優良な投資は自然からも配当が返ってくる
— ひろき@未熟なリバタリアンがAIソクラテスと思考実験してみた (@bluesbookblog) July 12, 2025
人間社会が自然の外側にあるという信念が誤謬である
1625年、宮島で掘り起こされたゴヨウマツは本土に運ばれ、集水装置がないため、1日に1〜2回の水やり、1年に1〜2回の根捌きされていた
被爆後🇺🇸建国200年の贈り物として寄贈されたhttps://t.co/QZ4Mr6kjbg
AIと思考実験してみた
Q1: 自然からの「配当」とはどういう意味？
自然からの「配当」という言葉は、地球にとって良い行いを続けていれば、結果として人間にもメリットが返ってくるという意味だと思います。私が読んだ内容では、1625年に宮島で掘り起こされた五葉松が本土に運ばれ、注水装置のない環境で1日12回も水やりされ、丁寧に管理されていた話が紹介されていました。これは自然を大切にする手間を惜しまなければ、その価値が長く保たれ、やがて人間社会にも恩恵として返ってくる好例です。つまり自然と人間社会を切り離して考えるのではなく、共に循環しながら生きていくという信念が大切なのだと感じました。
Q2: 「優良な投資」とはどんな行為？
私が考える「優良な投資」とは、地球全体にとって良い影響をもたらすような行動のことです。環境を守る活動や生物多様性を考慮した選択、エネルギーの効率的な使い方などが当てはまると思います。こうした投資を続けていくと、結果的に人間の生活環境も安定し、長期的な視点での利益が得られます。たとえば持続可能な農業や再生可能エネルギーへの転換などもその一例で、人間が自然と調和して生きるためには、こうした投資が必要不可欠です。短期的な利益ではなく、未来世代への責任を意識することが大切だと思います。
Q3: 自然と経済活動はどうつながる？
自然に対する利他的な投資は、実は経済活動とも深く結びついています。たとえば国際貿易の「比較優位」の原則のように、各国が得意な分野を活かして協力し合うことで、全体のパイを広げることができます。かつてのグローバル経済はそうした理想に近かったですが、現在では先進国が利益を得る一方で、途上国にしわ寄せがいく構造も見えてきています。私はこの現実をふまえて、自然を守る行為やサステナブルな仕組みが、経済においても全体の価値を高める投資になりうると考えています。
Q4: パイを広げることと公平さは両立できる？
私は、全体のパイを広げることとそれを公平に分けることは、ベーシックインカムのような制度によって両立できると考えています。人類全体にとって有益な行動をした人が正当に評価され、報酬を受け取ることは当然ですが、その利益が特定の層に偏り、格差を生むなら、制度的に再分配を行う必要があります。再分配の仕組みがなければ、思想の対立や社会的不安、場合によっては戦争につながる可能性すらあるからです。技術が発展した現代では、協調できる“物語”を共有する力の方が大切になってきていると感じています。
Q5: どんな価値観が協調の物語をつくる？
協調の物語をつくるうえで中心になる価値観は、私は「最も恵まれない人たちを支えること」だと思います。人間の幸福度を高めるには、まずすべての人が「ゼロ地点」、つまり医療・教育・食料など最低限の生活を保障されている状態に達する必要があります。そしてそこから初めて社会全体が上を目指すことができるようになります。私は「最大多数の最大幸福」ではなく「最大多数の最小不幸」の解消こそが、優先されるべきだと考えています。この考えは、人間社会が持つ根本的な連帯感を育む出発点になると思います。
Q6: 最小不幸を優先する社会の意思決定は？
最小不幸を目指す社会では、「無知のベール」というロールズの考え方が有効だと私は思います。自分がどこに生まれるか分からない状態で理想的な社会を考えることで、より公平な再分配や制度設計が可能になるからです。日本の例でも、マスクや米の買い占めが起きたように、個人が自分の利益だけを優先して行動する傾向はどうしてもあります。だからこそ、制度や法律という仕組みが必要で、個々人にまかせるよりも国家や社会全体でルールを整える方が現実的だと感じます。人間の本性を前提にした仕組みこそが重要です。
Q7: 制度の信頼を保つには何が大事？
制度を信頼できるものに保つためには、私は政治家の役割が決定的に重要だと思います。政治家が誠実に政策をつくり、社会の中で不幸な状況にある人々を救うような再分配を実行すれば、制度全体への信頼は自然と高まります。しかし現代では、共産主義や社会主義の理想も人間の限界によって実現が難しい場面がありました。私はそこにAIの可能性を感じています。AIなら寿命も利己性もなく、プロセスも結果も合理的に調整できるため、人間以上に正確な制度設計が可能ではないかと思っています。
Q8: AIはどんな制度をつくれる？
AIが制度設計を担うことで、私は人間の感情や利害に左右されない公平な仕組みが実現できると考えています。たとえばベーシックインカムの最適な配分、税の再分配、医療や教育の予算配分など、複雑な条件をAIが瞬時に分析し、より多くの人にとって良い結果を導ける可能性があります。倫理哲学では、義務論・功利主義・徳倫理など多くの考えが存在しますが、それらを統合して最善を探るには人間では限界があります。AIはそれらをバランスよく取り入れた新しいルールづくりに貢献できる存在だと信じています。
Q9: AIの判断を正当とするには？
AIが制度設計を担ったとしても、その判断を社会全体で正当とみなすには、人間の側がどのように関与するかが重要だと思います。私はAIが導き出す結論に対して、透明性と説明責任を求める姿勢が必要だと考えます。AIが「なぜその政策を選んだのか」「誰のために最も効果的なのか」を人々にわかる言葉で示すことが求められます。また、最終的な意思決定には人間の判断も介在させるべきです。AIはあくまで「補佐役」であり、人間の倫理と共感の感覚を補強するパートナーとして活用すべきだと思います。
Q10: AIと人間はどう補完し合うべき？
私は、AIと人間は役割を分担しながら補完し合う関係が理想だと感じます。AIは膨大なデータから最適な政策や制度を導き出す力がありますが、それを実社会で受け入れるためには、人間の共感や納得が不可欠です。たとえば教育や福祉の現場では、AIが全体の方針を示し、人間がその実行過程で柔軟に対応する、というような役割分担が考えられます。またAIの判断に対して常に人間側からフィードバックを返し、社会の変化に応じて調整する仕組みも重要です。AIに任せきりではなく、共に作る未来こそが、信頼される制度につながると思います。
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