四前趾足の恐竜→第一趾が後ろ向きで樹上適応→第一趾を失った三前趾で地上適応→二前趾で高速特化したダチョウになった
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) June 18, 2025
鳥類は軽量化のため、水分量の少ない尿酸として白色の尿、黒色の糞、卵を同じ穴から出す
ミズナギドリは日に数百km飛び、50m潜水でき、1mの巣穴も作れるhttps://t.co/VMYL2MbOIu
AIと思考実験してみた
Q1: 恐竜から鳥へ進化した過程の意味は?
恐竜から鳥への進化で特に印象的だったのは、第一趾、つまり人間でいう親指のような部分の変化です。最初は枝をつかむために後ろ向きだった第一趾が、やがて地上を歩くために退化し、最終的には二本の指で高速移動するダチョウのような形に変わっていきました。私はこの指の使い方の変化が、生物の生存戦略や生活環境の変化と深く関わっている点が面白いと感じました。哺乳類にも通じるように、指の進化の過程にはその生物の「何を選び、何を捨てるか」という選択が反映されていて、環境適応の分かりやすい例だと思います。
Q2: 指の機能変化で生物の役割はどう変わった?
第一趾が枝をつかむための「把握力」から地上での「推進力」に変わったことは、まさに生物の生態的なニッチが変わった証だと思います。たとえば木の上で生きる生物は枝をしっかりつかめる構造が必要ですが、地上を高速で移動するには逆に指の数を減らし、エネルギー効率を上げる必要があります。私はこの変化が、生物が環境の中でどのように自分の居場所を作っていくのか、その過程をとても象徴的に示していると思います。恐竜から鳥、さらにダチョウのような進化を見ると、生物がどれほど柔軟に環境に適応してきたかがよく分かります。
Q3: 鳥類の多様性は何が生んだ?
鳥類が今や最も多様な脊椎動物の一つになったのは、環境への適応力と生存コストの低さが鍵だと考えています。隕石衝突で食料が激減した中、大型恐竜のように大量のエネルギーを必要とする存在は生き残れず、小型でエネルギー効率の良い生物が生き延びました。私はこのとき、恐竜から分岐した小型の羽毛恐竜が鳥類として環境に適応していったことが大きな転換点だったと思います。小さな体、広範囲への移動力、雑食性など、鳥類の特徴はすべてその延命戦略から来ているのではないでしょうか。
Q4: 現代の人類は絶滅リスクに耐えられる?
今の人類は、恐竜のような絶滅イベントに耐えられる準備ができているとは言いがたいです。たとえば核戦争が起これば、たとえ核シェルターに避難した一部の人が生き残ったとしても、文明を1から再構築できるほどの知識や技術が残っているとは限りません。私はよく「電子レンジを使える人は多いけど、それを作れる人はどれだけいるのか?」と考えます。イーロン・マスクが目指す多惑星化もまだ道半ばですし、人類が文明の再起動に本当に備えているとは思えません。根本的な準備がまだ足りないと感じます。
Q5: 文明を再起動するのに必要なものは?
文明を再起動するには、技術や知識よりもまず「争わない」という倫理の共有が必要だと思います。歴史を見ても、戦争によって文明が何度も崩壊し、そのたびに多くの人命や知識が失われてきました。私たちは第一次・第二次世界大戦を経てもなお、ロシアのウクライナ侵攻や中国と台湾の緊張など、争いを繰り返しています。アインシュタインが言ったように「第三次世界大戦の後は、第四次は棍棒で戦うようになる」という言葉が現実味を帯びています。だからこそ制度的に「争わない仕組み」を築くことが重要だと感じます。
Q6: 教育や文化は争わない社会にどう貢献できる?
教育と文化は、「最大多数の最長期間の最小不幸」という考え方を広めるための基盤になると思います。ベンサムの「最大多数の最大幸福」は一見理想的ですが、実際にはグローバルノースがグローバルサウスから搾取するような構造を正当化してしまいがちです。私が大事だと思うのは、ディードラ・マクロスキーが示したように、勝者と敗者が明確に分かれる「Win-Win-Lose」ではなく、できるだけ「Lose」を生まない仕組みを作ることです。それには教育の中で、他者への共感や持続可能な倫理を育てる視点が不可欠だと考えています。
Q7: 教育現場で変えるべきことは?
教育現場でまず変えるべきは、競争よりも協力を重視する価値観だと思います。今の教育は偏差値や成績といった数値で比較しがちですが、それでは他人を蹴落として勝つことが正義になってしまいます。私は教育こそが「争わない社会」の土台になると考えていて、学校の中で「自分だけでなく他人も幸せにする力」を育てることが本質だと思います。たとえばプロジェクト型学習や共同探究など、他者と協力して何かを成し遂げる経験がもっと必要です。それが最小不幸社会への第一歩になると信じています。
Q8: 文明を支える知識はどう守るべき?
文明を再建するには、専門的な知識だけでなく、その知識を共有する「仕組み」も一緒に残す必要があります。私は、技術そのものが消えても再構築できるようなマニュアルや教育資料をもっと多言語で保存すべきだと思っています。たとえば、電気が止まっても読める紙媒体であったり、誰でもアクセスできる形式で知識を残すことが重要です。現代はあまりに多くのことがデジタルに依存していて、それが失われたら何もできなくなるリスクがあります。「生き延びるだけでなく、文明を再生できる人」をどう育てるかが問われていると思います。
Q9: 持続可能な文明の条件とは?
持続可能な文明には、エネルギー効率、食料の安定供給、倫理の共有という3つの要素が不可欠だと感じます。私は、いくらテクノロジーが進化しても、誰かが搾取されている限り、その文明は長続きしないと思います。持続可能性とは、単に資源を大切にすることではなく、「誰もが安心して暮らせる環境を保つこと」です。それには、経済活動と倫理的な判断をどう両立させるかがカギになります。私たち一人一人が、そのバランスに責任を持つという意識を持つことが必要だと考えています。
Q10: 生物の進化から何を学べる?
生物の進化は、「生き延びるために何を捨て、何を残すか」の選択の連続だったと思います。私は恐竜から鳥への進化を通じて、環境に適応するとは単に変化に対応するだけでなく、自分自身の「使い方」を変えることなんだと実感しました。指の数を減らす、翼を持つ、飛ぶことを選ぶ――こうした変化は生存のための戦略そのものです。そしてそれは今の人間社会にも通じる話だと思います。気候変動や戦争といった大きなリスクに直面している今、私たちも「何を捨て、何を守るのか」を問われているのではないでしょうか。
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