時代の波に乗る
— ひろき@未熟なリバタリアンがAIソクラテスと思考実験してみた (@bluesbookblog) July 8, 2025
北の達人は新技術のネット×不景気に強いB2C×技術革新されにくい無形商材でリピートされる消耗品にした
VALXはプロテイン市場×自社ECで直販するD2C×SNSインフルエンサーで後発で成功した
Factelierは在宅ワーク×採寸不要なカジュアル×工場直結ECで差別化したhttps://t.co/EQpE7FVrS4
AIと思考実験してみた
Q1: なぜ北の達人コーポレーションの戦略が面白いと思った?
私は北の達人コーポレーションの戦略が面白いと感じました。それは「不況に強いBtoC×無形商材×リピート消耗品」という組み合わせが、これまで意識したことのない視点だったからです。企業向け(BtoB)のサービスは、景気が悪くなると真っ先に予算削減の対象になりますが、個人向け(BtoC)で日常的に使う商品、たとえばシャンプーやサプリメントなどは継続して購入されやすい。しかも、技術革新が起きにくい分野を選ぶことで、大手と競争になりにくく、安定した売上が期待できます。この構造を意図的に選んでいる点がとても賢いと思いました。
Q2: 「無形商材」に絞ることのリスクは?
無形商材に絞るという戦略には、スタートアップ的なスピード感に欠けるリスクがあると思います。新しい技術や斬新なプロダクトで一気に注目されるような成功の仕方が難しく、認知度を高めるには時間がかかります。特に最初のフェーズでは、知ってもらうまでに苦労し、ブランドを築くにも根気が必要です。たとえばプロテイン市場に後発で参入したVALXは、SNSインフルエンサーを活用して認知を一気に拡大しましたが、無形商材ではそうした戦略が使いにくい面もあります。地道に信頼を積み重ねる必要があるという点で、難しさもあると感じます。
Q3: 認知が遅い商品を加速させるには?
認知が広がるのに時間がかかる商品でも、工夫次第で成長を加速できると私は思います。特に重要なのはマーケティングで、ABテストを繰り返して広告の効果を最大化し、ムダな費用を抑えながら顧客を獲得していく手法が有効です。たとえば、最初から大量の広告費をかけるのではなく、小さく試して数字を見ながら改善するやり方は、デジタルマーケターの強みのひとつです。今は誰もがスマホを持ち、SNSや検索を通じて行動する時代なので、そこを読み解き、データを活かして最適化する力が大きな武器になると考えています。
Q4: マーケターが「現代の領主」だという意味は?
私は現代のマーケターが、昔の封建時代の「領主」のような力を持ち始めていると感じています。というのも、テクノロジーが生活の中心にある今、私たちはSNSや動画のアルゴリズムに従って、何を見るか、何を買うかを自然と決めているからです。マーケターはその仕組みを設計し、数字で微調整できる力を持っています。つまり、自分たちの時間や好奇心すらも、彼らの手のひらで動かされている可能性がある。広告やコンテンツを通じて、私たちの日常を操るような存在になってきていると感じるのです。
Q5: マーケターに対抗する存在は誰か?
私が思うに、マーケターが持つ力に対抗できるのは、国家や法律などの公的な存在です。テクノロジーや広告の仕組みが私たちの時間や情報を囲い込もうとしている今、それにブレーキをかける役割がますます大事になっています。たとえば、サブスクで解約が難しいUI設計や、データ利用に関する複雑な同意書など、消費者が不利になるような仕組みには規制が必要だと感じます。個人の選択権を守るためにも、使いやすさや透明性のあるルールを社会として整えていく必要があると思います。
Q6: データ利用における国家の役割は?
私は、データや時間の使われ方をめぐるルールは、国家と市民が一緒に決めるべきだと考えています。選挙制度のように、すべての人の意見を反映する仕組みが重要です。税金がスピード制限や警察制度に使われているように、デジタル領域でも公的な枠組みが必要です。たとえば、情報の非対称性を悪用した搾取が行われないよう、UIやUXのデザインに規制を設けることが求められています。私たちが払うお金や時間が、より良い社会のために再分配されるようなルール作りが必要だと感じます。
Q7: 個人が搾取を避けるためにできることは?
私は、無料のサービスに対してまず疑いの目を持つことが重要だと思います。なぜなら、無料ということは多くの場合、自分の情報や時間を差し出して対価を払っていることになるからです。たとえば、広告付きの動画サイトやSNSでは、私たちの興味や行動パターンが収集され、ビジネスに使われています。だからこそ、自分が何にお金を払うかだけでなく、何に時間を使っているのかも意識するようにしています。そうしないと、無意識のうちにマーケターが設計した「領地」で働かされるような農奴になってしまう気がします。
Q8: 時間とお金の使い方で意識していることは?
私が意識しているのは、「この時間は自分が選んだ価値に投資しているか?」という視点です。たとえば、無料のアプリを使うときも、その背後で自分のデータがどう使われているのかを考えるようにしています。反対に、お金を払ってでも自分の興味や好奇心を深められるものなら、それは有意義な投資です。私にとっては、自分の時間と情報をどう配るかが、日々の選択の本質だと感じています。それがテクノロジーに搾取されず、自分の人生を主体的に選ぶ第一歩だと思っています。
Q9: 「農奴」にならないとはどういうこと?
「農奴にならない」というのは、誰かの設計した世界に無自覚に従わないということだと私は思っています。たとえば、SNSのおすすめや動画の自動再生など、便利に見える仕組みが、実は私たちの行動や思考をコントロールしているかもしれません。そういった構造を理解し、自分で取捨選択できるようになることが大切です。つまり、自分の時間と注意をコントロールし、テクノロジーに使われるのではなく、使いこなす立場に立つこと。それが「農奴」で終わらずに、自分らしい生活を送るための鍵だと感じています。
Q10: 意識を広めるにはどうすればいい?
私は、この意識を広げるためには、学校教育やメディアの役割が大きいと思います。特に若い世代に対して「無料の裏側にはコストがある」とか、「時間も通貨の一種だ」という考え方を伝えることが重要です。たとえば、授業でSNSや広告の仕組みを学び、自分のデータがどう扱われているかを知る機会があれば、無意識に搾取されることを防げます。また、身近な例を通じて「自分で選ぶことの意味」を考える習慣をつけることも効果的です。そうすれば、もっと多くの人が自分の時間を大切にできる社会になると思います。
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