本 要約【人生の法則】岡田斗司夫 #1528

1哲学宗教心理学
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AIソクラテスと思考実験してみた

Q1: 4つのタイプの欲求モデルはどう面白いの?


私は岡田斗司夫さんのYouTubeチャンネルを通じて、「注目欲の王様」「指令欲の軍人」「法則欲の学者」「理想欲の職人」の4タイプに分けるモデルを知り、非常に分かりやすく整理されていて面白いと感じました。この理論では、人は好調なときは右回りに憧れの欲を満たそうとし、不調なときは左回りに軽んじた欲で妥協しようとするという流れがあるそうです。実際に自分がどのタイプなのかを考えるだけで、自分の行動や人間関係に対する理解が深まりました。たとえば私は法則欲の学者タイプで、外の世界の動きよりも、自分の中にあるルールや整合性を重視しがちです。そんな自分にとって、他の3タイプとの関係性や対角の理解不能感など、なるほどと思える部分が多くありました。

Q2: 社会の構造にこのモデルはどう関係する?


この4タイプのモデルを社会構造に当てはめると、それぞれの欲求がバランスよく満たされるべきなのに、現実の社会では偏りがあると感じました。人間は本来25%ずつの割合で存在しているはずですが、現代社会では「言語化」「ルール化」「評価」が中心になっており、それに適応しやすい軍人タイプや学者タイプが優位になりがちです。逆に、抽象的で直感的な王様や職人タイプは、その強みを生かしづらく、社会のルールに合わせにくいように感じます。特に法律や教育制度が内向型の設計になっているせいで、外交的なタイプの人が誤解されたり、浮いてしまったりしているようにも思いました。

Q3: どのタイプが社会で損をしているの?


損をしているというより、社会の枠組みにフィットしづらいタイプが存在していると感じます。たとえば大阪万博で映像作品を見たとき、私は感情的に動かされることが少なく、どちらかといえば記録的に受け止めるタイプでした。でも周囲にはそれを見て感動し、写真や動画を撮ってSNSに投稿する人が多くて、自分との違いを強く実感しました。おそらく、ああした場には王様や職人のような抽象好きの人が多く集まるからこそ、そういう動きが自然なんだと思います。社会全体ではなく、特定の場所で特定のタイプが目立つだけであり、それが「偏り」として見えているのではないかと考えています。

Q4: AIやSNSの時代にはどのタイプが強い?


AIやSNSが発達する中で、強くなるのは自分の内発的な欲求に従える人だと思います。つまり、他人の期待やアルゴリズムに振り回されず、自分がやりたいことを軸に動ける学者タイプや職人タイプのような内向型が、より生きやすい社会になっていると感じます。逆に、王様や軍人のような外交的なタイプは、他人の目や反応に敏感なぶん、AIの推薦やSNSの「いいね」に影響されて、だんだんと自分の欲求が分からなくなっていく傾向があると思います。たとえば写真や動画を撮ってアップする行動が、目的ではなく手段だったはずなのに、いつの間にか目的になってしまうような感覚です。

Q5: 外向型が強いとされてきた理由は?


外向型の人が「強い」と思われがちなのは、単に目立つ場に出ていることが多いからだと思います。SNSやテレビ、YouTubeなどで発信しているのは主に王様や軍人タイプで、その姿が「成功」のイメージに結びついてしまっているだけです。でも、見えないところで内向的な学者や職人タイプが自分の欲求を大切にし、地道に生きているケースも多いはずです。実際に、社会のルールや制度を設計しているのは、むしろ内向型の人たちかもしれません。そう考えると、これまでの時代でも内向型が隠れた主役で、ただ表に出てこなかっただけであり、そこに私たちが気づけるかどうかがポイントだと思います。

Q6: 模倣することは悪いこと?


私は模倣すること自体が悪いとは思いません。むしろ他人の行動を真似ることで、「自分が社会の役に立っている」と感じられる人も多いと思います。SNSで誰かと同じ場所に行って同じように写真を撮る行動も、その人にとっては大事な共感や一体感を生んでいるのかもしれません。私自身、YouTubeやブログで発信しているので、そこにある種の模倣的な構造があるのは自覚していますし、そういう自己矛盾も含めて今の社会を生きているんだと感じます。模倣か内発かの二択ではなく、両方を行き来しながらバランスを取ることが重要だと思います。

Q7: 内向型が活躍するには何が必要?


内向型の人が活躍するためには、抽象的な価値を評価できる土壌がもっと必要だと思います。たとえば、絵や映像、文章など「感じる力」をベースにした表現活動がもっと尊重されるべきです。そういった活動は見た目ではわかりにくく、数字にも現れにくいけれど、本人の内面や思考の深さが現れる重要なフィールドです。今は言語化や数値化が優先されがちですが、非言語的な体験に対する評価軸を社会全体で広げていくことが、内向型がもっと自由に動ける社会をつくる鍵になると思います。

Q8: 外向型の強みはどう生かす?


外向型の人たちは、人を巻き込む力やエネルギーの発信力が強みです。王様タイプなら情熱を、軍人タイプならロジックと行動力を武器に、周囲を動かすことができます。これらの力があるからこそ、新しい文化やトレンドが生まれたり、社会が活気づいたりするわけです。問題は、その強さがときに他人の欲望やAIのアルゴリズムに流されて、自分を見失ってしまう点です。だからこそ、内向型の人たちが作った仕組みやルールと協力しながら、自分の強みを調整していく視点が必要だと感じます。両者の連携がうまくいけば、より良い社会になるはずです。

Q9: タイプの違いを越えるために何が必要?


タイプの違いを越えるには、まず「違っていて当たり前」という前提を社会に広めることが大事です。注目や指令を重視する人もいれば、法則や理想に動かされる人もいる。そんな多様な欲求を「正しいかどうか」ではなく、「どう活かすか」で考えることが必要です。そのためには教育や職場、家族の場で、互いの違いを理解し補い合う仕組みを作ることが求められます。たとえば学校でも、内向型の子が無理に発表を求められるのではなく、深く考える力を評価されるような場面がもっとあってもいいはずです。

Q10: 今後の社会に必要なバランスとは?


これからの社会に必要なのは、内向型と外向型の補完関係を意識したバランスです。どちらかが優れているのではなく、どちらか一方ではうまくいかないからこそ、お互いの強みを理解し、役割を分担し合う必要があります。たとえば法律や制度の設計は内向型の強みを活かし、人を動かすキャンペーンや発信は外向型が担う。そうした組み合わせが社会の持続可能性を支えると思います。そして、AIやSNSがますます影響力を持つ時代には、「自分の欲求に正直であること」と「他者の欲望に巻き込まれすぎないこと」の両立が大きなテーマになってくると感じています。

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