本 要約【1兆円を盗んだ男 仮想通貨帝国FTXの崩壊】マイケル・ルイス #1058

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Q1: 『1兆円を盗んだ男 仮想通貨 帝国 FTXの崩壊』を読んで、最初に印象に残ったのはどこですか？

考える勇気を持つことの大切さが強く伝わってきました。主人公が遊園地を楽しめなかったり、表情を自分で学ぶ必要があったりするところから、人間性というのは解けないパズルのようなものだと感じました。また、神やサンタを本気で信じている人がいることに驚いたという描写から、「世界が間違っていて自分が正しい」という感覚があることを初めて認識しました。社会の圧力の中で自己価値を保つのではなく、あえて行動して悪者になる方が楽だという話も深く刺さりました。

Q2: 「人間性とは解けないパズル」という感覚は、どうして生まれたと思いますか？

同年代の子が神話的存在を本気で信じているのを見たとき、自分との違いを強く感じたんです。例えば、自分はサンタを信じるっていうより「そういう設定」だと思っていたのに、周りはそれを現実のように感じていて、そのギャップに驚いた。親も自分が遊園地を楽しめないのを不思議がっていたりして、周囲にうまく合わせるためには表情や感情をパターンとして学ぶ必要があると感じました。人間性を直感ではなく、左脳的に理解しようとしていたんだと思います。

Q3: 左脳的な理解と右脳的な直感には、どんな違いがあると感じていますか？

左脳的な理解は、パターンを見て理屈で合わせる感じです。だけど、それだと未知の場面に出くわした時に固まってしまうことがあります。直感で行動する人は、自然に動けていて、それはすごく自由に見える。でも、自分のように左脳で処理してる人同士だと「あ、この人もか」って理解しあえるのが面白いんです。だから、直感も理性も、どちらが良い悪いじゃなくて、使い分けが大事だと思っています。

Q4: 自分らしく生きるには、直感型と理性型、どちらが向いていると思いますか？

直感的に生きてる人の方が、「本当の自分」に近い形で生きてるように見えますね。感情や本能に従って行動できるし、嘘をつく必要もない。だけど、それってエネルギーの消費が激しくて、毎日そのモードでいるのはしんどい。だからこそ、自分は直感を温存して、食事や生活習慣は全部ルール化して管理しています。そうすることで、エネルギーを温存して、フィクションを読むとか、映画を見るとか、空想に使える「余白」を残すようにしてるんです。

Q5: 左脳的に生きることは、自由や幸福にどんな影響を与えると思いますか？

左脳的でも、感情や直感を後から理屈で合理化すれば、自分では自由に生きてるって感じられると思うんです。ただし、SNSやYouTubeなどの情報に支配されていたら、その自由は幻想になってしまう。だから、日々の情報に対して「これはいらない」って選ぶ力、キャンセルできる意思が必要です。そういう自己管理ができてこそ、本当の自由や幸福に近づける気がします。

Q6: 「実現可能性の低いことをする」という考えに惹かれた理由は？

それが自由とつながっていると感じるからです。研究者やインフルエンサーのように成果の出にくい職業でも、挑戦し続けることで埋もれていた才能を開花させ、人類の認識する世界を広げることができる。それが自分の認識世界を広げることにもつながって、結果として自由が広がる。医師や銀行員のような安定職とは別の軸で、意味のあるリスクを取る生き方も存在すると感じます。

Q7: 自分の認識世界が広がることが、なぜ「自由」につながると感じるのですか？

人間は「世界そのもの」を見ているのではなく、「自分が認識している世界」を見ていると思います。だから、認識の幅が広がれば、それだけ自分の世界が豊かになり、自由に感じる範囲も広がるんです。そのために、他人の才能を活かすような支援をしたり、自分自身も研究者としての目線で物事を見たりすることが大事だと思っています。

Q8: 認識の幅を広げるために、今どんな知識や視点が足りていないと感じていますか？

最近はフィクションの重要性を再認識しています。昔は「フィクションなんて意味あるのかな？」と思ってましたが、人間が認識している世界自体が主観的なので、科学や事実だけでは広がらない世界もある。小説や漫画のような情報量が少なくて、自分で空想できる「余白」のある表現の方が、自由な想像力を育てられると思うようになりました。

Q9: 空想の「余白」がある作品とは、具体的にどんなものですか？

まだ具体的な作品名までは深掘りできていませんが、自分にとって大切なのは、映像化されすぎていないこと。映画よりも漫画、漫画よりも小説の順番で、自由な空想の余地が広がっていく感じがします。登場人物の表情や世界観を自分で補完できるのが楽しい。だからこそ、自分が自由に想像できるような空間を残してくれる作品に惹かれます。

Q10: 今後、自由と認識の拡張のために、どんなことに挑戦していきたいですか？

もっと多様なフィクションに触れて、自分の中にある「世界観の枠」を広げていきたいです。また、効果的利他主義の視点から、自分が支援することによって、他人の認識世界が広がるような活動にも関わっていきたい。自由とは「好きに生きること」じゃなくて、「より多くの世界を理解し、自分の選択肢を増やすこと」だと思うからです。 “`

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2023.05.27
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