川は水資源2%の飲料や農作に向く淡水を運ぶ
— 未熟なリバタリアンがAIソクラテスと思考実験してみた (@bluesbookblog) July 27, 2025
古代エジプトでは水位を測定するナイロメーターを使い、予測が豊作なら課税して国家の繁栄、凶作なら貯蔵して国民に分配し、国を安定化させていた
40億人が1か月の水不足に悩み、2050年には新鮮な水への需要が50%増える予測であるhttps://t.co/i818RdxR7q
AIと思考実験してみた
Q1: なぜ川は水資源として重要なの?
川は世界の淡水のうち、わずか2%しかない貴重な飲料水や農業用水を運ぶからです。特に古代エジプトではナイル川の水位を測るナイロメーターという装置を使い、水量が豊富なら課税して国家を繁栄させ、不足すれば備蓄して国民に分配するなど、川が国家の安定に直結していました。現代でも約40億人が1か月にわたる水不足に苦しみ、2050年には新鮮な水の需要が50%増えると予測される中、水資源としての川の役割はますます重要です。私たちは水の価値をもっと明確に認識し、制度や経済の中に組み込んでいく必要があります。
Q2: 水の分配が不公平になる理由は?
水の不公平な分配は、人口が増加している地域、特にインドなどの川へのアクセスが難しい場所で深刻になります。加えて、ダムなどのインフラ整備には高い技術や資金が必要ですが、先進国が主導で進めると、内陸国や二重内陸国といった水源に乏しい国々が不当に不利益を被る可能性があります。これにより、持っている国がさらに得をして、持たない国が取り残されるという構造が加速しています。水の公平な分配を実現するには、国境を越えた協力と共有の制度が不可欠だと私は考えます。
Q3: 水の国際制度にどんな課題がある?
京都議定書やパリ協定のように、国際的に環境負荷を減らすための枠組みはありますが、守らなかった場合の罰則がほとんどないのが大きな課題です。たとえば、先進国が経済や政治の都合で目標を守らなくても咎められず、結果としてグローバルサウスの国々が搾取され続けている構図になっています。私は、こうした問題を解決するには罰則よりも、協力によって得られる報酬やインセンティブを強化することが重要だと考えます。自発的にルールを守りたくなる仕組みが必要です。
Q4: どんな報酬制度なら水の公平な分配が進む?
一概に「報酬を与える」と言っても、先進国が自国の利益を最優先すれば、結果的にグローバルサウスからの搾取を助長することになります。私の考えでは、まず世界全体の利益を広げたうえで、その中から自国の取り分を得るという発想が必要です。たとえば「最大多数の最大幸福」の考え方に基づけば、一部の国の贅沢な生活のために他国が貧困に陥るような構造は見直されるべきです。全体のバランスをとりながら報酬を配分する制度が求められます。
Q5: 幸福と不幸の指標はどう決める?
幸福や不幸の基準は贅沢ではなく、生きるために必要なものかどうかだと思います。たとえば、医療や教育といった基本的なサービスの不足は不幸につながるので、これらを優先的に整備すべきです。一方で、いい車に乗るとか高級な食事を楽しむといった贅沢は、結果的に発展途上国の人々に負担をかける構造になっていると感じます。私は、こうした贅沢が本当に必要か見直すことが、幸福の本質を再定義する手がかりになると思います。
Q6: 贅沢と必需の違いはどうやって決める?
贅沢と必需の境界は文化や時代で変わりますが、私は「持続可能性」の視点がもっとも重要だと思います。たとえば今の生活を続けた場合、自分の子どもや孫が同じように暮らせるかどうかを基準にすればいいのです。資本主義の歯車だけを回し続けても、地球環境が壊れれば文明的な生活は維持できません。だからこそ、未来世代の生活も含めて持続可能なレベルを世界共通の基準にすべきだと考えます。日本の今の暮らしも見直す必要があります。
Q7: 日本の生活で見直すべきことは?
自動車による移動や、牛肉を大量に消費するような食生活は、私の考えでは持続可能とは言えません。車で移動する生活は健康寿命の面でも悪影響があり、歩いたり自転車に乗る方が健康にも環境にも良いです。また、牛肉を育てるために大量の水や飼料を使うくらいなら、人間がそのまま小麦や大豆を食べた方が効率的です。こうした観点から、贅沢に課税する制度を導入し、贅沢品の消費を抑えるべきだと私は考えます。
Q8: 贅沢への課税はどうあるべき?
贅沢品への課税は効果的な手段ですが、その線引きをどうするかが難題です。たとえば、高級車や海外からの輸入食品が本当に「不要不急」かどうかは人によって感じ方が違います。私は、税の線引きをするには国際的な専門家や科学者のデータに基づいた評価が必要だと思います。生活必需品を守りながら、環境や未来への負荷が大きいものに段階的に課税していく仕組みが公平だと考えます。
Q9: 日本人の意識に必要な変化は?
私たち日本人が変えるべきなのは、「自分さえ良ければいい」という感覚です。目の前で困っている人がいれば手を差し伸べるのに、地球の裏側で苦しんでいる人たちには無関心になりがちです。私は、グローバルサウスの現状を「口にホースを突っ込むような構造」とたとえましたが、こうした搾取の実態を知ることがまず第一歩です。そして、日々の選択、たとえば何を買うか、何を食べるかといった行動から、持続可能性と連帯を意識することが求められます。
Q10: 持続可能な未来をつくるには?
持続可能な未来をつくるには、一人ひとりの生活の選択が重要です。自動車や牛肉のような高負荷な生活を見直し、代わりに公共交通機関を使ったり、植物性の食品を選ぶといった行動が地球環境に貢献します。また、贅沢への課税や水資源の公平な分配を進めるためには、国際協調と透明性のある制度づくりが欠かせません。私は、最大多数の最小不幸を実現するために、生活必需を基軸にした新しい「豊かさ」の基準を世界全体で共有するべきだと考えます。
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