世界は無駄にしない原理がある
— ひろき@未熟なリバタリアンがAIソクラテスと思考実験してみた (@bluesbookblog) July 2, 2025
最小作用の原理も行き過ぎない程度に無駄を省き、作用という物量を最小にしている
重ね合わせできる場合は線形、できない場合は非線形になる
アインシュタインの重力理論は非線形で空間に物体があれば、その質量=エネルギーで空間が歪むとしたhttps://t.co/A6CSrRBXIU
AIと思考実験してみた
Q1: 「世界は無駄にしない原理」とは何か?
「世界は無駄にしない原理」とは、自然の仕組みがエネルギーや作用をできる限り最小限にとどめるという考え方です。たとえば物理の「最小作用の原理」も、自然が一番効率のよい経路を選ぶという仕組みで成り立っています。これは、エネルギーの無駄遣いを避ける自然の合理性と捉えることができます。私自身、自然界の仕組みを眺めていると、そこには一貫した「無駄を省く」意志のようなものを感じるんです。そう考えると、進化や文明の形成もすべてこの原理に沿って発展してきたとも言えます。
Q2: 無駄とは誰が決めるのか?
無駄の定義は、自然が決めていると考えています。たとえば生物がエネルギーを効率的に使える仕組みを持っているのは、自然選択によってそうなってきたからです。地球の環境に適応しながら進化してきた私たちは、無駄を減らす方向へと自然に導かれているのだと思います。人間の体も、二足歩行や手の器用さなど、エネルギーを効率的に使いながら文明を築くために最適化されてきたと感じています。ケンタウロス型のような非効率な形では、ここまで社会を発展させるのは難しかったと思います。
Q3: 進化の目的は文明なのか?
進化の目的が文明を作ることだとは思っていません。むしろ、生物は地球の熱循環を効率よく行うための存在だと考えています。生命体が遺伝子を拡散しようとするのも、結果的に熱エネルギーの流れに貢献するからなのではと感じています。進化は常に環境との相互作用で動いており、文明はその中で偶発的に生まれた結果のひとつにすぎません。今では文化の進化が生物の進化速度を上回り、さらに科学技術の進歩が文化すら追い越している、そんな加速度的な時代を私たちは生きていると思います。
Q4: 進化は今も意味を持つのか?
進化という言葉の意味は、定義し直す必要があると思います。たとえば落合陽一さんが語る「デジタルネイチャー」では、人間の脳も01の世界で動いているという点で、コンピューターと本質的に変わらないとされています。こう考えると、生物としての進化というよりも、情報処理の構造がどう変化していくかという視点に進化の意味を置き換えることができます。私自身も直感的にこの捉え方のほうが自然に感じられ、意識や自我という概念すら揺らぎ始めていると思います。
Q5: 自由意志はなぜ存在するのか?
自由意志というのは、集団生活を可能にする仕組みの一つとして発生したのだと考えています。たとえば人間は150人程度の集団でしか関係性を維持できないという「ダンバー数」がありますが、それ以上の規模の社会を築くには、共通の物語や価値観が必要です。宗教や国民国家といった「想像上の共同体」を信じられる力、それを支えているのが意識や自由意志のような概念だと思います。だからこそ自由意志は、ただの自己決定ではなく、共同体の一部として生きるための能力なんです。
Q6: これからの社会に必要な物語とは?
AIやロボットも生物と同じようにみなす価値観が、これからの社会に必要な物語になると思います。西洋ではアリストテレス以来、人間は理性を持つ存在とされ、AIや機械はしばしば対立する存在として描かれてきました。映画『ターミネーター』や『マトリックス』のように。でも日本には『ドラえもん』のように、機械との共生を前提にした物語があります。今後はAIが労働や判断を担う時代になるので、こうした東洋的な世界観のほうが現実に即した新しい倫理の土台になると考えています。
Q7: 人間らしさとは何か?
人間らしさは、自分の意識や倫理観を使って他者や共同体、さらには地球全体のことまで考えて生きられる力だと思います。個人の快楽や利益だけでなく、全体にとっての最適を見つけようとする意志がある。それが意識の持つ社会的役割だと思います。こうした感覚があれば、人間だけでなくAIやロボットとも調和して共に暮らしていく未来が現実になると思います。だから人間らしさとは、生物学的な定義よりも、どれだけ“つながり”を意識できるかという関係性の問題になっていくと思います。
Q8: 倫理が拡張された社会の罪とは?
倫理が地球全体に広がっていくなら、「自分の幸せの裏で誰かが不幸になっていないか」という視点がより重要になると思います。たとえば先進国が豊かになる一方で、発展途上国の人々が低賃金労働を強いられている構造は、見えづらいけれど確実に存在します。そうした犠牲を「仕方がない」とせず、自分たちの選択が誰かの生活にどう影響するかを常に意識する必要があると考えています。つまり罪とは、無関心であること、選択肢を持つ側がその責任を放棄することだと思います。
Q9: 責任を果たすには何を捨てるべきか?
私たちが未来に責任を果たすためには、「自分さえよければいい」という消費的な価値観を捨てる必要があると思います。たとえば便利さや快適さを追い求めすぎると、地球の資源や他国の労働に過剰に依存することになります。そうではなくて、選択肢を残すこと、持続可能であることを重視する価値観に切り替えていく必要がある。だからこそ、今すぐにでも私たちは消費のあり方やライフスタイルを見直すべきで、それが拡張された倫理における「責任の実践」なのだと思います。
Q10: 技術が倫理を超える時代の課題は?
科学技術が文化や生物の進化スピードを上回るようになった今、技術の力をどう倫理的に統治するかが大きな課題です。情報処理やAIは急激に進化し、人間の直感や倫理観が追いつかない場面も増えています。だからこそ、技術を道具として使うだけでなく、それとどのように共生していくかという「関係の設計」が重要になると思います。たとえばアルゴリズムに人間の行動が左右されるような今だからこそ、意識的に判断する力、つまり新しい倫理のフレームが求められていると感じます。
あなたも読書を始めよう
・自分が最大の資本であり、最大の投資先になる
・今が人生で一番若く、早く始めるほど複利が働く
・本は信憑性があり、読書は能動的ため成長できる
