既知の未知を探求する
— ひろき@AIと思考実験してみた (@bluesbookblog) April 9, 2025
証拠を提示するのは主張側で、並外れた主張には並外れた証拠がいる
自然科学は否定されるまでは正しく、ダークマターの観測限界など証拠がない=存在しないとは限らない
社会科学は肯定されるまで正しくなく、立証責任は常識や良識を押し付ける側にあるhttps://t.co/BiMlSBLGrT
- AIと思考実験してみた
- Q1: ローレン・クラウスの『私たちは何を知らないのか 宇宙物理学の未解決問題』から、特に印象に残った考え方はなんですか?
- Q2: その考え方は、どんな場面で役に立つと思いますか?
- Q3: 人間が作った“虚構”でも、広く信じられているものはありますか?
- Q4: では、なぜ多くの人は意味や価値を信じ続けるのでしょう?
- Q5: その“信じる力”を、どう使えば新しい社会や生き方をつくれると思いますか?
- Q6: そんなテクノロジー時代に、「人間らしさ」はどう残っていくと思いますか?
- Q7: 「今この瞬間を楽しむ力」は、どうやって育てられると思いますか?
- Q8: なぜアマチュア的な姿勢が「今を楽しむ」ことにつながるのでしょう?
- Q9: 長期的に制度や法則を生み出すような行動は、どうやって日常の中で始められると思いますか?
- Q10: 最後に、こうした考え方を持ち続けるために必要なことはなんでしょう?
AIと思考実験してみた
Q1: ローレン・クラウスの『私たちは何を知らないのか 宇宙物理学の未解決問題』から、特に印象に残った考え方はなんですか?
まず大事だと思ったのは「証拠を出すのは主張した側」ということ。そして「並外れた主張には並外れた証拠が必要だ」という姿勢です。自然科学では「否定されるまで正しい」という前提があって、たとえばダークマターのように証拠が観測できないものでも、完全に否定されない限りは可能性として認められます。一方で、社会科学では「証明されるまで正しくない」という逆の姿勢が求められる。つまり「常識」や「良識」みたいなものを信じろと言う人に、まずその正しさの証明を求めるべきだというのが僕の考えです。
Q2: その考え方は、どんな場面で役に立つと思いますか?
社会科学のように人間がつくる仕組みに関わるとき、とても重要になると思います。自然というのは人間が存在するよりもずっと前からあり、何万年というスパンで安定してきたものだから、信じる土台として合理的です。逆に、人間が後から作った「常識」や「社会制度」みたいなものは、歴史が浅く、虚構にすぎないかもしれません。だから、それが正しいと主張する人がまず説明責任を果たすべきなんだと思います。
Q3: 人間が作った“虚構”でも、広く信じられているものはありますか?
あると思います。「人間はこの世界に何かしらの価値を残すべきだ」とか「生きることには意味がある」みたいな考えですね。でも僕は、そういうのも実は物語にすぎないと思っています。地球上の生物も、ただ生態系の一部として存在しているだけで、特別な目的があるわけじゃないかもしれない。結局、人間が生きやすくなるように、遺伝子がそういう意味を信じさせてるだけなのかもしれないって思っています。
Q4: では、なぜ多くの人は意味や価値を信じ続けるのでしょう?
それは、意味を信じる方が「自分は存在していていいんだ」と思いやすくなるからだと思います。何の意味も感じられなければ、「なんで生きてるんだろう」とネガティブになってしまう。だから人は、友達や家族、仕事、役割といったものに自分の価値を重ねて、「生きてていい理由」を作り出してるんじゃないかなって感じています。リチャード・ドーキンスの言う「遺伝子の乗り物」って考え方が、ここにも通じると思う。
Q5: その“信じる力”を、どう使えば新しい社会や生き方をつくれると思いますか?
文明をより発展させていく方向が面白いと思います。たとえばイーロン・マスクがやっていることがその代表例。Twitterの買収や、民主主義を支える仕組みの再設計、エネルギー面での再生可能技術への投資、テスラでの電気自動車やスペースXでの火星移住計画、そしてブレイン・インターフェースの研究など、全部が「未来をつくる」ことに向かっている。意味や価値が虚構だとしても、それを信じて突き進むことで、次の世界をつくる原動力になると思います。
Q6: そんなテクノロジー時代に、「人間らしさ」はどう残っていくと思いますか?
「人間らしさ」は、社会性やつながりの中にあると思います。AIやロボットがどんどん進化していく中で、逆に人間は「今この瞬間を楽しむ力」に回帰していくような気がします。長い人類史の中で見ても、労働に縛られていた時代ってごく一部で、もっと自由に狩猟採集のように暮らしていた時間の方が長かった。だからこれからは、もっと感覚的に生きる方向に進むんじゃないかって思っています。
Q7: 「今この瞬間を楽しむ力」は、どうやって育てられると思いますか?
外からの評価じゃなくて、自分の中から湧き上がる「やりたい」気持ちに従うことが大事だと思います。つまり「内発的動機」にフォーカスすること。プロになってしまうと責任や過去の前例に縛られてしまうけど、アマチュアのままなら自由にやれる。だから僕は、アマチュア的に好きなことを追求していくのが大切だと思っています。それでも生活していくにはお金が必要なので、本業で安定を確保し、副業や余暇で本当にやりたいことをやる、という分け方が現実的かなと思っています。
Q8: なぜアマチュア的な姿勢が「今を楽しむ」ことにつながるのでしょう?
プロになると「結果」や「責任」が常に求められるから、自由に動けなくなってしまうんですよね。でもアマチュアなら、評価されなくても自分のペースで楽しめる。アインシュタインも特許庁で働きながら、自分の興味を深めて相対性理論を生み出しましたし、マルクスもエンゲルスの支援を受けながら理想を語っていた。評価は後からついてくるもの。今この瞬間を楽しみながら、自分のペースで世界を見つめていくことが、人間にとって本当に自然な生き方なんじゃないかなと思っています。
Q9: 長期的に制度や法則を生み出すような行動は、どうやって日常の中で始められると思いますか?
まずは「短期的な成果」だけを求める発想から離れることが必要だと思います。目の前の利益や効率だけを追うのではなく、10年後、50年後、100年後に役立つ考え方や仕組みを考えること。たとえば、自分の行動が未来の人たちにとってどんな影響を与えるかを意識する。制度や法則は、日々の小さな選択からも生まれると思うので、自分なりの問いを持ち、日常を見直していくことがスタートだと思います。
Q10: 最後に、こうした考え方を持ち続けるために必要なことはなんでしょう?
一番大切なのは「自分の感覚を大事にすること」だと思います。正しさや効率にばかり目を向けすぎず、自分が「おもしろい」「これをやってみたい」と思えることに素直になる。その感覚こそが、社会の中で個人としての「意味」をつくっていく。意味が本当かどうかなんて気にしなくても、そこに力がある限り、それがきっと次の何かにつながっていく。だから、自分の心に正直に、アマチュアとして世界と関わっていくことが大切なんだと思います。
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