の軸を守ることがますます重要になっていると感じます。
Q9: 情報の宿主で終わらないには？
人間が情報の「宿主」から主導権を持つには、自分のやりたいことを見失わない倫理と態度が必要です。AIやSNSも手段にすぎません。私は毎週末、タイムオフを設けて思考をリセットする時間を持っています。「100歳でどうありたいか？」から逆算して、50歳、30歳の目標を設定し、そこから今何をすべきかを見直します。こうした時間が、自分の価値観と行動を一致させる土台になると実感しています。
Q10: やりたいことが揺らいだときは？
やりたいことが変わるのは自然なことなので、定期的に振り返る仕組みを持つことが大事です。私は「今の選択が未来につながっているか？」を意識して考えるようにしています。そして、やりたいことが変わったら、迷わず軌道修正します。変化に柔軟であることも、根源的な目的を守るための一部です。週末に一人で考える時間を持つことで、その揺らぎにも前向きに向き合えるようになりました。
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