逆張りする
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) June 19, 2025
短期は過大評価、長期は過小評価するアマラの法則がある
金融システムの住宅ローンへ過剰に期待する買い持ちのロングばかりだったため、崩壊する方に賭けて空売りのショートで利益を上げた
ASDは自我を修復して維持できる興味がいるため、対象を探し求め続けるhttps://t.co/ymWxH4PGtS
AIと思考実験してみた
Q1: なぜ短期的な成長に人は過剰な期待をするのか
私たちは、今起きていることがそのまま未来にも続くと考えがちなんです。これは「現在の延長線上に未来がある」というバイアスのせいだと思っています。たとえば今のAIブームも、今すごいからこの先もずっとすごいだろうと感じてしまう。でも実際には、長期的な成果って運や他の技術、社会状況に左右されるので、思ったほど大きくはならないことも多い。住宅ローンバブルもそうでしたよね、短期的な熱狂がそのまま続くと誤解されていたから、みんなロングで買い支えて、結果的に崩壊したと思います。
Q2: 短期を長期にすり替える心理には何がある?
私たちの脳はもともと長期的に物事を考えるようにはできていないんじゃないかと思っています。旧石器時代の狩猟採集生活では、明日どう生きるかが最優先で、10年先なんて考える必要がなかった。その頃の脳の仕組みのまま現代を生きているから、どうしても目先の情報に飛びついてしまう。カーネマンが言う「システム1」の直感的な思考が、今も私たちの判断の多くを支配している気がします。AIや金融の短期的流行に過剰反応してしまうのも、この影響だと思います。
Q3: その短期本能が現代社会に与える弊害は?
短期的な直感で物事を判断してしまうことで、長期的に見ると間違った選択をしてしまうリスクが高いです。科学的な証拠やデータがあっても、それを無視して「今がいいから将来もいい」と決めつけてしまう。住宅ローン市場の過熱もその一例で、実際には金融システムの限界が見えていたのに、多くの人が楽観的すぎた。だから私は、直感に頼るだけでなく、ちゃんと裏付けのある情報と時間軸で判断するべきだと思っています。
Q4: なぜ人は「今回は違う」と思ってしまうのか
「自分だけは特別」という思い込みがあるんだと思います。過去にバブルが崩壊していても、今起きてることは例外で、自分はちゃんと理解しているから大丈夫だと信じてしまう。実際には毎回同じようなパターンで人は失敗してるのに、目の前の状況に引っ張られて、また同じ過ちを繰り返す。SNSでもこの傾向が強くて、発言しても間違っていたとしても誰も責任を取らない。だから「言ったもん勝ち」になってしまってるんだと思います。
Q5: 「言ったもん勝ち」が社会に与える影響は?
根拠のない発言がどんどん拡散されることで、陰謀論のようなものが広まりやすくなっていると思います。真実って複雑で理解しにくいからこそ、単純で分かりやすい説明に飛びついてしまう。民主主義の中で情報がポピュリズム的に流れていくのも、この「言ったもん勝ち」構造のせいかもしれません。だから私は、意見を言うときには確信度も一緒に示す仕組みが必要だと考えています。カーネマンも「過信は人間のバイアスの中で最も排除すべきもの」と言っています。
Q6: 意見に確信度を添えると何が変わる?
意見に確信度を添えると、「とりあえず何か言う」ことが減るんじゃないかと思っています。会社の会議でも、ただなんとなくで発言するのではなく、自分がどれくらい自信を持っているのか、どんなデータに基づいているのかを明示すれば、内容の重みが変わってくる。SNSでも、「この意見は思いつき」「この意見は論文をもとにしてる」といったラベルがあれば、見る側も判断しやすいはずです。そうやって質の高い議論ができる社会になってほしいです。
Q7: 発言が減って議論が停滞するリスクは?
議論が少し鈍くなるくらいなら、その方が安全だと私は思っています。むしろ、間違った情報が大量に流れて、それが原因で判断を誤って行動する方がずっと危険です。だから自信がある人だけが意見するのが基本でいい。今の社会って「何か言わなきゃいけない」という空気が強すぎて、専門外の人まで自信満々に語ってしまう。でも知らないことには口を出さないっていう感覚がもっと広まるべきだと思います。コロナ禍のワクチン議論なんか、まさにそうでした。
Q8: 民主主義と専門性のバランスはどう取る?
言論の自由はすごく大切だと思ってます。でもそれは「何を言ってもいい」ではなく、「どう言うか」が大事。だから自由に発言できるとしても、その意見が自分の経験なのか、一次情報に基づいたものなのか、確信度はどのくらいかをセットで言うべきだと考えています。そうすれば陰謀論のような危険な情報にもブレーキがかかるし、聞く側も判断の軸を持てる。科学的な裏付けがある意見こそ重視されるべきですし、専門家の声がもっと届く社会になってほしいです。
Q9: 確信度や出典を明示するには何が必要?
確信度や出典を明示する文化を広めるには、教育とSNSの設計の両方から変えていく必要があると思います。学校では「正しさ」だけじゃなく、「根拠のある意見の出し方」を教える。SNSでは、投稿に確信度や出典を入力する欄を設けたり、信頼スコアを表示する仕組みがあるといい。こうすることで、意見の信頼度を見える化できるし、感情論だけで議論が進むことを防げると思います。デジタル時代の新しい「言論の質の担保」の方法として重要だと思っています。
Q10: 一次情報を重視する社会に必要な習慣とは?
一次ソースに立ち返ることは、今後もっと大事になってくると思います。SNSで広まる情報って、ほとんどが誰かの意見の再加工でしかない。その中で、本当に信頼できるのは一次情報、つまり論文や統計データ、専門家の発言など。私自身も、意見を言うときはできるだけ元の出典を探して示すようにしています。それができれば、「なんとなくそう思った」レベルの発言と区別できる。みんながこの習慣を持てば、社会全体の情報リテラシーもぐっと上がると思います。
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